メキシコで行っておくべき観光スポットおすすめ15選!

メキシコで行っておくべき観光スポットおすすめ15選!

日本の約5倍の国土面積をもつメキシコは、スペインによる植民地時代を経て現在の多様な文化が形成されています。メキシコの観光スポットは、チチェン・イッツァやテオティワカン遺跡、プラサメヒコの闘牛、さらには洞窟温泉や、海中の美術館まで多種多様です。

一年を通して暖かい日が続くメキシコ南東部では、ビーチリゾートなど観光要素が盛りだくさん!初めてのメキシコ観光で押さえておくべきスポット15か所をお伝えします。

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メキシコで行っておくべき観光スポットおすすめ15選!

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1.カンクンビーチ(カンクン)

カンクンビーチ

カンクンビーチは、メキシコを代表する高級リゾート地。美しい白砂のビーチ沿いにリゾートホテルがたくさんあり、ハネムーンにも人気。一度は行ってみたい憧れの場所です。

イルカと泳いだりマリンスポーツを楽しんだり、無人島ツアーや世界遺産を巡る拠点としてもおすすめです。

2.ピンクレイク(ユカタン半島)

メキシコのピンクレイク(ラス・コロラダス)

ピンクレイク(ラス・コロラダス/Las Coloradas)は、ユカタン半島北部のリオ・ラガルトス村にあるピンク色の湖!SNSで話題の絶景ポイントです。でも、なぜこんなに美しいピンクなのでしょう?

実は、ピンクレイクは浮遊体験もできる塩湖です。ピンク色になっているのは、赤い色素をもつ植物プランクトンがいるため。なんともファンタジックな光景ですよね。

カンクンから車で4時間ほどかかるので、ツアーで行くのがおすすめ。11月から4月ごろの乾季がベストシーズンです。

3.メキシコ中央郵便局(メキシコシティ)

メキシコ中央郵便局(メキシコシティ)

メキシコシティの歴史地区に、"世界一美しい郵便局"と称されるメキシコ中央郵便局があります。華麗でクラシカルな空間は、まるで宮殿のよう!

でもこの建物は観光地ではなく郵便局なので、もちろん観光客も利用できます。旅の記念に切手を買って、自分にもポストカードを送ってみませんか?郵便局の歴史に関する展示コーナーも設けられています。

メキシコ中央郵便局の場所は、ベジャス・アルテス宮殿のすぐ東。ソカロ広場から徒歩15分ほどなので、歴史地区の散策スポットに加えてくださいね。

4.チチェン・イッツァ(ユカタン半島)

チチェン・イッツァ(カンクン)

チチェン・イッツァは、マヤ文明でも最大級の都市遺跡。チチェン・イッツァの中でも、マヤ独自の特徴が顕著な旧チチェン・イッツァと、トルテカなど中央高原の文化を取り入れた新チチェン・イッツァの二つのエリアに分けられています。

新チチェン・イッツァの中央にあるエル・カスティージョは、9世紀初頭に完成した神殿で、高さ約25m、9層の基壇を持つピラミッド様式の神殿です。四方に配された各91段の階段に最上部の神殿を加えると365段となり、エル・カスティージョ全体でマヤの暦を表しており、現在の太陽暦とほとんど誤差はありません。

他にも戦士の神殿、球戯場など様々な遺跡が遺されていて、当時のマヤ文明をうかがい知ることが出来ます。また、旧チチェン・イッツァにあるカラコルは、マヤ時代の天文観測台だったといわれ、高さ約13mの観測台や、南・西南・西の3か所の観測用の窓などが残されています。

5.ウシュマル遺跡(ユカタン半島)

ウシュマル遺跡(カンクン)

メキシコが誇るウシュマル遺跡は、7世紀頃に創建され、魔法使いのピラミッドを始めとして、尼僧院、球戯場、総督の宮殿やグランピラミッドなど様々な遺跡が遺されており、チチェン・イッツァと並んでマヤ文明を代表する遺跡です。

魔法使いのピラミッドは、高さ約37mの巨大なピラミッドで、東側と西側には頂上の神殿へと続く階段が配置されています。魔法使いが温めた卵から孵った小人が、一夜のうちに作り上げたという伝説から魔法使いのピラミッドと呼ばれています。

他にも、プクウ様式で作られた尼僧院の外壁にはモザイク模様や神々のレリーフが施されていたり、荘厳な石造りの建物からその名前が付けられた総督の宮殿は、2万個以上の切り石が使用され格子文様、雷文、人物像など様々な模様が施されているなど、様々なマヤ建築を見ることが出来ます。

6.シアン・カアン生物圏保護区(カンクン)

