伝説の失われたエデンの国、アルメニアが誇る世界遺産を紹介します!

伝説の失われたエデンの国、アルメニアが誇る世界遺産を紹介します!

古いものは1700年もの前に作られたという、偉大なる世界遺産を保有するアルメニア。エデンの国はここにあったのではないかという伝説もあり、多くの歴史と文明そして破壊を経験した国だともいわれています。アルメニアは、アジアとヨーロッパの交差点ともいわれた国であったために、侵略により失われてしまった文明も多いのです。

アルメニアの3つの世界遺産はどれものちのアルメニアの発展や、建築物の歴史に大きく影響を与えたものばかり。キリスト教を国家宗教として初めて指定されたともいわれているアルメニアの教会は大変な見ものですよ!それではアルメニアの3つの世界遺産を紹介します。

目次

伝説の失われたエデンの国、アルメニアが誇る世界遺産を紹介します!

1.ハフパット修道院とサナイン修道院

出典: commons.wikimedia.org

アルメニアは歴史的に多くの国による侵略があったために失われた文明も多くあり、多くの考古学者によりいまだ研究が進められているハフパット修道院とサナイン修道院。この世界遺産は深い亀裂で隔てられた高原地帯にあります。巨大な壁を意味するハフパット(Haghpat)修道院は、アルメニアで最も美しいといわれている修道院です。

10世紀~13世紀に作られたものではないかと言われていますが、決定的な文献がないため現在も考古学者によって調査が進められています。同じく世界遺産に登録されたサナイン修道院は科学論文や医学の文献や歴史的な絵画が残っていた場であることから、重要な文献の場として多くの人が利用した場所なのだそうですよ。

2.エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡

出典: commons.wikimedia.org

エチミアジンの大聖堂は301年-303年の間に建てられた大変美しい大きなドーム型が特徴のキリスト教の教会です。何世紀にもわたり改築と増築が繰り返され、現在はアルメニアが誇る世界遺産として多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。

エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡は、4世紀にアルメニアで国家宗教都市キリスト教が採用されて以降もこの地域の芸術と建築物の発展に大きな影響を与えたそうです。スルブ・フリプシメ教会と王宮跡を含むズヴァルトノツの考古遺跡もアルメニアの歴史を感じられる貴重な遺産です。1700年の時を超えても息づいているアルメニアの世界遺産は必見ですよ。

3.ゲガルド修道院とアザト川上流域

出典: commons.wikimedia.org

1000年前に一度は破壊されたものの再興を経て、今も世界遺産としてアルメニアで多くの観光客が訪れるゲガルド修道院とアザト川上流域。アルメニアでは、岩を裁断して建築物にする文化があり、まさにここは岩の中に作られた壮大な世界遺産です。

修道院としての美しさももちろん、Azat Valley(アザット谷)の頂上にある、アルメニアの壮大な大自然の中にたたずむ姿も世界遺産として多くの観光客に評価されています。大変きれいな景観を望むことができますよ。この修道院の歴史も、1700年も前にさかのぼる4世紀のものです。しかし一番初めに作られた修道院は、9世紀にアラブ人に破壊されてしまいました。いま私たちが目にすることができる世界遺産は13世紀にこの世界遺産の再建に大きく貢献したといわれるProshyan princesによるものです。

訪れた際は、岩でつくられた壮大なアルメニアの修道院、そこから見える壮大な景色、そして数々の岩で作られた装飾にも注目して訪れてください。なかでも岩で作られた十字架は大変な見ものですよ。

◎まとめ

失われたエデンの国アルメニアの3つの世界遺産いかがでしたでしょうか?

幾千もの時を超えて残るアルメニアの世界遺産は大変な見ものですよ。今あるほかの建築物や世界遺産のルーツにもなったかもしれない、3つの世界遺産は一見の価値アリです。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

アルメニアでおすすめの記事

アルメニアのアクセスランキング