カナダ - アボッツフォードについて

アボッツフォードは、カナダのブリティッシュコロンビア州南西部の都市です。ゴールドラッシュの頃にイギリス軍がフレーザー川流域の測量を行ったところから、最初の開発が始まります。その後、1891年にカナダ太平洋鉄道が、1910年にはBCエレクトリック鉄道が開通し、今はバンクーバー国際空港の代替空港としてのアボッツフォード国際空港も完成し、田舎の都市として親しまれているのです。アボッツフォードの観光地として人気なのはキャッスルファンパーク、屋内と屋外と両方でアクティビティがあり、雨の日でも関係なく楽しめます。屋外ではゴーカートやゴルフ・屋内にはバッティングセンターにゲームコーナーなど、更にカナダ版プリクラまであるので、小さなお子さんも若いお姉さんでも大喜びとなるでしょう。ゴルフ場が屋内にあるというのも珍しいところ、しかもジャングルや珊瑚の海とそれぞれにテーマが設定されているのです。海外のテーマパークならではの独特の雰囲気に、日本との違いを探し出してみるのもおすすめです。自然豊かなアボッツフォードならではの見どころと言えばミルレイクパーク、美しい湖を中心に様々な種類の鳥類を目にすることとなるでしょう。のどかな雰囲気に、地元の人もジョギングや犬の散歩・釣りなど楽しむために日常的に訪れています。せっかく海外に行ったのだからと各地の観光地を見ようと走り回るのも良いですが、時にはのんびりする時間を作ってみてはいかがでしょう。日本からやってくる際に利用するアボッツフォード国際空港、こちらもまた観光スポットの一つとなります。何しろ有料にはなるものの、北米最大級のエアショーを見ることが出来るのです。飛行機や戦闘機や戦車などを見学できるスポットもあり、中には実際に機内に乗り込める機体もあるので、男の子達は目を輝かせることでしょう。ホットドッグなどの屋台も立ち並んでおり、正に観光地と化しているので、他へと移動する直前ギリギリまで楽しめるのも空港ならではの利点です。観光地と言えばご当地アイスクリームというのが日本でも当たり前となっていますが、バーチウッドデイリーファームではフレーバーの種類がなんと50種以上と非常に豊富です。使われているのはこだわりを持って育てられたアボッツフォードの牛の濃厚ミルクなので、美味しくないわけがありません。ここでしか食べられない味というのはもちろんのことですが、特に人気があるのはブラックラズベリーチーズケーキ味です。また、その味に感動したのなら、お土産用にこちらのファームで作られた自家製チーズ・ヨーグルトなども楽しめるでしょう。お土産ならクレイバーンビレッジストアもおすすめです。カナダならではの色とりどりのキャンディはばら撒き用にピッタリで、蜂蜜に自家製ジャム・海塩やバルサミコ酢・オリーブオイルと、多様な製品が売られています。しかも、いずれもパッケージまでとにかく可愛くて迷ってしまうはずです。ウィンドウショッピングしているだけでも楽しい、そんな観光スポットなのです。お土産選びで疲れたらすぐお隣の喫茶店に、紅茶とスコーンが美味しいと評判で、観光客だけでなく地元住民らもよく訪れています。アボッツフォードはアイスクリームやスコーンと美味しいものが沢山あるだけでなく、素敵な景色も見られてカナダが誇る大迫力のエアショーまで見られます。大都会とは言えない地域ながらも、盛りだくさんで楽しめるのです。カナダ国内で3番目に民族構成が多様な都市でもあるため、歩いているといろんな人たちと出会うことも出来るでしょう。郊外ゆえに治安もあまり悪くはなし、のんびりと楽しむことが出来ます。とは言え冬場は非常に寒くて、しかも湿度が高いのでいつも曇り空でどんよりしています。温かな夏の時期に訪れるのが一番です。夏と言っても26度程度と快適、これならキャッスルファンパークの屋外のアトラクションも充分に楽しめますし、バーチウッドデイリーファームでのソフトクリームが大変美味しく感じられることでしょう。ブリティッシュコロンビア州はカナダで特に美しいと言われるエリア、それと大都市であるバンクーバーに隣接しているのですから、ちょっと足を伸ばして更に観光をという時にも便利です。まずはアボッツフォードのお勧めスポット5種をしっかりと堪能してみてください。たくさんの方が訪れる地域ゆえに、空港を中心として宿泊施設だって充実しています。フィットネスセンターやサンテラス・ホットタブもあるホテルだってあるのです。