おとぎ話のような景観を持つマドリードのおすすめ観光地29選!

おとぎ話のような景観を持つマドリードのおすすめ観光地29選!

スペインの首都・マドリードは、世界中から観光客が訪れる人気都市。美しさを誇るこの街には美術館や教会、お城や広場など見所たっぷりの観光スポットが満載です。街の中にはおとぎ話に現れるような建物がたくさん立ち並び、どこを切り取っても絵になるような景色ばかり。ぜひ日数をかけて観光したいものです。今回はそんなマドリードが持つ魅力や、おすすめの観光スポットについて迫ってみました。定番スポットも穴場の観光名所もしっかり押さえましょう!きっと訪れたくなる街ですよ。

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おとぎ話のような景観を持つマドリードのおすすめ観光地29選!

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1.プラド美術館

マドリードの観光で外せないのがこのプラド美術館です。プラド美術館は1819年に開館という長い歴史を持つ美術館。開館当時はたった300点ほどの作品しかなかったのですが、現在では3万点もの作品が並ぶたいへん大きな美術館になりました。1日で全部を見て回るのは難しいほどのコレクション数ですね。

世界でも有数の美術館であり、スペイン絵画を中心に世界の有名な画家たちの絵を鑑賞することができます。芸術好きの人にとっては外せない観光スポットです。また、プラド美術館周辺には緑も生い茂っており、リラックスできる観光スポットも点在。広々とした美術館で世界的絵画を眺めた後は、芝生で一休みをするのもいいですね。リラックスした1日を過ごせること間違いなしですよ!

2.プエルタ・デル・ソル

こちらは、いつもたくさんの人々で賑わいを見せるマドリードの中心にある広場です。半円形の広場には、マヨール通り、アレナル通り、アルカラ通り、プレシアドス通りなど、さまざまな通りが合流しています。これらはマドリードを代表する歴史的な通りであるため、交通量の多さも伴い大都市の要素がこの観光スポットに集中しています。

広場に面した旧郵便局の時計もマドリード観光の有名スポット。毎年、新年が開けるとともに鐘の音が鳴り、マドリード市民たちに新年を告げます。その建物の下に集まった大勢の人は12粒のブドウを食べるのが伝統的な行事となっています。たくさんの人の待ち合わせ場所にもなっているこちらの観光スポット。皆さんもマドリードっ子ぽく、待ち合わせ場所にしてみては?

3.マドリード王宮

出典: gengorou / PIXTA(ピクスタ)

こちらはマドリードが誇る王宮。歴代のマドリードの王が生活をしてきており、オリエンテ宮と呼ばれていたこともあります。現在は人は住んでいませんが、スペインの主要行事で使用されています。王宮は1734年に全焼してしまい、再建工事の末、1755年に美しい姿でよみがえりました。

なんと床面積はヨーロッパで最大!外観内観ともに芸術的な細かい装飾が施されており、歴史的建造物と呼ぶにふさわしい建物です。当時の暮らしぶりが伺える造りや家具、食卓なども必見です。

4.レティーロ公園

出典: gengorou / PIXTA(ピクスタ)

こちらは大都市マドリードのオアシスとも言える観光スポット。マドリードの中心地にある面積125ヘクタールという広大な敷地には、約15,000本もの木々が立ち並んでいます。庭園としても非常に有名で、園内にはエレロ・パラシオス庭園、ビバセス庭園、バラ園、セシリオ・ロドリゲス庭園などが広がります。その中でも特に見ておきたいのが、マドリード最古の木ラクウショウが立つフランス庭園。フランス庭園の樹齢400年もの歴史を持つラクウショウからは、自然のパワーを感じられるでしょう。

園内には噴水や彫刻がたくさんあるのでお散歩にも最適です。遊具やボートで遊ぶこともできますよ。
マドリード観光で訪れてみたい癒しのスポットでもあります。

5.国立ソフィア王妃芸術センター

出典: commons.wikimedia.org

マドリードを代表するこちらの美術館は、なんとピカソの「ゲルニカ」が展示されているということでも非常に有名です。20世紀の現代アート作品を多数所蔵しており、なかでもピカソ、ダリ、ミロの三大巨匠の名画は見逃すことができないもので、連日多くの観光客が訪れています。

館内は4フロアで構成されており、1日かけてでもゆっくり見て回りたいほどの充実ぶり!お土産ショップやカフェも併設されています。有名画家の作品をイメージして作られた雑貨はとてもに可愛らしく、お土産にもぴったりです。また、お庭も非常にリラックスできる空間造りがなされており、芸術を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