シアン・カアン生物圏保護区

シアン・カアン生物圏保護区はユカタン半島の東部に位置しており、サンゴ礁、湿地帯、海、砂漠地帯など陸地と海洋部分の両方が楽しめます。

1987年にユネスコの世界遺産に登録されたシアン・カアン生物圏保護区は、メキシコで最初に登録された自然遺産。総面積50万ヘクタール以上ある敷地には300種以上の野鳥と800種以上の植物が生息しており、野鳥見学にもうってつけです。

観光にはツアーがおすすめ。ツアーでは、ゆったりと川を下るフローティングや、マングローブ地帯を進むカヤックでの海鳥観察、鍾乳洞の泉とセノーテでのシュノーケリングを体験することが可能。他にも、広大なジャングルをトレッキングをしながらマヤ文明の遺跡を間近に見ることもできます。

7.シェル・ハ海洋公園(リヴィエラマヤ)

シェル・ハ海洋公園(リヴィエラマヤ)

カリブ海に面したシェル・ハは、メキシコでも有数のウォーターアクティビティースポット。シュノーケリングで岩場にいる色とりどりの魚と泳いだり、浮き輪に入って川で遊んだりと様々な楽しみ方ができます。

シェルハのアクティビティの中でも人気な、イルカと触れ合うことができるプログラムでは、水中で触れあったり、イルカに足を押してもらって泳いだり、イルカとキスをすることもできるんです。

園内には、更衣室、シャワー、レストランなど設備が整っているため快適に過ごすことができます。シュノーケリング用具はレンタルも可能です。

8.テオティワカン遺跡(テオティワカン)

テオティワカン遺跡

テオティワカン遺跡は、紀元前2世紀頃にテオティワカン族によって建造されたメキシコの宗教都市遺跡です。7世紀頃に滅びるまで、メソアメリカ地域における最大規模の年として栄華を極めていました。

テオティワカン遺跡の中央に位置する太陽のピラミッドは、ピラミッドとして世界で3番目の大きさで、高さ約65m幅約225mの巨大な神殿。248段ある階段は登ることもでき、頂上からの眺めは心地よい風が吹いて爽快ですよ。

月のピラミッドは太陽のピラミッドよりやや小さいですが、高い場所に建てられているために頂上の位置は太陽のピラミッドとほぼ同じ。他にも死者の道や、ケツァコアトルの神殿、ケツァパパロトルの宮殿など様々な建造物が遺されている観光スポットです。

9.ピナカテ火山とアルタル大砂漠(メヒカリ)

ピナカテ火山とアルタル大砂漠(メヒカリ)

ピナカテ火山とアルタル大砂漠は、2013年にメキシコの世界遺産として登録され、アメリカとメキシコの国境にある北米大陸の4大砂漠の1つ砂漠ソノラ砂漠の一部で、コロラド川の東側にある広大な生物圏保存地域です。

生物圏保存地域であるピナカテ火山とアルタル砂漠では、様々な美しい景観を見ることが出来ます。ピナカテ火山では、マグマと地下水が反応による水蒸気爆発によって生まれた数々の火口や溶岩洞窟を、アルタル大砂漠では高さ200mある砂丘や巨大なクレーターを見ることができ、目の前にすると圧巻の光景です。

また、火山と砂漠が織りなす複雑な環境下で、乾燥地帯でありながら約540種もの植物、約200種の鳥類、コヨーテやウサギなど約40種の哺乳類が生息し、固有種や絶滅危惧種を含む多様な生物が多く観察されています。

10.グランセノーテ(ユカタン半島)

グランセノーテ(カンクン)

神秘の泉ともよばれているセノーテは、何百万年もの歳月をかけて雨水が石灰岩を侵食することによって、地下にできた洞窟群です。

カリブ海のリゾート地であるカンクンには、7000近くのセノーテがあるといわれていますが、その中でもグランセノーテは最大級の大きさを誇ります。カンクンにあるセノーテの中でもアクセスしやすい場所にあり、近くにはトゥルム遺跡もあるため、観光スポットの移動時間も短縮できますよ!

