台湾 - 台南について

台南（たいなん）は台湾戦暗部にある都市で、2012年より台南直轄市として制定されています。
人口は約190万人であり、国全体を見ても発展が早い都市でもあり、今現在も台湾の中心的な都市の一つとして機能しています。
37区から構成されていて、最も人口の多い区で20万人弱、少ない区では5000人に満たないところもあります。
観光名所も多く、特に歴史的な遺物を多く残していることから、「台湾の京都」とも言われており、日本を含む世界中の海外旅行者に人気があります。
観光産業の発展が著しく、それに伴い飲食店の数も増加しているため、食事にも不自由することはありません。
歴史をひもといて行くと、台南は何回かの統治体制の変遷を経て今の形に至ります。
1600年代には、オランダに統治されていた歴史を持ちますが、これは東アジア諸国との貿易を試みたオランダが台南に侵入したことが発端となっています。
1800年代後半には、日本にも統治された歴史を持ち、この時代に大きな近代化政策が導入され、教育も発展しました。
鉄道の解説や各種工場の開設が国全体の経済を発展させていきますが、台南も国とともに進化を遂げています。
中華民国に領有権を奪われた時代もありましたが、民衆運動により徐々に体制にも変化が訪れ、2010年に台湾省管轄の台南県及び省轄市が併合されて、現在の形になっています。
東アジア諸国の中でも近代化の進んだ都市であり、それ故にインフラや交通も充実しています。
空港・鉄道・バスなどの公共交通機関が整備されており、道路には数多くのバスや自動車が走っています。
細い道が多いことからバイクの利用者が多いのも特徴です。
台湾は野球も盛んであり、地元チームとして統一ライオンズというチームがあり、日本の球団と試合をしたこともあります。
日本のいくつかの都市と姉妹都市提携をしており、金沢市・水上町・加賀市・滋賀県・青森県・弘前市・山形市・富士宮市・仙台市・日光市と提携しています。
気候は年間通して気温が高めで、日本の冬に当たる11月~2月頃でも、最高気温は20度を超える日が多くなっています。
治安に関しては、台湾という国自体の治安が非常に安定しており、この都市に関しても同様に安定した治安を保っています。
衛生面では日本ほど整っていないので、水道水ではなくミネラルウォーターを購入して飲むことをおすすめします。
以下では、台湾のおすすめ観光スポットと宿泊エリアを紹介していきます。

・孔廟
孔廟とは、孔子の教えを国民に対して教える神聖な場であり、台湾国内には複数の孔廟が存在します。
台南にももちろん孔廟があり、国内にある孔廟の中でも最も歴史が深く、それ故に外国人旅行者にはもちろんですが、自国民に対しても非常に人気のあるスポットです。
日本のお寺のイメージとはまた違い、荘厳な造りに圧倒される人も多く赤く塗装された建物が印象的です。

・赤樓
こちらも人気のある歴史的観光スポットです。
中華風の建物ですが、城としての機能を持っていた赤樓は、建物の周辺を石垣で取り囲んでおり、確かにセキュリティがしっかりしているな、という印象を受けます。
広い庭園には羊のモニュメントが数多くあり、写真撮影をするには絶好のポイントでもあります。
非常に人気が高い場所のため、観光客、ツアー客で賑わっています。
台湾はかつてオランダに統治されていた歴史を持ちますが、その歴史を確認する上で重要な場所として保存されていて、所々にオランダ人が作った城壁も残るなど、オランダ色を持った建物となっています。

・國華街
この場所は地元民が多く通う場所であり、まさに生活の中心とも言えるような場所です。
肉や野菜の販売をしていたり、地元のお土産を買うことができるなど、様々な店が立ち並んでおり、日中は非常に活気にあふれています。
ローカルなグルメを楽しみたい方には特におすすめの場所であり、台湾を肌で感じたいという方は是非訪れてみてください。

次におすすめ宿泊エリアを紹介します。

・駅周辺
台南駅の周辺は非常に発展しており、ホテルも数多く存在します。
大型デパートも近くにあり、買い物をするにも適していますし、グレードの高いホテルを探すこともできます。

・安平
都市の中でも非常にメジャーな場所である安平も、宿泊エリアとしておすすめです。
昔なつかしい姿を残しつつも現代に合わせた進化をしているエリアであり、周辺には観光スポットも多くあるので、移動の手間が省けます。