アゼルバイジャン航空で行く航空券＋ホテルの格安旅行

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アゼルバイジャン航空が設立されたのは独立した1991年の翌年1992年4月7日で、当初は旧ソ連の航空会社であるアエロフロートから機材を引き継いで運航を開始したものです。かつてはアエロフロートから引き継いだ旧ソ連機がメインでしたが、西側のボーイング727やボーイング707を導入しました。その後もボーイング757、ボーイング737、エアバスA319やエアバスA320などを導入し、CIS諸国では初めてボーイング787を受領しています。ボーイング機を中心とした機材構成となっているのがアゼルバイジャン航空の特徴ですが、新規に導入する機種ではロシア製のイルクートMS-21が決まっているものです。

航空路線は、日本への旅客直行便はありませんが、貨物直行便はいくつか運航されています。東アジアへの路線では、つながりが深い中国の北京の便があります。周辺諸国を結ぶ便も多く、ウズベキスタンや、ジョージア、イラン、イスラエル、トルコ、アラブ首長国連邦などがあり、特にドバイはハブ空港と機能しているので、日本からであればドバイ経由で利用することも多いものです。ヨーロッパへの便も多くオーストリアやベラルーシ、チェコ、フランス、ドイツ、イタリア、ラトビア、ロシア、スペイン、ウクライナ、イギリスなど主要な空港との路線があります。またアメリカとの直行便も運航されていますので、アゼルバイジャンを訪れることはそれほど難しいことではありません。

機内構成は、２クラス（ビジネスクラス、エコノミークラス）と３クラス（ビジネスクラス、プレミアム・エコノミークラス、エコノミークラス）などが用意されています。機内サービスについては突出した良さはありませんが、一方で悪さの評判もそれほど聞かれず、運航時間も比較的正確に行われている平均的な航空会社です。機内食サービスもありますが、食事に関してもそれほど悪い評判はみられません。機内食は3種類が用意されていますが、アレルギーなど心配のある場合には24時間前に特別食を注文することが可能です。一方で運賃については他の航空会社と比べると安価に抑えられているため、運賃面から見て機内サービスは十分なものといえます。

一方で運賃が安価な反面で注意しなければならないのが荷物の持ち込みです。アゼルバイジャン航空では、手荷物は3辺の合計が158センチ以内であると定められており、重さはビジネスクラスであれば2個の荷物がそれぞれ32kgまで、エコノミークラスであれば1個の荷物が23kgまでと決められています。規定を超過した分については、追加で料金を支払わなければなりませんが、運行距離によって変わってくるでしょう。ヨーロッパなど近郊路線の場合には23kgまでの荷物は50ユーロとなっていますが、北京やニューヨークなど長距離路線では23kgまでの荷物は100ユーロとなっています。なお、載せられる荷物のうちスポーツ用品のゴルフ用具やスキー用具については重量とサイズに関係なく運ばれます。これらは手荷物として機内に持ち込むことは禁止されているため、貨物室に適切に梱包して運ぶ必要があることに注意しなければなりません。