名称:ボノボ保護区
住所:Kimwenza, Kinshasa, Democratic Republic of the Congo
公式・関連サイトURL:http://www.lolayabonobo.org/
コンゴ民主共和国と聞いて、一体どんな観光スポットがあるのか見当もつかないという方も多いのではないでしょうか?しかし、そんなコンゴ民主共和国にも、秘めたる訪れるべきスポットがいっぱい!なんと、コンゴ民主共和国には自然遺産が5個もあるのです。世界で11番目に広大な国土を持つこの国には、それだけ美しく広がる自然があるということなのでしょう。加えて、観光客があまり訪れていない秘境なので、過度に観光地化されていないそのままの姿を見ることができるのもおすすめのポイントです。今回は、そんな秘境の中の秘境と呼ばれるコンゴ民主共和国の観光スポットを紹介させていただきます。
目次
コンゴ民主共和国を観光!訪れるべき秘境の国のおすすめスポット5選!
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1:ボノボ保護区(キンシャサ)
ボノボはチンパンジーなどと同じ類人猿ですが、食用などに使用されていた過去もあることから、その数は減少の一途をたどっています。おそらく、その姿を生で見た方はあまりいないでしょう。しかし、そんな生のボノボを見ることができる観光スポットが、コンゴ民主共和国にはあるのです。
▶ ボノボの生息地!コンゴ民主共和国の首都キンシャサの観光スポット4選
それが、ボノボ保護区です。こちらのボノボ保護区では、ジャングルを観光しながら、保護下にある愛らしいボノボの姿を見ることができます。二足歩行もできるボノボの生活を垣間見れば、生物の面白さ、そしてかわいい姿に癒しを得ることができるでしょう。
絶滅の危機にあるボノボを見ることができる世界でも貴重な場所ですので、コンゴ民主共和国へ観光に訪れたなら、ぜひ足を運びたいおすすめスポットと言えるでしょう。
2:オカピ野生生物保護区
世界三大珍獣のひとつオカピという動物はご存知でしょうか?馬のような、シマウマのような姿をしているオカピは、日本では横浜と上野の動物園でのみ飼育されています。
▶ オカピの保護に努めるコンゴ民主共和国の世界遺産オカピ野生生物保護区
オカピはコンゴ民主共和国の固有種なので、なかなかその姿を目にする機会はありません。しかし、コンゴ民主共和国へ観光に訪れたなら、そんなかわいいオカピを見られるおすすめスポットがあるのです。それが、世界遺産のオカピ野生生物保護区です。
14000平方キロメートルに及ぶこちらの保護区には、コンゴ民主共和国の代表的な動物オカピのみならず、多くの動物たちが生息しています。しかし、コンゴ民主共和国のオカピ野生生物保護区では密猟などが問題となっていて、危機遺産にも登録されています。マナーとルールを守って、観光を楽しんでみてください。
名称:オカピ野生生物保護区
住所:Nia-Nia, Province orientale, République démocratique du Congo
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/718
3:ゾンゴの滝(キンシャサ)
アフリカであるコンゴ民主共和国を観光するなら大自然の迫力を味わいたいですよね。そんな、自然がつくった圧巻の滝がゾンゴの滝です。
アフリカ最大級の河川コンゴ川にそそぐ支流の滝「ゾンゴの滝」は、激しい水量が見どころの観光スポットです。そのけたたましい音に、耳が釘付けとなることでしょう。美しい自然が残るコンゴ民主共和国の中でも、随一の人気観光名所というのも納得でしょう。
首都キンシャサからおよそ100kmほど離れていますが、それだけの労力を払ってでも観光する価値は十分にありますよ。コンゴ民主共和国が誇る圧巻の大自然の力を見たい方はぜひ、訪れてみてください。
名称:ゾンゴの滝
住所:Zongo Falls, Madimba, Bas Congo, Democratic Republic of the Congo
4:ニーラゴンゴ山(ヴィルンガ国立公園)
標高3470mのニーラゴンゴ山は、世界でも有数の活火山の一つに数えられています。また、その頂部に今も活動中の火口湖があることでも知られています。
▶ 世界で最も危険で大迫力の活火山の一つがあるヴィルンガ国立公園
実はその火口湖がとても美しく、観光におすすめのスポットなのです。グツグツと激しく燃え上がる火口が血管のように広がる湖をつくり、その荘厳さには目を見張ります。
世界的にも希少価値の高い火口湖は観光客にも密かに人気があり、一目その姿を見ようと多くの人が訪れています。しかし、やはり活火山ということもありますので、十分注意して観光に訪れて楽しむようにしてください。
名称:ニーラゴンゴ山
住所:Mount Nyiragongo, Goma, Democratic Republic of the Congo
公式・関連サイトURL:http://www.nyiragongo.org/
5. カフジ=ビエガ国立公園
カフジ=ビエガ国立公園は、コンゴ民主共和国の東部にある世界遺産にも登録されている広々とした国立公園です。ちなみに「カフジ=ビエガ」とは、コンゴ民主共和国東部に屹立する、カフジ山(標高3308m)とビエガ山(標高2790m)の森林地帯を含んでいることから名付けられました。
▶ ヒガシローランドゴリラが棲む世界遺産「カフジ-ビエガ国立公園」
絶滅の危機に瀕しているグラウアーゴリラ(ヒガシローランドゴリラ)の保護を目的に指定されたのが、カフジ=ビエガ国立公園の始まりです。6000平方kmの広大な園内には、グラウアーゴリラのみならず、アフリカゾウやライオン、ヒョウなどの、多くの固有種を含む珍しい動物を見ることができます。動物好きの観光客の方には、おすすめの観光スポットですよ。
また、こちらも世界遺産ではあるのですが、環境の悪化などの影響で危機遺産にも登録されています。観光の際にはマナーやルールを守って、楽しんでください。
名称:カフジ=ビエガ国立公園
住所:Kahuzi-Biéga National Park, Nord-Kivu, République démocratique du Congo
公式・関連サイトURL:http://www.kahuzibieganationalpark.com/
◎まとめ
さて、いかがでしたか?大自然のパワーを貰いに、コンゴ民主共和国へ観光に行きたくなったのではないでしょうか。美しい自然が多く残るこの国は、まさに秘境であると言えます。さらに、コンゴ民主共和国でしか見ることのできない珍しい動物や植物にも出会えるのは、うれしいポイントでしょう。人と自然が共存するこの国には、日本を飛び出して訪れる価値が十分にあるはずです。