ニセコの魅力満載なスキー場!世界が注目するパウダースノー!

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ニセコの魅力満載なスキー場!世界が注目するパウダースノー!

北海道の人気リゾート地・ニセコ町は札幌市から約100㎞、車では約2時間のアクセスです。日本海からの冷たい風がパウダースノーとなって降り積もるニセコのスキー場は、雪質の良さと積雪量の多さが魅力。近年では外国人スキーヤーからも好評です。また、ゲレンデ近隣には宿泊施設や温泉、飲食店が充実し、アフタースキーも手軽に楽しめますよ。今回は世界的にも注目されているニセコのスキー場について紹介します。

目次

ニセコの魅力満載なスキー場!世界が注目するパウダースノー!

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1.ニセコアンヌプリ国際スキー場

ニセコ町周辺には「ニセコアンヌプリ国際スキー場」、「ニセコマウンテンリゾートグランヒラフ」、「ニセコビレッジスキーリゾート」、「ニセコHANAZONOリゾート」の4つのスキー場があり、総称して「ニセコUNITED」と呼ばれています。

各スキー場と倶知安市街地、主な宿泊施設をつなぐシャトルバスが運行していて、全山共通リフト券を持っていれば終日無料で利用可能。4つのスキー場はそれぞれ特徴があり、パウダースノーが降り積もるニセコの様々な表情のゲレンデを楽しむことができます。

ニセコの駅から向かうと左手、蘭越方面側にあるのが「ニセコアンヌプリ国際スキー場」です。総距離2,274mの6人乗りゴンドラリフトがメインで、4人乗りジャンボリフト2基とペアリフト3基でゲレンデ移動ができます。スキー場は滑走面積が広く下部は緩斜面なので、小さなお子様のいるファミリーや初心者、スノーボーダーも安全に楽しめるスキー場です。

◆ニセコノーザンリゾートアンヌプリ

「ニセコノーザンリゾートアンヌプリ」は、アンヌプリ国際スキー場のゲレンデが見えるほど好立地なリゾートホテルです。清潔で広々としたダブルとツインの客室は落ち着きのある空間です。コネクティングルームもあり、グループでの宿泊も楽しめます。そして、道産食材をふんだんに使用した美味しいバイキングが大好評です。エステティックサロンやバーもあるので、冬にはたくさんのスキー客で賑わいます。

◆いこいの湯宿いろは

アンヌプリ国際スキー場のゲレンデに隣接するホテル「いこいの湯宿いろは」は、2015年6月にリニューアルオープンしました。洋室ツインや和室、ツインベットや和洋室など客室タイプが豊富で、ファミリーでの宿泊にもピッタリ。大自然に囲まれているニセコのスキー場は夏にも人気があります。

50度以上で湧き出る温泉は、美肌効果が期待できるメタケイ酸を248mg含んでいて、温泉ソムリエにも認定されました。大きな窓の内風呂や、木々に囲まれた露天風呂は趣たっぷりのロケーションを楽しむことができ、パウダースノーのスキー場で遊んで冷えた体を温めながら雪見風呂も味わえます。

食事は館内のレストランでの和食膳か、敷地内別棟にある「木々亭」でのバーベキューのどちらかを選ぶことが可能です。「木々亭」ではジンギスカンや牛カルビ、サシーフードや野菜、デザートなどが食べ放題のバイキング形式。お腹を空かせたスキーヤーに人気のバーベキューハウスです。このホテルは日帰りで利用できるレストランや施設もあるため、宿泊しないスキーヤーからも重宝されています。

2.ニセコビレッジスキーリゾート

「ニセコビレッジスキーリゾート」はニセコのパウダースノーを思う存分楽しめる非圧雪エリアが充実していて、上級者にも人気のダイナミックなスキー場です。スノーモービルやクロスカントリー、スノーシューツアーやトナカイそり、スノーラフティングなどアクティビティも豊富。初心者も十分楽しめますよ。頂上からはアンヌプリ国際スキー場とグランヒラフへアクセスできます。

2014年には、ニセコの町並みをイメージして作られた商業施設「ザ・ビレッジ」が完成しました。スイーツが楽しめるスポットや外国を思わせるバー、北海道の海の幸が美味しく楽しめる郷土料理店やシーフードレストラン、ゲレンデウエアやアウトドアグッズが揃ったショップなどがあり、散策も兼ねてショッピングや食事を楽しむことができます。

また、毎年このスキー場で開催されているイベントが大好評。サンタクロースが現れるクリスマスイブにカウントダウン花火大会、ジャズライブなど大人も子供も盛り上がりです。さらに、日の出の時間に合わせて開催される、13歳以上の上級者向けスキーツアーまでも。前日17時までの予約が必要ですが、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