6.マヨール広場

マヨール広場は17世紀にフェリペ3世の統治下で建設されました。マヨールとは「大きい広場」を意味し、広場の中心にある銅像はフェリペ3世です。18世紀に大火災が起こり一度は消失してしまったものの、19世紀半ばに再建築し、完成したものが今のマヨール広場です。

この広場は多くのマドリード市民や観光客が利用しています。たくさんのカフェやレストラン、スペインらしいバルなども点在し、広場の中には大道芸をする人や、散歩や待ち合わせをしている人などでにぎわいます。マドリード市民たちの生活が垣間見えるところも観光客にとって魅力のひとつです。また、夜には街灯たちが美しい建物を照らし出し、広場をロマンチックな空間へと変えてくれます。

昼夜問わずに楽しむことができるこちらの広場。観光客の皆さんもマドリード市民に混じって、利用してみてはいかがでしょうか。

7.サン・イシドロ教会

出典: es.wikipedia.org

こちらはマヨール広場の南側に位置している教会で、建てられたのは17世紀初め。当初はあのフランシスコ・ザビエルを祀ったイエズス会の教会だったので、スペインで最初のイエズス教会と言われています。

当初はイエズス会の教会だったものの、教会革命でイエズス会が追放されたことにより、守護聖人サン・イシドロが祀られたという歴史があります。5月15日は、サン・イシドロの日と名付けられており、マドリード州の旗日となっています。マドリードにあるスペイン最大のベンタス闘牛場で、毎年5月に約1ヶ月間にも渡って開催される闘牛は、サン・イシドロに捧げるものなのです。

造りがとても細やかな教会の外観に圧倒されるのはもちろんですが、教会内も非常に神聖です。静まった教会の中に入ると神秘的な雰囲気を感じることができます。建築好きにはたまらない観光スポット。ぜひ、一度足を踏み入れてみてくださいね。

8.レスタウランテ・ソブリーノ・デ・ボティン

出典: commons.wikimedia.org

マドリードでも有名なこちらのレストランは「現存する世界最古のレストラン」で、世界中からファンが訪れる名高い老舗店。世界最古のレストランとして、ギネスにも認定されています!このレストランがマドリードに店を構えたのは1725年。その当時からある大きな炭火オーブンは、今も稼働中です。

また、長い歴史を持つだけあって、さまざまな逸話も残されています。スペイン絵画の巨匠であるフランシスコ・デ・ゴヤ。彼がマドリードへ上京した後には、こちらの厨房で皿洗いをしていたそうですよ。長い歴史と逸話を持つレストランは、連日たくさんの観光客でにぎわっています。人気店のため予約をしてから訪れることをおすすめします。

9.シベレス広場

シベレス広場はまさにマドリードを象徴する場所でしょう。マドリードで最も大きな通りの交差点に位置し、周囲にはマドリードらしい美しい建物が並びます。あのレアル・マドリードの優勝パレードの終着地点もこの広場で、マドリードでも特に有名な観光スポットです。精緻なファサードと尖塔を持つシベーレス宮殿逓信宮は 、市庁舎の名でも呼ばれています。20世紀初めに建設され、当初はスペイン郵便局の本局として利用されていたのですが、2007年からは新市庁舎となりマドリード市民の生活を支えています。

広場の中央にある大地の女神の噴水は、マドリード市民たちの憩いの場として、安らぎの空間を提供しています。夜にはライトアップされ、幻想的な姿を私たちに見せてくれます。

10.国立考古学博物館

考古学や芸術が好きな人にぜひおすすめしたいのがこちらの観光スポット、国立考古学博物館。マドリード・コロン広場のセラーノ通りに面して建っています。こちらの博物館は、さまざまな機関に散らばっていた考古学や民族誌学、装飾・貨幣芸術の遺品などを一堂に展示するために、19世紀にマドリードに造られました。

中世から近世、ローマ支配下に置かれていた時代の貴重な展示品まで、歴史の中のありとあらゆるものが収容されています。どれも興味深いものばかりで、1日ではまわりきれないほどの規模です。歴史を知れば観光にも新しい刺激を与えてくれますよね。ぜひ、こちらを訪れてスペインの歴史について学んでみてください。

11.アルムデナ大聖堂

出典: ake1150sb / PIXTA(ピクスタ)

110年もの歳月をかけて建造された、マドリードを代表する大聖堂。現在では、マドリード州のカトリック教会の総本部として使用され、重要な役割を担っています。

こちらの大聖堂はポップな欧州近代建築がとても魅力的。外観は新古典主義様式、教会内部はゴシック・リヴァイヴァル様式というなんともユニークな造りになっています。教会内部に一歩足を踏み入れると、ステンドグラスなどのカラフルさに見とれてしまうことでしょう。

