カナダ - ベーコモーについて

ベーコモーは、人口22,000人ほどの小さな街で、カナダのモントリオールから約420km北東に位置しています。コモー湾に隣接していることから、フランス語で湖の意味の「ベー」をつけて名付けられました。美しい森林と水辺に囲まれているところで、避暑地として夏は大変賑わうエリアです。クルーズのシーズンには、毎年たくさんの観光客が訪れ、静かな街が賑わいます。また、こちらは世界最大級の水力発電所を有することでも知られている街です。今回は、ベーコモーエリアのおすすめしたい観光スポットをご紹介いたします。次回の旅の参考にしてみてください。
氷河公園
「氷河公園」は人気の観光スポットであり、たくさんの訪問者が訪れているところで、この街の氷河をテーマにした施設です。2部構成になっており、マルチメディア体験サイトでは、2万年前にタイムスリップして氷の溶ける様子が見られます。そして自然体験サイトでは、氷河期当時の地形を訪れて学べます。マルチメディア体験は、とても大きくて圧倒される氷河の壮大さに感動しますよ。また自然体験サイトでは、地層の中に蓄積した貝殻を見学でき、古代の海のケベックの様子を知る事が可能です。圧巻の景色と共に歴史も学べる訪れたいスポットです。
聖アメリエ教会
様々な歴史的建築物を見学できるのも旅の楽しみの一つですね。こちらにも訪れてもらいたい素晴らしい場所があります。「聖アメリエ教会」は、街の歴史地区の中心部に位置していて、宗教史の象徴ともいわれる建物です。1937年に建設が始まり、第二次世界大戦中に完成しました。そして1939年には初めてのミサが行われたところです。中に入ると木製のアーチに天井のフラスコが目に入り、その優美な光景は圧巻です。窓にはステンドグラスも輝き、どこを見ても美しいつくりになっています。こちらはミサだけでなく、コンサートや会合など様々なイベント会場としても使われています。ベーコモーの散策コースとして海辺の広々とした公園が近くにあるので、お散歩がてら出かけてみてはいかがでしょうか。
パーク・デ・ピオニアーズ
憩いの場になる公園は、訪れるだけでその街も知る事ができるだけでなく、くつろぎを与えてくれます。ピオニエ公園」は、アルシャンボー湖と周りの山々が景観の一部となっている魅力的な場所です。設備が行き届いた公園は、ピクニック用テーブルやバーベキューも楽しめます。こちらでは様々なイベントも行われており、7月、8月の夏のシーズンは、週1回のペースで音楽コンサートの催しがあったり、ピクニックエリアや、市営ビーチも設置していて、家族で楽しめるスポットになっています。
サンドナノーティカルクラブ
「サンドナノーティカルクラブ」は、避暑地として有名なこのエリアを満喫できるスポットで観光客に人気です。こちらには航海スポーツ愛好家が集まる場所として、カヤック、ヨット、ペダルボート、ウインドサーフィンなど自然を感じながらアクティビティを楽しめます。インストラクター付きのツアーに参加すれば、アーカンボー湖とその近くの川を案内してくれます。また、冬には、森の中でのスケートと、1kmのウォーキングトレイルがあり、そちらも人気です。森の中でのスケートは楽しいですよ。夏も冬もエンジョイできるスポットとしておすすめです。
フランクリンいにしえの森の村
「フランクリンいにしえの森の村」は、ベーコモー市街から車で20分ほど東に行ったところにある観光施設です。ここでは、20世紀初頭にこの地域の発展に大きな役割を果たした、山林業の労働者たちの拓村の歴史が見られます。開拓時代の住宅を屋外展示していたり、内部では、当時の生活用具、写真などの資料が展示されていて、この地域の歴史を知るにはうってつけのスポットになっています。紙やパルプ生産で栄えてきた街の当時の様子を観察してみましょう。
旅をより実り多いものにするために、宿泊先選びは重要なポイントになりますね。ベーコモーは小さな街ですが観光客も多いので、リゾート感のあるのホテルが並びます。街の中心地の便利なエリアに集中しているので、滞在をより心地よいものにしてくれますよ。また、湖のある付近は、避暑地としての人気度も高いこともあり、おしゃれなリゾートホテルが点在しています。行動予定によって、移動がしやすい市街地か、緑がいっぱいの湖付近か、を選んでみるといいですね。ここならきっとお気に入りになる施設が見つかるはずです。