美しい自然と偉人の歴史を探訪する高知市のイチオシ観光名所を５つ紹介！

高知県中部の海沿いにある県庁所在地・高知市。旧土佐藩時代から経済と文化の中心地として栄えてきた歴史豊かな町です。坂本龍馬を筆頭に幕末期～明治期にかけて多くの政治家・活動家を輩出してきた土地柄とあってか、高知城や各種資料館など、彼らと関りの深い観光スポットが高知市内に点在しています。そんな幕末時代／歴史ファンにはたまらない町・高知市にあるオススメの観光スポットを紹介します。

1.高知市民の美味しい台所で腹ごしらえ「ひろめ市場」

高知市内を元気に観光するためにも、まずは美味しい腹ごしらえ。ひろめ市場は、地元の方に「美味しいものが食べられるのはどこ？」と聞けば必ずと言って良いほど紹介される人気の市場。高知市内外から人が集まる観光名所です。

市場内には約40店舗の飲食店と約20店舗の物販店が軒を連ね、高知市ならではのお土産や食材がたくさん売られています。屋台で賑わうのアミューズメントパーク的な要素もあってか、お酒を飲みながらワイワイ食事をしているうちに、隣に座る常連客や地元の方と仲良くなってしまうこともあるそうです。

かなりの数の観光客で賑わうので、赤ちゃんや小さな子供連れの方は、駐車場の場所や禁煙席の有無などをあらかじめ確認しておくと安心です。また店舗によって休業日が違うので、HPでお店を下調べしていくのがおすすめです。

2.月の名所と唄われる龍馬も愛した景勝地「桂浜」

高知市の観光名所と言えば、桂浜とそこにそびえ立つ坂本龍馬像ですよね。桂浜は高知市の浦戸半島にある竜王岬と竜頭岬の間に砂浜で、そこにはかの有名な幕末志士・坂本龍馬の像が海原を見渡すように建っています。この龍馬像は1928年にファンによって建造されたもので、歴史に思いを馳せるのにぴったりの観光スポットです。

よさこい節では「月の名所は桂浜」と唄われるほど、月の風景が美しい砂浜で、そこに生い茂る青松も見もの。夕景はもちろん、月明かりが海辺を照らす夜景を目当てに観光客が足を運びます。坂本龍馬記念館や桂浜水族館、とさぬいパークなども近くにあるので、家族みんなでも楽しめますよ。

3.幾度もの危機を乗り越えてきた「高知城」

徳川家康から土佐の領土を拝受した山内一豊が建造した高知城は、平成15年に400執念を迎える日本でも数少ない古城です。火事や自然災害、戦争なども乗り越え、関ヶ原の戦いの時代から現在まで国の重要文化財として大切に残されている観光名所です。

高知市の中央に位置するので、天守閣からは高知市街の眺めが楽しめます。板垣退助や山内一豊、その妻千代と名馬の像もあって、高知市の歴史の豊かさも感じられますよ。

城内では土佐の文化遺産が鑑賞可能。近隣には県立図書館や県立文学館など、歴史的文化を見て学べる観光スポットが揃っています。入城料は18歳以上の大人が420円、18歳未満は無料。1時間程度で一周することができます。古城から高知市の歴史的ロマンを感じましょう。

4.高知市と言えばこのイベント「よさこい祭り」

最近では全国各地で開催されているよさこい祭りですが、高知市はよさこい祭りの発祥の地として有名です。高知市のよさこい祭りは前夜祭・本祭・後夜祭と3日間に渡って開催されています。今では200団体・18000人程の踊り子が熱い演舞を繰り広げる大祭です。

よさこい祭りを目当てに全国から観光客が集まるので、開催期間中は知市全体がお祭り騒ぎになります。当日近くになると宿泊施設予約が困難になります。開催期間中に高知市を訪れる場合は、早めに宿の予約をしておくといいですよ。

5.可愛い動物とふれあう「わんぱーくこうち」

「わんぱーくこうち」には、機関車や遊具で遊べるプレイランドの他、水辺散策広場など、池を囲むように各種ゾーンがあります。どのゾーンにも自然があって、大人も子供もゆっくりと遊べる公園です。

アニマルランドでは約100種類の動物たちを見たり触れたりすることができます。ふれあい広場ではウサギやモルモットなどの小動物はもちろん、ヒョウモンガメといった珍しい動物とも触れあうことができます。

◎まとめ

いかがでしたか？観光名所の多い高知市内では観たり、食べたり、散策したりと様々な体験ができます。高知市全体がお祭りで賑わうよさこいの季節が一番活気づきますが、それ以外の時期でも訪れれば楽しい観光スポットばかりです。近々観光旅行を計画している方は高知市も候補に入れてみてください。

美しい自然と偉人の歴史を探訪する高知市のイチオシ観光名所を５つ紹介！