そして、こちらの教会の屋上からの景色がまた絶景!マドリードの街を一望することができ、ヨーロッパ調の雰囲気を独り占めできるスポットです。教会を訪れたら必ず立ち寄りたい観光ポイントです。

12.サン・ヘロニモ・エル・レアル教会

出典: commons.wikimedia.org

1503~1505年に2年の歳月をかけて造られたマドリード唯一のゴシック様式の教会です。マドリードで最も古い宗教建造物で、スペイン国王の戴冠式が行われていた歴史ある教会です。教会内部に飾ってある絵画やネオゴシック様式のランプ、ステンドグラスはとても美しく、見どころのひとつです。こちらの教会はナポレオン戦争時に被害を受け、2度に渡り修復作業が行われました。被害を受けながらも、未だにこの美しさが健在しているとはなんとも素晴らしいですよね。

教会の周りには青々とした芝生が生い茂っており、マドリード市民が寝転んでくつろぐ姿も垣間見ることができます。観光の後は教会を眺めながら、リラックスした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

13.サルスエラ劇場

出典: commons.wikimedia.org

マドリードでエンターテイメントを楽しみたいなら、サルスエラ劇場がおすすめ!サルスエラとはオペラの一種。一般的なオペラに比べて、音楽よりも台詞が多いことが特徴です。スペインらしい明るい歌や衣装が観る人々を元気にしてくれますよ。

館内には休憩時用のカフェテリアなども併設されています。スペインが誇るエンターテイメントを思う存分堪能してください!

14.ティッセン・ボルネミッサ美術館

出典: commons.wikimedia.org

8世紀にもまたがったさまざまな年代の絵画を楽しむことができる美術館です。当初は個人のコレクションでしたが、1993年に国が買い取り、今ではたくさんの人に愛される美術館になっています。

コレクションは、13世紀から21世紀までの7世紀にもわたるヨーロッパ絵画を年代別に展示し、観光客に一般公開されています。もともと個人コレクションだったこともあり、珍しい絵画を眺められるのも魅力ですよ。マドリードで注目しておきたい観光スポットのひとつです!

15.ラス・ベンタス

出典: sansho / PIXTA(ピクスタ)

スペインといえば闘牛も人気のひとつ!マドリードには国内最大級のラス・ベンタス闘牛場があります。ここでは毎年3月から10月までの毎週日曜日と祝祭日に闘牛が開催されます。

また5月から6月までのサン・イシドロ祭の時期には、毎日こちらで闘牛が開催されています。サン・イシドロ祭の期間は、多くのマドリード市民たちが伝統衣装を身にまとって街に繰り出すので、お祭り気分を住民たちと一緒に楽しむことができますよ。

マドリード市民たちに愛されている建物の素晴らしい外観にも注目してくださいね。また日本の競馬と同じように人気の闘牛士というのもスペインには存在しています。その闘牛士が出るイベントを選ぶのも観光ポイントのひとつ。「オレー」と掛け声を合わせ、マドリード観光を楽しんでみてはいかがでしょうか!

16.オリエンテ広場

出典: commons.wikimedia.org

マドリード王宮の東側にある「東の広場」を意味するオリエンテ広場。マドリード王宮が建てられた当時はここに庭園がありましたが、その後の歴史や都市計画によって何度も大きく姿を変え、現在の姿に落ち着きました。

現在見ることのできる広場は1941年に設計されたもので、こちらに並んでいるの20体の像は歴代のスペイン王の彫像です。中央にあるのはフェリペ4世の騎馬像です。マドリード王宮とあわせてチェックしておきたい観光スポットです。

17.サン・ミゲル市場

出典: PROHerry Lawford

食べるのが好き、お酒が好きという人には絶対におすすめしたい観光スポット。ひとつの古い建物の中に、約30店ものバルが軒を連ねています。右を見ても左を見てもタパスとお酒を嗜んでいる人で賑わうこちらの観光スポットは、マドリード市民からもとても愛されているんですよ。美味しそうな食事や美しい色のワインがズラリと並び、毎日でも毎晩でも通いたくなりそうです。毎回違う食事が楽しめるので、滞在中に何度も訪れてみるのもいいですね。テイクアウトするも、フリースペースを利用するも自由です。

お酒を飲むのも旅の楽しみのひとつ!昼からでもふらっとこちらへ立ち寄り、お気に入りのスペイン料理を嗜んでみてはいかがでしょうか!

