カナダ - ケローナについて

ケローナ(ケロウナ）/カナダは、インデイアンのセイリッシュ語族の言葉でグリズリーを意味しています。この街はオカナガン地方最大の町で、ブリテイッシュ・コロンビア州でも3番目に大きい街です。南北に長いオカナガン湖のちょうど真ん中あたりに、位置していています。このあたりのオカナガン湖はかなり幅が狭くなっているので、湖越しに対岸のなだらかな丘陵もよく見えるのです。ケローナ(ケロウナ）は、カナダ国内有数のサマーリゾートで湖沿いに広がるビーチは、湖水浴を楽しむ人でにぎわっていてリタイアした人々が集まる街でもあり、人々もどこかのんびりしているように見えます。ケローナ(ケロウナ）があるトンプソン・オカナガン地方は、なだらかな牧草地から深く台地に刻まれた渓谷、トンプソン川岸に広がる砂漠のような風景、豊かに広がる果樹園にブドウ畑、変化にとんだ地形と風土が織りなす、不思議な魅力を持ったエリアです。ケローナ(ケロウナ）のダウンタウンは、オカナガン湖に面したシテイ公園を中心とした半径2・3ブロック程になります。公園に面した通りには、こぎれいなリゾート風モーテルやレストランがあり、湖沿いにはカフェやツアー会社、ショップが並んでいて民家や大きなショッピングセンターは郊外にあるのです。かなり広い街なので、車がないと全体像をつかむことができません。市バスがありますが、路線はあまり多くはなくダウンタウンでは、オカナガン・ヘリテージ博物館の向かいにターミナルがあるので、そこから乗車します。シテイ公園の南には、ビーチが広がっていて日がなのんびりしたり、レンタサイクルを借りて走るのも気持ちがいいことでしょう。シテイ公園は、オカナガン湖にかかった珍しい浮き橋のたもとにあります。この公園は黄金色に輝く水面に、対岸の丘陵の影が映る美しい場所にあり公園の中心付近には、オカナガン湖に住むという伝説の怪獣オゴポゴの像があります。北の端にはマリーナがあり、モーターボートなどをレンタルしていてマリーナに停泊しているのは、オカナガン湖最初の外輪船です。若者たちが夜遅くまで騒いでいることもありますので、日没後に歩く時には、注意したほうがいいでしょう。オカナガン地方は温暖な気候を利用して、1890年代から大々的なリンゴ栽培の産業化に取り組みカナダ国内はもちろん、米国北部の各州に輸出して成功を収めました。果樹産業博物館は、その果樹産業をテーマにしていて実際に使用された道具などの展示が見られます。また果樹産業博物館に併設してビンテージワインや瓶を展示した、小さなワイン博物館もあるのです。オカナガン・ヘリテージ博物館は、インデイアンや毛皮猟師、鉄道建設に携わった中国系移民の歴史など小さいですが、よくまとまった展示がされています。ケローナ(ケロウナ）は、愛知県春日井市と姉妹都市であり博物館の隣には、日本庭園の春日井庭園もあるのです。ケローナ(ケロウナ）のレストランは、新鮮さや地産など食に対する意識が高く、盛り付けにもこだわったクリエイテイブな料理を提供しています。シテイ公園の前には、カジュアルダイニングがあり洗練されたおしゃれな雰囲気の店内で、ピザやパスタ、バーガーなど豊富なメニューを楽しむことが可能です。ホテルについては、湖に面したホテルやハイウエイ沿いにあるホテルなど、いろいろなホテルを利用することが可能でダウンタウン北端の湖に面した最高級のホテルには、隣接してマリーナがありカジノに、スパ、サウナ、ジャグジーなども完備していて、客室のベッドはすべてクイーンサイズ以上で快適に宿泊することができます。ダウンタウンから徒歩で30分かかるホテルでは、予約をすれば迎えに来てくれるので安心して利用ができます。スタッフは全員陽気でフレンドリーなので、楽しく滞在することができるのです。ケローナ(ケロウナ）には、バンクーバーから飛行機が一日10から１５便運航されています。所要時間は約55分です。空港から市内へは、シャトルバスが運航されているので安心してください。バスはバンクーバーから一日4から5便運航されていて、所要時間は5時間から7時間かかります。ケローナ(ケロウナ）はカナダの中でも比較的に温暖な気候で、いつ行っても楽しむことができる街になっていますので大いに楽しんで帰ってきてください。夏場に行くと湖で、思いっきり楽しんで帰ることができます。