12月31日の花火大会で新年へのカウントダウンをし、1月1日はまっさらなパウダースノーのスキー場からニセコの初日の出を眺めることができますよ。

◆ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ

ニセコビレッジスキーリゾートのゲレンデサイドには、「カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス」、「ヒルトンニセコビレッジ」、「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ」の3つの宿泊施設が隣接。日帰り入浴施設もあるので、アフタースキーも十分楽しめます。「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ」はホテルのすぐ裏がリフト乗り場なので、ゲレンデへのアクセスも便利です。

200室ある大規模なホテルで、客室も清潔感が漂います。ドライヤーはイオン式、シャワーヘッドもマッサージ機能が付いていて、スキー場でこわばった筋肉を手軽にほぐす効果がありますよ。コーナースイートルームはリビングとベットルームの2室あり、広々とした空間でゆったり過ごせるでしょう。1階にあるラウンジバーは暖炉のある落ち着いた空間、スキー場が眺められる雰囲気の良い中でお酒を楽しむことができます。

天然温泉「美人の湯」は天然塩が多量に含まれる温泉で、1分間で270リットル以上も湧き出る豊富な湯量が自慢です。肌に良い泉質はもちろん、スキーやスノーボード後の筋肉痛の緩和に期待されるナトリウムも含まれていて、男女ともにメリットがあります。スパのマッサージとの併用で、翌日に疲れを残さずゲレンデをアクティブに楽しめますね。

3.ニセコマウンテンリゾートグランヒラフ

「セコマウンテンリゾートグランヒラフ」は、上級者から初心者まで幅広い年齢層に愛されています。「ニセコUNITED」の中で一番大きなエリアを持ち、940mの標高差と5㎞以上の最長滑走距離、パウダースノーと共に北海道のスケールの大きさを味わえるダイナミックなスキー場です。

ゴンドラとリフトを乗り継いで行く頂上の非圧雪エリアは幅が広く、パウダースノーの醍醐味を存分に味わえる上級者コースは人気。初心者用の回路やダイナミックな国体コース、羊蹄山を正面に眺めながら滑走できる望洋コースや白樺林を抜ける林間コース、ファミリーコースなど多彩なゲレンデが豊富です。

頂上付近にヒュッテが1ヶ所、ゲレンデ中盤には2ヶ所のレストハウスとカフェがあり、暖かい食事や飲み物で休憩をすることができますよ。冬のスキーは思っている以上に水分が発散され喉が乾きます。途中で休憩ができる施設があるのは嬉しいです。

そして、アーリーモーニングという夜に降り積もった新しいパウダースノーを誰よりも先に味わえる特別なプログラムも実施しています。朝8時から8時20分までの時間帯にリフトが運行し、未圧雪を滑りきれる上級者のみが参加を許されるため、スキーヤーなら一度は参加してみたい憧れのプログラムです。

◆ニセコアルペンホテル

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スキー靴のままグランヒラフのゲレンデを行き来できる好立地の「ニセコアルペンホテル」。客室も和室や和洋室、ツインルームやフォースルームまであり、思う存分スキーを楽しめると人気のホテルです。羊蹄山が望める露天風呂のある温泉はもちろん、岩盤浴や温水プール、キッズルームもあって設備が充実しています。コインランドリーもあるので、連泊するスキーヤーにはとても好評です。

1階には北海道のお土産が揃った売店やコンビニ、有名アウトドアブランドの商品が並ぶスポーツギアコーナーもあります。カラフルな手袋やゴーグルなどウインターグッズを眺めているだけでもテンションが上がってくるでしょう。周辺のヒラフ繁華街は外国人観光客も多く訪れて賑やか。夕食はホテル周辺で、その雰囲気を楽しむのもいいですね。

◆ニセコピザ

グランヒラフの麓はペンションやコンドミニアム、飲食店が立ち並ぶ繁華街「ニセコビレッジ」と呼ばれ、アフタースキーのニセコの夜も楽しめます。ニセコビレッジの人気店「ニセコピザ」は、秋に札幌の大通り公園で開催される「オータムフェスタ」に出店し、その美味しさは一層広まりました。

明かりを落とした照明や吹き抜けになっている高い天井、ニセコらしい木を贅沢に使用したおしゃれな内装が印象的。お客さんだけではなく店員さんも外国人が多く、異国の雰囲気がたっぷりです。本場イタリア製の石窯で焼き上げた手作りの生地は香ばしいクリスピー。約20種類あるメニューから選んでデリバリーすることも可能です。ホテルやコンドミニアムに滞在しながらでもその味を楽しむことができます。

