カナダ - シドニー(カナダ)について

シドニー(カナダ)は、ノバスコシア州に位置しており、ケープ・ブレトン地域が行政を担っている地域です。亜寒帯湿潤気候で夏は過ごしやすい反面、冬はマイナス10度を下回ることもあります。日本の天候に例えると、釧路と非常に似ており、シドニーの7月から8月の平均最高気温は23度程度です。高温多湿と言われる日本の本州以南に住んでいる人ならば、避暑地と言えるほど過ごしやすいでしょう。年間を通して風が強く、曇天が多いという特徴もあります。最高気温記録は35度を超えたことがありますが、実際には30度を超えるような日はほとんどありません。北海道の多くの都市と比較しても、夏は涼しく冬は寒いという特徴があり、夏が最も快適に過ごせます。旅行をするなら7月から9月がおすすめです。暑すぎない気候の中で、快適な観光を楽しめるでしょう。観光地巡りや散策、写真撮影をするなら、美しい風景のコントラストを楽しめる降雪のない時期がおすすめです。降雪は11月から4月くらいまで続くので、寒いのが苦手な人は5月以降に旅行プランを立てるのが良いでしょう。ブラス・ドール湖周辺にはトランスカナダハイウェイが通っています。これはカナダ大陸横断高速道路という意味で、カナダを東西に移動するときに便利で、その路線延長は8,000kmを超えていることで有名です。大自然の中でのドライブは疲れた身体を癒してくれることでしょう。ケープ・ブレトン島の東海岸にあるシドニーは、近年観光事業が活発化し、今や世界的な観光都市に変貌しており、それに伴い観光収入が増えているのが特徴です。ケープ・ブレトン島の文化遺産が集中しているエリアでもあるため、じっくりと時間をかけて巡るのが良いでしょう。宿泊施設は周辺の観光名所へのアクセスを考えて設置されています。また、カボット・トレイルは自転車でツーリングをするのにも最適で、路面が整備されているので、ハイキングにも適している場所でしょう。周辺は非常に美しい風景が広がっており、カナダでも1～2位を争うほどの景色です。丸い山々のなかほどには道があり、眼下には美しい海が広がっています。この一帯はスポーツも活発に行われているので、カヤックや乗馬などを楽しむことも可能です。ルイスバーグにあるルイブール要塞は、大勢の観光客が訪れる歴史的建造物として知られています。国定史跡に指定されており、ガイドが詳細な説明をしてくれるのも魅力の1つです。マスケット銃や大砲に関する説明や、発砲の実演などが行われており人気を集めています。ケープ・ブレトン高地国立公園は紅葉の景勝地として有名です。様々な色合いの針葉樹があるので、圧倒的な迫力で観光客を驚かせてくれるでしょう。遊歩道も整備されているおり、歩いて散策すれば、日常の喧騒を忘れてゆっくりリラックスできます。おいしい空気を楽しみながら、目の保養ができる魅力的な場所です。紅葉観賞に適しているのは10月前半で、サイクリングをしながら観賞する人も少なくありません。シドニーへはクルーズ船が就航しており、船を利用した移動に優れています。クルーズ船で観光に訪れる観光客は多く、紅葉を観賞するのが最大の目的です。J・A・ダグラス・マクレディ・シドニー空港では、エア・カナダJazzのハリファックスとトロント便が利用できます。遊歩道が完備されているので、じっくりと歩いて周辺を散策したい人にもおすすめです。シドニーには多く国の人々が生活しているため、様々な文化やイベントなどが体験できます。様々なイベントが随時開催されているので、行くたびに新しい楽しみに出会えるでしょう。その他の観光スポットとして、グリース・ベイ鉱山博物館やアレクサンダー・グラハム・ベル博物館なども人気があり、ドニーの文化を知ることができると好評です。近年は特に観光に力を入れているので、観光客にとって増々過ごしやすい場所となってきています。ドライブで観光するのも良いですが、じっくりと見学するためには自転車や徒歩での移動がおすすめです。かつてのシドニーは鉄鋼業が主力産業で、観光客を受け入れる体制はありませんでしたが、ここ10年ほどで一気に観光都市へと生まれ変わりました。以前にカナダへ旅行をしたという方も、新たな発見や楽しみに出会えることでしょう。今では観光客が観光客を呼び込む好循環を生んでおり、文化遺産を中心地に集める工夫により観光の利便性がさらに向上しています。