石灰岩によって濾過された雨水は、100m先でも見えるほどの透明度があり、朝日が差し込むと水中に光のカーテンが降りる絶景を見ることができるため、午前中の観光をオススメします。グランセノーテでは、シュノーケリングやスキューバダイビングなどのツアーが多く、魚たちと触れ合いながら絶景を楽しむことができます。

11.リオ・セクレト(リヴィエラマヤ)

リオ・セクレト(カンクン)

リオ・セクレトは、カンクンエリアにある鍾乳石と石筍でできたアミューズメント施設。グランセノーテの近くにある鍾乳洞の中をガイドと共に探検していくことができるテーマパークで、ウェットスーツ・ライフジャケット・ヘルメットにヘッドライトを装着して洞窟の中を進んで行きます。

浅瀬を歩いて辺り一面に広がる鍾乳石の説明を受けながら、約1kmのコースを地底河川の流れに沿って、時には足が付かない深さの水中を、時には水面と天井との距離が頭1つ分程度の狭さの中を進んで行きます。川の流れにゆったり身を任せて進んだり、ガイドによる地形や歴史の説明に耳を傾けたり、様々な楽しみ方があります。

12.トラントンゴ洞窟温泉(イダルゴ州)

トラントンゴ洞窟温泉(メキシコ)

海外旅行に行ったとき、温泉に入りたいななんて思ったことはありませんか?メキシコシティから車で約3時間、イダルゴ州の山奥にあるトラントンゴ洞窟温泉は、大自然に包まれた観光スポットです。

トラントンゴ洞窟温泉(メキシコ)

トラントンゴ洞窟温泉は、鍾乳洞にある温泉だけではなく、なんと滝や川も温泉!

お湯の温度は35度から38度程度と熱すぎないので、様々な温泉を楽しむのにはピッタリな温度です。子供も楽しむことが出来るプールやスライダーもあり、お湯につかることに飽きた時には、ジップラインやバーベキューなどもできるため、日帰りではなくぜひ宿泊して満喫しましょう!

13.プラサ・メヒコ(メキシコシティ)

プラサ・メヒコ(メキシコシティ)

出典: By AlejandroLinaresGarcia - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=7178182 (CC BY-SA 4.0)

メキシコで闘牛?と思う人もいるかもしれませんが、16世紀のスペイン植民地時代を経たメキシコには、スペイン文化は様々な場所に残っており、このプラサ・メヒコもその1つです。チケットはプラサ・メヒコ前にあるチケット売り場で購入でき、一番安い最上階の席はハイシーズンには長蛇の列になることも。

メキシコで高い人気を誇っている闘牛は、一年を通し定期的に開催されていますが、マタドールと呼ばれる一流の闘牛士が出演するベストシーズンは10月から2月の間です。適当に振っているように見える闘牛士の赤いマントは、振り方1つ1つに技の名前がついています。

初めに闘牛を弱らせるために背中に槍を刺すのですが、弱らせすぎるとブーイングが起きてしまい、刺し方が甘いと危険が伴うため、この一突きから盛り上がりが始まります。観光客もメキシコ人も一体になって「オーレ!」と言いながら闘牛を楽しんでみてはいかがでしょうか。

14.トゥルム遺跡(リビエラマヤ)

トゥルム遺跡(カンクン)

カリブ海に面したトゥルム遺跡は、スペイン人が最初に目にしたマヤの都市だったと言われています。トゥルム遺跡はグランセノーテの近くにあり、広さもさほど大きくはないため是非セットで訪れてほしい観光スポットです。

トゥルム遺跡には、エルカスティージョという神殿遺跡が崖の上に建っています。神殿入り口の柱には蛇の文様があり、当時の文明の様子をうかがい知ることが出来ます。また、3段階に分けて建設されたフレスコ画の神殿には、死者の世界、生者の世界、紙の世界の3つの領域に分けられており、マヤ文明の世界観を感じることができます。

トゥルム遺跡ではイグアナに出会うこともあります。爬虫類が苦手な人でも、ゆったりと動くので大丈夫ですよ。遺跡の観光を終えたら、帰る前に海岸側の階段を降りてみてください。階段を降りたそこにはビーチがあり、トゥルム遺跡を眺めながらビーチで遊ぶこともできます。

15.ムサ水中美術館(カンクン)

ムサ水中美術館(カンクン)

メキシコのカンクンにあるムサ水中美術館は、その名の通り海底にある美術館です。サンゴの破壊が問題となっているカンクンでサンゴ礁を守るために始まったこのムサ水中美術館は、世界中の観光客に注目されています。

この美術館に展示されている400点ある作品は全てサンゴを生育することができる素材で作られています。その作品の中には、既にサンゴで覆われているものもあり、訪れるたびに違った作品になっているのも見どころの一つ。海底に沈んでいる作品は、日常を表したものが多く、人や家具などにサンゴが育っている様子は、怖くもあり美しくもあります。

◎メキシコのおすすめ観光スポットまとめ

メキシコ 観光 グアナファト

歴史・アクティビティ・リゾートと様々な楽しみ方ができるメキシコのおすすめ観光スポットを15か所紹介しました。他にも、メキシコには日本にはない自然や歴史の魅力がたくさん詰まった観光スポットがあります。ぜひ一度、メキシコ観光の旅に出かけてみてください。きっと、一生忘れることのできない素敵な体験があなたを待っています!

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