手作り生パスタやグリルメニューも豊富なのでぜひ足を運んでみましょう。そしてお店の雰囲気を味わって下さい。営業時間は17時から23時。土日は11時から営業、火曜日と水曜日が休日となっています。人気店なので事前に予約することをおすすめします。

◆阿武茶弐(アブチャ2号店)

「阿武茶弐(アブチャ2号店)」はグランヒラフのスキー場に続く比羅夫坂沿い、日本好きの外国人が喜びそうな和を取り入れたモダンな内装が特徴。座席数100席以上、小上りの座敷や15mのBarカウンターがある広い居酒屋です。

北海道バターコーンや北あかりのジャガバター、高級白老牛のすき焼きや生ズバイガニのしゃぶしゃぶなど、北海道産の食材をメインにおつまみから鍋までバラエティ豊かなメニューが揃っています。25時まで営業していて、ニセコの夜をゆっくりお酒を飲みながら楽しめるでしょう。広い店内なので大人数での宴会も可能ですが、事前予約は必須です。

◆カリー小屋

ニセコのスキー場でパウダースノーを満喫し、冷えてしまった体には温かいスープカレーがベスト。カリー小屋は20年前、札幌でもまだスープカレーのお店が数件しかなかったころから営業しています。営業時間は11時30分から15時までランチのみ。売り切れ次第閉店となります。

メニューはチキンやポーク、きのこやカキ、エビフライなど珍しいスープカレーもあります。人気のチキンは柔らかく煮込まれていて、箸でホロホロ崩れるほど。ニセコ産のジャガイモやレンコン、ニンジンやナス、ブロッコリーなどの野菜もたっぷり入っています。

そしてレトルトで販売もしているため、珍しいお土産にピッタリです。カリー屋は宿泊施設としてロッジとコテージも隣接。格安で宿泊することもできます。コテージは6名までと10名まで宿泊できる2棟。ニセコをグループで楽しむのにピッタリでしょう。

4.ニセコHANAZONO

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倶知安市街地から一番近いスキー場、「ニセコHANAZONO」。「ニセコUNITED」の中で最も北東側にあるため、雪質のコンディションが一番良いと言われています。フード付き4人乗りリフトは高速で快適。頂上まであっという間に到着します。比較的人が多くないのと、高速リフトのため、リフトの待ち時間が少ないのが特徴。回数多くゲレンデに挑戦したい人に人気のスキー場です。

また、このスキー場はスキーゲレンデとは別に小さなお子様でも安心して楽しめる雪遊び専用の場所があります。スノーチューブやそり遊びで雪の楽しさを知ってもらえるといいですね。

レストラン&カフェ「308」は外国人観光客を意識していることから雰囲気が良好。窓からゲレンデを眺めながら、焼きたてのパンやマフィン、コーヒーでアフタースキーのひとときを過ごせます。カフェメニューの他にもハンバーグやステーキのランチメニューもあるので、ボリュームたっぷりの食事で体力を回復し、午後からまた元気にパウダースノーのゲレンデを滑ることもできますよ。

5.番外編・バックカントリーツアー

ニセコ最大の魅力、大自然と腰まで降り積もったパウダースノーをダイナミックに体験できるのが「バックカントリーツアー」です。専用の装備を担ぎ、ガイドと一緒にゲレンデの外を滑走する感覚はまさに冒険。通常は山頂まで何Kmも歩いて滑走しますが、ニセコは山頂近くまでリフトが運行されているため、歩く距離が少なくてもバックカントリーに挑戦できるのが魅力です。各会社でツアーが開催されていて、初心者向けから上級者向けのツアーあります。自分の力量にあったツアーを選んでみましょう。

もちろん山の天候は変わりやすく、悪条件であったりスキー技術がツアーの内容にそぐわない場合は中止となります。ニセコには大自然とパウダースノーを安全に楽しむため「ニセコルール」が定められています。ゲートが閉じている時は高い危険が予想されている時です。張られたロープ外は危険な区域なため、決してくぐるような行為はしないでください。

◎まとめ

高速リフトやフード付きリフト、スキーを持ち込めるゴンドラなど設備も年々新しいものが導入されています。各スキー場では板やウエアなどのレンタルもあって、冬装備の小物類もショップで販売されていますよ。ゲレンデも様々な種類があるので、小さなお子様連れのファミリーから上級者まで誰でも雪を楽しめるでしょう。標高の高い山々に湧き出る温泉、そして美味しい食べ物や賑やかな繁華街、冬のニセコは飽きることなく滞在できる北海道を代表するリゾート地です。

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