18.サン・フランシスコ・エル・グランデ教会

直径33mの巨大な円蓋が印象的な教会で現在の建物は4代目。サン・フランシスコ・エル・グランデ教会は、カルロス3世の命令によって18世紀に建造されました。マドリードの中でも、ゴヤやスルバランの宗教画が見られることで有名な教会です。

大きなドーム屋根が特徴で、ドームの天井一面にびっしりと描かれたフレスコ画は圧巻です!また、教会としての役割だけではなく、美術品倉庫や博物館、さらには病院や弾薬庫としても使用されていたという記録が残っています。マドリード市民には欠かせない教会だったということですね。

ちなみに、日本人初のスペイン外交使節団が、仙台藩伊達政宗の命令によって日本からマドリードへと渡航した際に宿泊所として用意されたのもこの教会なんですよ。

19.チュエカ

出典: commons.wikimedia.org

ナイトスポットも観光の一つの楽しみ!こちらのチュエカ地区は、マドリードでも有数のコスモポリタン地区。昼夜関係なく、たくさんの人たちで賑わいを見せる観光スポットです。

昔ながらのバルや多種多様な音楽スタイルのバー、クロスドレッサーショーのあるキャバレーなどが軒を連ねています。マドリード市民や観光客たちが曜日を問わず、朝から晩まで楽しんでいますよ。クラブも若者に人気のクラブから、年齢層が高いクラブまでそろっています。にぎやかなチュエカ地区で、スペインの夜を満喫してくださいね!

20.グランビア通り

マドリードでショッピングを楽しみたいなら、こちらがおすすめの観光スポットです。グランビア通りはマドリードのメインストリート。歴史的な街並みのなかに、古いものから新しいものまで、たくさんの建造物が軒を連ねています。

多くのファッションブランドや雑貨店、高級ブランド店がならび、マドリード市民や観光客たちがショッピングを楽しんでいます。なかには日本未上陸のブランドなども多数ありますよ。スペインでしか手に入らない洋服や雑貨は魅力的ですよね。マドリードならではの物がたくさんあるので、お土産を探すのにも持ってこいです。ショッピングを楽しみたいのであれば、こちらの観光スポットがおすすめですよ!

21.国立自然科学博物館

出典: commons.wikimedia.org

こちらはマドリードが誇る国内最大の自然史博物館です。スペイン国内はもちろんのこと、世界中から集められた数千点もの標本が展示されています。当初は1770年代にカルロス3世によってつくられた王立自然史研究室でした。その後、バラエティに富んだ展示を行う最大級の博物館へと成長したのです。

内部の展示物を全て見るには半日以上かかると言われていますが、動物のコーナーから地球に関する科学の展示物など、どれも興味深いものばかり!家族みんなでワクワクしながら見学することができます。外には森林公園が広がっているので、学習とリラックスができるおすすめの観光スポットです。

22.アルカラ門

出典: commons.wikimedia.org

マドリードを象徴するような壮大さが目を引くアルカラ門。国王カルロス3世の命令で1770年代初期に建造され、マドリード市街の東門として使われていました。それまで建っていた別の門を、外観の質素さを理由に取り壊して築かれたのが、現在のアルカラ門なのです。

注目してほしいのが、エレガントな新古典主義様式の構造。そのデザインの細やかさ、優美さに思わず見惚れてしまうほどです。そして、もう一つの注目ポイントは夜景。夜には門がライトアップされ、昼とはまた違う景色を見せてくれるのです。その美しさと壮大さは時間が経つのを忘れさせるでしょう。マドリードの中心地に位置しているので、ぜひゆっくりと眺めてくださいね。

23.サンティアゴ・ベルナベウ

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サッカー好きにはたまらない観光スポット!世界的なサッカークラブ「レアル・マドリード」のホームスタジアムがこちらです。名前を聞いただけでもなんだかテンションが上がってしまいますね。観客収容数はなんと8万5000人、4階建ての巨大なスタジアムです。サッカー本場の雰囲気を味わいに、ぜひ行っておきたい観光スポット。

ツアーに参加すれば、普段は入ることのできない内部を見学することも可能です。選手控え室やベンチ、記者会見場に入ることができ、またとない貴重な体験ができますよ。オフィシャルショップも併設されており、記念グッズやユニフォームもそろっています。サッカー好きはもちろん、そうでない人も楽しめる観光スポットですよ!

