カナダ - ケンブリッジベイについて

ケンブリッジベイへ行く場合気になるのが気候になるでしょう。1年間のうちで、年間平均気温はマイナス13度とかなり寒い傾向にあります。この地域は北極に近いことから一年を通して30度を超えるようなことはありません。特に冬場の冷え込みやひどくマイナス40度ぐらいになることもあるでしょう。この場合には、交通機関がストップしている可能性があるため、現地に行くまでの方法がないかもしれません。いずれにしても、時期を選んでいく必要があります。降水量は、夏場の方が多いですが冬場は雪に変わってしまうためそれなりにつもることが考えられます。山岳地帯と平地によっても随分と異なりますが、平地でも1m以上積もることは珍しくないです。山岳地帯になるとそれ以上の大雪になることも多く現地に行く場合には要注意です。ケンブリッジベイのランドマークの一つは、北極海になります。この地域はもともと人があまり住んでおらず、広い大地に人口が5000ほどしかいません。建物といっても、特に目立った建物はなく観光する多くの人は海を見にいく傾向があります。北極の向こうまで続く海は、非常に壮大ですが8月を過ぎると非常に厳しい寒さになります。気をつけなくてはいけないのは、どこまでが陸でどこまでが海なのかよく分ない場所があることです。あるいは、池や川がある場合でも、凍っている可能性があり下手をすると川の上を陸地だと思って歩いていることも考えられます。海に関しては、つねに波がありますので陸地と間違えることはないでしょう。ただそれでも、冬場の海は非常に荒れているため遠くから見る分にはよいですが、近づくと大変危険です。観光地の一つは、ケンブリッジ・ベイ・ユース・レクリエーション・コンプレックスと呼ばれる施設になります。ケンブリッジ・ベイ・ユース・レクリエーション・コンプレックスは、わかりやすく言えばスポーツ競技場のようなところで室内の施設になります。この地域は、冬場になると雪が積もり、吹雪が起こることから外などでプレーすることはまずできません。夏場も、雪は降らないものの気温が低くスポーツに最適な場所とは言えないでしょう。この周辺のスポーツといえば、野球やサッカーなど多くの人はやることが少なく、アイスホッケーなどが流行しています。ちょうどこの施設でも、アイスホッケーを行うことができるように設計されているのが特徴です。室内には、アイスホッケー場とブルーの観客席がありホッケーを見学することが可能になります。ただ、いつでも試合が行われているわけではなく、秋から春にかけての氷ができるシーズンでないと見学しても何も行われていません。もちろん夏に見学してもよいですが、試合は一切行われていないため単なる施設の見学だけになってしまいます。駐車場は非常に広く、何台でも駐車することができるほどのスペースがあります。駐車料金も無料になるため金銭的な負担が少なくお金のかからない観光となるでしょう。もう一つの観光地は、アークティック・コースト・ビジター・センターと呼ばれるところになります。アークティック・コースト・ビジター・センターは、カヤックをするときに利用する建物の一つです。この町には、すぐそばに北極海があり、北極海をカヤックで楽しむためにはこのセンターでカヤックを借りなければいけません。また、室内は白クマのはく製などが置いてあり非常に貴重な置物と言えます。人間の身長よりも高い白クマのはく製の様子は、まるで森の中にいるような錯覚をしてしまいます。それ以外でも、周辺地域でハントしたキツネやふくろうなどのはく製もあり沢山の見どころがあるといえるでしょう。釣りをする場合も、ここを拠点としてみるのも良いかもしれません。北極海だけでなく、近くを流れている川もたくさんの魚を釣ることができます。季節によっては、鮭を釣ることもできるため日本ではなかなかできない貴重な体験をすることが可能になります。英国国教会も、数少ない観光地の一つです。この教会は、主に地元の人が利用しますが観光客が中に入ってお祈りをすることも可能です。建物の外観は、教会っぽさはありませんが、中に入ってみると白い壁にステンドグラスが飾られており、不思議な空間を味わうことができるでしょう。長椅子は木製のものが利用されており温かみのあるつくりとなっています。礼拝をしたい場合には、毎週日曜日の10:00からオープンしています。