高知市内きっての夜景スポット！五台山の観光の見どころをご紹介します

高知県の南東部に位置する五台山(ごだいさん)。展望台や植物園など様々な施設があり、毎年多くの観光客が訪れます。桜やツヅジの名所でもある五台山は、色々な場所で花々を楽しむことができます。特に展望台は家族連れの観光客はもちろんのこと、カップルの観光客にも非常に人気のスポットで、山頂から眺める浦戸湾や高知市街地の夜景は絶景です。また、世界的な植物学者である牧野富太郎博士の偉業を記念して作られた県立牧野植物園や記念館も有名で、こちらも毎年多くの観光客が訪れます。今回はそんな五台山の魅力を紹介していきます。

五台山展望台

五台山展望台は五台山の山頂にある五台山公園にある展望台で、突き出した外観が特徴です。一般的な展望台と違い、景色をただ眺めるだけではなく、展望台自体がスリル満点のアトラクションになっている点が特徴で、カップルだけではなくお子様をお連れしている方にもおすすめの観光スポットです。展望台から見える景色は圧巻の一言に尽きます。昼は太陽が浦戸湾を青く照らし、夜は高知市街地が織りなす様々な色の光が浦戸湾を照らします。五台山公園は10分程度で一周できる広さなので、展望台を利用する前後に公園を満喫するという遊び方もおすすめです。

竹林寺

竹林寺は高知県高知市五台山にある真言宗智山派の寺院で、京都の五重塔に似た佇まいが印象的です。四国八十八箇所第三十一番札所でもある竹林寺には、毎年多くの参拝客が足を運ばせます。国の重要文化財にも指定されており、豊かな自然とロストテクノロジーが集約した五重塔が織りなす調和は、まさに圧巻の一言に尽きます。毎年1月1日～3日はお福分けが開催されており、このシーズンの竹林寺は最大の盛り上がりを見せます。アクセスは高知自動車道高知ICから車で約20分となります。

県立牧野植物園

県立牧野植物園は植物分類学の父と言われている、牧野富太郎博士の業績を評し、1958年に開園されました。園の総面積は8ヘクタールにも及びます。展示してある植物は、野生植物なども含めると約3000種類に達します。1999年には園地面積をさらに拡大し、「牧野富太郎記念館」も建設されました。植栽エリアは西洋の花だけでなく、古くから日本に自生している植物も扱っています。また、植栽エリアの他にも図書館やレストラン、ショップなどの施設も充実しています。レストランは全部で2店舗あり、県立牧野植物園ならではの薬膳料理や、植栽エリアを眺めながらランチを味わうことができます。アクセスはJR高知駅から車で約20分ほどになります。駐車場は無料となっています。家族連れで五台山に来られる方は、県立牧野植物園に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

牧野富太郎記念館

先ほどご紹介したように、牧野富太郎記念館は県立牧野植物園の園内にあります。1999年に有名な建築家である内藤廣氏に設計された牧野富太郎記念館はサスティナビリティー（持続性）をテーマに、自然と建築が調和したデザインとなっています。当時の最新技術を投下したこの記念館は、全国から高い評価を受け、第13回村野藤吾賞をはじめ数々の賞を受賞しました。本館と展示館に分かれており、本館では約58000点にも及ぶ牧野博士の著書や遺品が展示されています。図書館やアトリエ教室などもこちらの本館にあります。展示館には牧野博士にちなんだ美術作品や博士の生涯を展示しています。2019年8月3日には植物の世界をVRで体験できる展示館シアターがリニューアルオープンしました。こちらは小さなお子様と一緒に楽しめるようになっているので、ご家族で牧野富太郎記念館へお越しの際は、是非立ち寄ってみてください。

五台山椿園

五台山椿園は五台山公園の中にあるエリアで、たくさんの椿を楽しむことができます。椿という花はおもしろく、同じ木でも咲いている椿の花は白や赤やピンクなど、それぞれ個性を持っています。五台山椿園は県立牧野植物園などに比べると人も少なく、ひっそりとしていますが、その落ち着いた空間が椿の花をより一層美しく引き立たせています。椿の花が咲く11月～12月の時期は是非、五台山椿園に訪れてみてください。

桜とツツジの名所

冒頭でもご紹介したように、五台山は桜とツツジの名所でもあります。今回した五台山公園や高知県立牧野植物園はもとより、五台山の至るところでツツジや桜は自生しています。観光名所を巡るだけでなく、道中でも景色を楽しめるのは嬉しい要素ですね。今回はご紹介できませんでしたが、五台山には他にも観光スポットやご当地グルメがあるので、ご興味をお持ちの方は是非、五台山に足を運んでみてはいかがでしょうか？

高知市内きっての夜景スポット！五台山の観光の見どころをご紹介します