24.アルカラ・デ・エナーレス

出典: gengorou / PIXTA(ピクスタ)

世界最初の計画的な大学都市が作られた街です。マドリード市内からもアクセスしやすく、人気の観光スポットのひとつとして、たくさんの人が訪れています。

建設のスタートは15世紀末から16世紀初頭、1499年にサン・イルデフォンソ学校ができました。そして1998年には世界遺産「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」に登録されました。歴史ある大学都市であることが伺えますね。大学都市として存在しているこちらの街には、たくさんの緑あふれる庭園や歴史ある建築物が点在しており、学生やマドリード市民たちがリラックスできるつくりになっています。それほど大規模ではないのですが、美しい光景と自然が合わさり、たくさんの人から愛される街として現存しています。電車でアクセスが可能なので、ぜひ立ち寄ってみてください。

25.アランフェス

出典: Perszing1982 / PIXTA(ピクスタ)

こちらはマドリードの中にある美しい王宮。アランフェス王宮と、その王宮の周りを囲む美しい庭園は「アランフェスの文化的景観」として世界遺産に登録されています。巨大な王宮が持つ外観はとてもインパクトがあり、思わず声を発するのも忘れてしまいそうな壮大さと美しさを誇っています。建設に要した歳月はなんと100年!長い年月をかけて造られたこちらの王宮は、どこを切り取っても画になるような美しさで、マドリード自慢の王宮です。

王宮だけではなく、周囲に広がる庭園も非常に美しいです。庭園から眺めるタホ川の姿もとても優美。庭園にある多くの銅像と噴水が、観光客を出迎えてくれているかのようです。壮大な景色と数々の緑を楽しみに皆さんもぜひ、こちらへいらっしゃってみてはいかがでしょうか!

26.チンチョン

マドリードの田舎町チンチョン。観光客だけではなくマドリード市民たちが週末に散歩へ出かける町としても愛されています。

チンチョンには大きなオリーブ畑が点在しており、至る所で本場のオリーブオイルやオリーブを使用した食品などが買えます。本場のオリーブオイルはお土産としても喜ばれそう!町を見渡せば古城をも見ることもでき、チンチョンが持つどこか懐かしい景色と静けさにリラックスすることができるでしょう。

時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄って欲しいこちらの町。懐かしく優しい雰囲気が、きっと皆さんに憩いの場を与えてくれますよ。

27.エル・エスコリアル修道院

出典: gengorou / PIXTA(ピクスタ)

マドリードが誇る世界遺産となっている巨大な修道院で、夏は避暑地としても賑わいを見せます。マドリードの北西に位置し、王家の墓として造られ、たくさんの歴代の王達が埋葬されている場所でもあります。複雑な構成をしたシンメトリカルな建物が美しさを誇っているだけではなく、美術館としても活躍しているこちらの修道院。建物の随所に見られる高い天井に描かれたフレスコ画はどれも美しく、首が痛くなるほどに見惚れてしまいます。

また、その美しさから世界的に有名な図書館もあり、丸天井の美しさは観光客達を圧倒しています。修道院だけではなく、美術館、図書館としても利用されているこちらの歴史的建造物も、マドリードの観光スポット。ぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

28.スペイン広場

出典: gengorou / PIXTA(ピクスタ)

たくさんの地にスペイン広場がありますが、ここマドリードのスペイン広場はドン・キホーテをイメージして造られています。おすすめの撮影スポットが7世紀に活躍したスペインの文豪、セルバンテスのモニュメント像。たくさんの人がこれをバックに、記念写真を撮っている姿が見られます。

広場からは王宮などを眺めることができ、人気の観光スポットとして連日たくさんの人たちが足を運んでいます。あふれる緑が都会のオアシスを作り出してくれているこちらの観光スポット。マドリード市内にあり、アクセスも良好です。ぜひ訪れてみてください。

29.ラストロ

日曜と祝日に開催される蚤の市です。たくさんのマドリード市民や観光客達が集まり、週末になると多くの人で賑わいます。週末にマドリードへ観光するのであれば、ぜひ行っておきたい観光スポット。手工芸品や衣類、台所用品、中古のレコードや雑誌、ペットなどあらゆる類の物がたくさん売られています。出店の数は1000にものぼると言われています。なんともビッグなマーケットですね。

陽気な店主達と会話を楽しみながら、ショッピングをすれば粋なサービスだって受けられるかも!?お土産探しなどにもぴったりなこちらの週末マーケット。皆さんもぜひ、マドリードの蚤の市でお気に入りの品を見つけてくださいね。

◎まとめ

皆さんいかがでしたでしょうか!?マドリードが持つ魅力が伝わりましたか?マドリードは美しい町並みが広がるなんとも芸術的で歴史的な街です。そんなマドリードへ行けば、きっと誰もが虜になるはず!皆さんもぜひ、マドリード観光を楽しんでくださいね!

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