【世界遺産】タラゴナのポブレー修道院とは?|最大規模の現役修道院をご紹介

【世界遺産】タラゴナのポブレー修道院とは?|最大規模の現役修道院をご紹介

スペイン・カタルーニャ州タラゴナ県の山麓地帯にあるシトー会の修道院がポブレー修道院です。スペイン国内の中でもかなり大規模な修道院で、風光明媚な場所にある世界遺産です。

現役の修道院が世界遺産となっていて、しかも見学できるところは珍しく訪れる価値があります。今回はそんな世界遺産・ポブレー修道院を紹介します。

目次

【世界遺産】タラゴナのポブレー修道院とは?|最大規模の現役修道院をご紹介

ポブレー修道院とは?

ポブレー修道院

カタルーニャ地方における最初のシトー会の修道院が、タラゴナ県にあるポブレー修道院です。スペインで最大規模の修道院の一つでもあり、1991年に世界遺産に登録されました。

スペイン国内では修道院単体で世界遺産に登録されているのは、ポブレー修道院とサンタ・マリア・デ・グアルダルーペ王立修道院の2つだけですが、今も現役で使われているのはこちらのポブレー修道院のみ。

現役の修道院であるため見学は一部ですが、修道院側はしっかりとツアーを用意してくれているので、じっくりと建物を堪能できます。

ポブレー修道院へのアクセス

タラゴナ

地中海に面するスペイン第2の都市バルセロナから、電車RENFEのカタルーニャエクスプレス利用で1時間かけて同じ地中海に面する都市、タラゴナに行きます。スペインの新幹線AVEでもタラゴナまで行けますが、市街地から離れているので、あまりおすすめできません。また、電車RENFEなら乗り換えもスムーズにできますよ!

そして、タラゴナから電車でレスプルガデフランコリ駅(L'Espluga de Francolí)を目指します。駅に着いたら世界遺産のポブレー修道院までは4㎞ほどです。タクシーを捕まえれば5分そこそこで到着します。

ポブレー修道院のおすすめポイント

ポブレー修道院の建築

ポブレー修道院の建築の特徴として、修道院と宮殿を併せ持った珍しい建物だということが挙げられます。マドリード近郊にあるサン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル王室修道院も同じタイプで、世界遺産にも登録されていますが、わずか21年で完成させています。

それに対して、タラゴナ近郊のポブレー修道院は完成まで何世紀もかかっているため、建築様式が修道院の各場所によって異なります。例えば、回廊の柱はロマネスク様式、アーチはゴシック様式、修道院の入り口などはバロック様式で造られています。

外壁を3重に備えているのも特徴で、1番内側の壁は王室や礼拝堂などを守り、真ん中の外壁はその付属施設を守り、一番外の外壁は農民とその農地を守るために機能していました。この堅固な外壁は、砦として機能すると同時に、タラゴナの田舎で生活していた修道士たちの生活を守る役目も果たしていたのです!

ポブレー修道院のワイナリー

ポブレー修道院の敷地内にはワイナリーがあります。このタラゴナの田舎の穏やかな気候で栽培されているブドウ品種は、フランス・ブルゴーニュ地方のピノノアール種で、スペインでこの葡萄100%でワインが造られるのは稀です。

修道院とワイナリーの組み合わせの世界遺産もまた珍しいですが、もともとシトー会のワインづくりは定評があり、このタラゴナに来た修道院たちもワインを造り続けています。現在では、世界最大規模のワイナリーグループ・コドルニュ社の協力を得ているのでワイン造りはより本格的なものとなっています。

こちらのワイナリーは見学もでき、試飲も可能です。周囲を葡萄畑に囲まれたタラゴナの田舎の世界遺産の宗教建造物とワイン。素敵なシチュエーションで美味しいワインを味わいたいものですね。

◎まとめ

いかがでしたか。ポブレー修道院はスペインの中でも最大規模の修道院であり、その特徴的な建築様式も見どころである世界遺産です。タラゴナ県にある山麓地帯に位置し、世界遺産の地でワインが飲めるという思わぬ楽しみがあります。ぜひ、のんびりと世界遺産を満喫することをおすすめします!

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