寒い冬こそ岩手を楽しむ、岩手の冬のおすすめ観光スポット9選

寒い冬こそ岩手を楽しむ、岩手の冬のおすすめ観光スポット9選

冬の凍えるような寒さに対する知恵が豊富な岩手では、ほかの地域に比べて冬であっても温かく過ごすことができます。ということから、寒い冬を温かく旅行するには、岩手での観光を考えるのがおすすめ。ここでは、この冬に観光に訪れるのに最適なスポットを紹介していきます。岩手で楽しい冬の思い出を作りましょう!

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寒い冬こそ岩手を楽しむ、岩手の冬のおすすめ観光スポット9選

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1. 本州一寒い薮川にある「まほら岩手」で『氷の世界』のイベントを楽しむ

まほら岩手 氷の世界

盛岡市藪川(やぶかわ)にある施設「安倶里まほら岩手」では、毎年冬に『氷の世界』というイベントが開催されています。氷の城や氷の洞窟、県内最大級のLED40万球の光を使ったイルミネーションも見られるのでおすすめ。

まるでアナ雪のような世界が広がる氷の洞窟では、インスタ映えする写真撮影や氷のバーも楽しめます。

まほら岩手 氷の世界

昼間とは違った雰囲気が楽しめるイルミネーションは、デートにもぴったり。氷の城や洞窟もライトアップされ、幻想的な雰囲気です。他にもかまくらでコタツを楽しめるコーナーや氷上ワカサギ釣り、スノーモービルに引かれるスノーラフティングなどイベントも満載。

土日祝には、まほら岩手と盛岡駅を直通で結ぶシャトルバス「まほライナー」を運行しています。

2. 小岩井農場「KOIWAI Winter Lights 銀河農場の夜 2024」

小岩井農場「KOIWAI Winter Lights 銀河農場の夜 2024」

「KOIWAI Winter Lights 銀河農場の夜 2024」は、岩手県の小岩井農場で開催される東北最大級のイルミネーションイベントです。11月23日から1月13日まで、牧場の広大なエリアが約60万球のLEDで彩られ、幻想的な冬の景色を演出します。

期間中には、光の迷路や牛乳パックを使ったランタン、イルミネーションライナーといった独自のアクティビティなどが楽しめるほか、12月31日と元日には花火も打ち上げられる予定です。

イルミネーションの開場時間は夕方以降ですが、昼間(12時~15時)には無料で一部のエリアに入場できるので、観光ついでに立ち寄ることもできます。

3. 寒い冬はダイナミックにワカサギ釣りを楽しむ岩洞湖

岩洞湖のワカサギ釣り

岩洞湖(がんどうこ )は、ワカサギ釣りが楽しめる観光スポットして人気がある人工湖です。釣りは一般的には難しいものですが、ワカサギ釣りは初心者でも大漁が期待できて、観光客も手軽に挑戦できます。岩手県内だけでなく岩手県外からも多くの人たちが訪れ、ワカサギ釣りを楽しんでいます。

道具はすべて現地でレンタルできるので、手ぶらでもOK!周辺のレストランでは釣り上げたワカサギを無料で料理してくれますよ。ワカサギ釣りができる湖の中でも寒さが厳しいといわれる岩洞湖。その氷上で長時間を過ごすことになるので、防寒の備えはきちんとして快適に釣りましょう。

4. キャンドルの灯りが幻想的「雪あかり 2025 in にしわが」

雪あかり in にしわが(岩手県の冬イベント)

「雪あかり in にしわが」は、毎年2月上旬に岩手県の西和賀町で開催される冬のイベントです。西和賀町の各地に雪像やかまくらが作られ、その窓にはキャンドルの灯りがともり、幻想的な景色を演出します。

このイベントは、日本でも有数の豪雪地帯ならではの魅力を生かし、町全体が温かな灯りに包まれる雰囲気が特徴。開催時間は夕方から夜にかけてで、毎年約9,000人が訪れています。

2025年は2月7日(土)17:30~22:00頃に開催されますので、ぜひ予定を立てて訪れてみてくださいね!

5. 寒い冬の川下りは意外と楽しい!猊鼻渓

猊鼻渓(岩手県)

川下りは温かい季節のものと思われがちですが、寒い冬の季節の川下りもなかなかいいものがあります。そんな冬の季節の川下りにおすすめのスポットが「猊鼻渓(げいびけい)」。夏には見ることのできない水墨画のような世界に大きな感動を覚えます。

「日本百景」にも選ばれている名勝として春夏秋冬いつでもその風景を楽しめますが、意外と注目されていないのが冬の景観。しかしながら、一度その景観の素晴らしさを知ると忘れられないほどの感動を得て、毎年のように訪れたくなるスポットになっています。川下りは寒いと思ってしまいますが、実は船の中にはこたつが設けられ、寒さを防ぐためビニールで覆われているので、全く寒さを感じません。

