ロンドン・サウスエンド空港について

ロンドン・サウスエンド空港は、ロンドンの中心から東に約65km離れたエセックス州東端のサウスエンド＝オン＝シーに位置しています。ロンドン周辺にある空港のなかで、最も市の中心部から離れた場所にある空港でもあります。もとはロッチフォードの軍飛行場として開発された空港で、1935年に民間の空港として開港しました。

ヨーロッパ各地への定期便のほか、航空機の整備やパイロットの養成などにも使用されており、小型機の利用がメインの小規模な空港で、就航している航空会社もわずか数社となっています。イージージェット、フライビー、ライアンエアーなどの欧州LCCの国内線、国際線が運航しており、主な就航都市はフランスやドイツ、オランダ、ポルトガルのファロなど、ほとんどが2時間以内の短距離路線です。

航空券が格安なことから、旅費を安くおさえたい旅行客に人気です。小さな空港ですので入国審査が早く、空港内で迷うこともほとんどありません。空港の待合ロビーには、カフェやレストランがあり、プライオリティ・パスを持っている方は空港ラウンジに入ることができます。

ラウンジにはパンやマフィン、スクランブルエッグなどの軽食があります。さらに焼き立てが食べられるパンケーキマシンもあるので、快適な時間を過ごすことができるでしょう。