舟下りの終わりに船頭さんが唄う「げいび追分」も人気があります。寒い季節であっても、透き通るような澄んだ空気を吸いながらの川下りはとても健康的。多くの観光客が、岩手県外からも絶景を楽しみにやってくる大人気の観光スポットです。

6. 寒い冬は贅沢な列車の旅を!こたつ列車

「こたつ列車」は岩手の冬の風物詩として知られている三陸鉄道の列車。電車の中に「こたつ」がずらっとスタンバイされています。自宅にいるようにくつろぎながら、海の幸満載の特製弁当をいただき、列車の旅を楽しめる冬の風物詩となっています。

墨絵を見ているような感動を覚えるリアス式海岸景観は雄大で、観光客に大人気。しかし、岩手の冬の旅で問題になるのが、その寒さです。岩手の寒さは日本の中でも厳しく、敬遠してしまう観光客も少なくありません。その問題点を解決してくれるのが「こたつ列車」です。

多くの観光客がその温かさに大満足で、一度こたつ列車に乗ると病みつきになること間違いなし!運行中、なまはげのような「なもみ」が登場するというサプライズがあったりするのも観光客に人気となっています。ゆったりとした気分で岩手の旅を楽しめるこたつ列車で、岩手の観光を堪能してくださいね。

7.「南部美人」日本酒造りの現場をたのしもう

寒い季節の楽しみのひとつに「日本酒を熱燗でいただく」というのがあります。全国的にも有名で多くの日本酒ファンに愛されている岩手の日本酒。そこでおすすめなのが、「南部美人」という岩手で一番人気の日本酒造りの現場を見学観光するコースです。運がいいと見学後に、できたて&しぼりたての生原酒を飲むことができるということもあって、岩手県外からも多くの観光客がやってくる人気のスポットなんです。

工場内は空調がきいているので、寒い岩手でも快適。工場見学は定員制なので、観光前に予約をしたほうがスムーズです。寒い時期に普段何気なく熱燗で飲んでいる岩手の名酒の味も、地元で味わうとさらに美味しいと観光客に大人気。日本酒をますます好きにさせてくれるスポットです。

8.「高松公園」冬に飛来する白鳥を見よう

高松公園(岩手県)

岩手にある高松公園は、春の季節は誰もが知る桜の美しい公園で、お花見に訪れる観光客でにぎわいます。しかし、公園内にある池は白鳥が飛来することでも有名で、寒い季節も魅力的です。

渡り鳥である白鳥の美しい姿を間近に見ることは、実はなかなか難しいもの。高松公園では、ピークには200羽もの白鳥を見られることから、多くの観光客が県外からもやってくるおすすめの観光スポットです。白鳥の飛来した池をのんびり散歩するのは、とても優雅な気持ちになれますよ。

寒さ対策をしっかり行えば、楽しい白鳥との時間をゆったり過ごすことができる高松公園。全国的にも有名でリピーターが多い白鳥鑑賞スポットです。

9. 冬の開運祈願 「龍泉洞」で水祓いに挑戦!

龍泉洞(岩手県)

日本三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」は、岩手県を代表する観光スポット。洞内は一年中10度前後と気温が安定しており、地底湖の吸い込まれるようなブルーの神秘的な空間です。中でも、第3地底湖は特に透明度が高く、深さが約98mもあります。

龍泉洞は、8つある地底湖のうち3つを公開中で、現在も継続して調査が行われているそうです。

冬は「水まつり」が開催され、地域に祀られている水神様に対して、龍泉洞の水を奉納します。冬場にも関わらず岩手県外からも多くの観光客がやってくるので必見。水まつりの際にその水を運搬する役目を仰せつかった搬送隊が行うのが「水祓い」で、ふんどし姿の青年が冷たい水を頭から掛ける姿は圧巻!見ている多くの観光客の方が震えてしまいます。

しかし、家内安全、健康祈願、商売繁盛にご利益があるといわれる水祓いは、一般の方も参加できるんです。清らかな水のご利益を求めて、寒い冬場にもかかわらず意外と多くの観光客が挑戦するんですよ!1年のけがれを取り除き、新年を迎えるにあたって水祓いの儀式に挑戦してみるのもいいもの。

水祓いのあとには龍舞行列や山車、夢灯りなども開催され、見どころ満点の岩手の冬の風物詩。寒い季節は家の中、という過ごし方もありますが、成功へのチャンスをつかむために、あえて寒い季節に岩手で刺激的な体験を行ってみてはどうでしょうか?冬の龍泉洞は、チャンスをつかみたいと思っている方におすすめのスポットですよ。

◎岩手の冬のおすすめ観光スポットまとめ

岩洞湖(岩手県)

岩手県は多くの魅力的な観光スポットがたくさんあります。冬という寒い季節だからこそ味わえる、岩手の冬の観光スポットに思い切って足を延ばしてみましょう。きっと身も心も温かくなれますよ!

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