横浜みなとみらいの歩き方【駅別ガイド】定番&最新観光スポット36選

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横浜みなとみらいの歩き方【駅別ガイド】定番&最新観光スポット36選

高層ビル群と海が織りなすハイレベルな観光地「横浜みなとみらい」。赤レンガ倉庫やランドマークタワーなど、横浜を代表する人気スポットが集中する憧れのエリアです。ショッピングやグルメ、アート、エンタメがぎゅっと詰まった、一日では遊びきれないほどの魅力にあふれています。

そこでこの記事では、横浜高速鉄道の地下鉄「みなとみらい線」の駅ごとに、徒歩で巡れる観光スポットをわかりやすさにこだわってご紹介。横浜みなとみらいでおすすめの乗り物、日本各地から横浜駅へのアクセスもご案内します。


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Y Yasue

京都出身、旅行が趣味です。カプリ島「青の洞窟」、ユングフラウ、アンテロープキャニオン、マウナケアでのサンライズは、特に心に残る絶景でした。またアイスランドでは、オーロラやアイスケーブの神秘的なクリスタルブルーなど、多くの感動を体験しました。これからも、旅の計画に役立つ情報から、心に響くような感動まで幅広く発信していきます!


目次

横浜みなとみらいの歩き方【駅別ガイド】定番&最新観光スポット36選

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■みなとみらい線「新高島駅」

新高島駅(横浜みなとみらい)

エンターテイメントとカルチャーが集まる新高島駅周辺は、みなとみらいの新注目エリアです。

① 日産グローバル本社ギャラリー

日産グローバル本社ギャラリー(横浜みなとみらい)
日産グローバル本社ギャラリー(横浜みなとみらい)

自動車メーカー、日産の最新モデルや歴代の名車を間近で見られる「日産グローバル本社ギャラリー」。複数のゾーンに分かれた広大な空間で、展示車に実際に乗ってみたり、日産の歴史を学んだりすることができます。車を購入する予定がなくても楽しめるよう、さまざまなイベントやトークショーも開催されています。

ギャラリー内には、オリジナルグッズを扱う「日産ブティック」や、横浜の景色を眺めながら休憩できる「ギャラリーカフェ(スターバックスコーヒー)」も併設。みなとみらい線新高島駅から直結しており、隣接する「原鉄道模型博物館」と併せて巡るのがおすすめです。

② 原鉄道模型博物館

原鉄道模型博物館(横浜みなとみらい)

「原鉄道模型博物館」では、鉄道模型コレクターの第一人者、原信太郎氏が収集した世界有数の鉄道模型コレクションが公開されています。

走行音まで忠実に再現された精巧な鉄道模型が、巨大なジオラマの中を走り抜ける光景は圧巻。鉄道ファンならずとも思わず見入ってしまうでしょう。

展示はジオラマだけにとどまらず、鉄道の歴史を学べるコーナーや模型工房など、鉄道の世界に浸れる内容にあふれているので、子どもから大人まで一緒に楽しめます。

③ 京急ミュージアム

京急ミュージアム(横浜みなとみらい)

”『本物』を見て、触れて、楽しむ” をコンセプトにした京急の体験型ミュージアムです。「京急ミュージアム」の館内には、昭和初期から活躍した歴史的車両「デハ236号」が展示されています。

京急ミュージアム(横浜みなとみらい)

京急沿線の街並みを精巧に再現した巨大なジオラマも見どころ。本物の運転台を使って鉄道模型を運転できる体験コーナーも人気です。その他にも、実写映像の運転シミュレーターや、オリジナルの京急車両をデザインできる工作体験など、子どもから大人まで夢中になれるコンテンツがそろっています。

入館は無料ですが、一部の体験コンテンツは有料。また、混雑状況によっては事前予約が必要な場合もあるので、公式ウェブサイトで確認してから訪れるのがおすすめです。

④ YUMESAKI GALLERY

YUMESAKI GALLERY(横浜みなとみらい)

「YUMESAKI GALLERY」は、LGが手がける無料のデジタル体験型施設です。

YUMESAKI GALLERY(横浜みなとみらい)

出典: NEO-NEED - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=123267740による (CC BY-SA 4.0)

館内は「旅立ちの島」「色彩の島」「音楽の島」「天文の島」「時間の島」という5つの島を巡る構成になっており、色・音・光・映像を組み合わせた演出で近未来を体感できます。

大きなディスプレイを使った迫力ある映像アートや、自分で色彩や音楽を生み出すインタラクティブな仕掛けが満載。子どもから大人まで楽しめる魅力的なスポットです。

⑤ 横浜アンパンマンこどもミュージアム

横浜アンパンマンこどもミュージアム(横浜みなとみらい)

大人気アニメ『それいけ!アンパンマン』の世界をまるごと楽しめるテーマパークです。アンパンマンやバイキンマン、ジャムおじさんなどおなじみのキャラクターはもちろん、ちょっとマニアックなキャラクターにも会えるとあって、子どもたちに大人気。「アンパンマンこどもミュージアム」は、関東ではここ、みなとみらいにしかないスポットなので、ぜひ行ってみてください。

参加型のステージイベントが毎日開催されているほか、ショッピングモールエリアでは、かわいいキャラクターパンやオリジナルグッズも販売。見て・遊んで・食べて、家族みんなで一日中楽しめます。

⑥ Kアリーナ横浜

Kアリーナ横浜(横浜みなとみらい)

2023年9月、音楽に特化した世界最大級のアリーナが、みなとみらい地区に誕生しました。約2万人を収容する「Kアリーナ横浜」は、最新の音響設備を完備。座席はすべてステージ正面に向けて扇形に配置されているため、どの席からもステージが見やすく、音響も均一に届くよう工夫されています。

Kアリーナ横浜(横浜みなとみらい)

トップアーティストのライブやコンサートが連日開催され、最高の音楽体験ができると好評です。

なお、Kアリーナ横浜は公演専用の施設のため、ライブやイベントがない日は基本的に中に入ることはできません。隣接するKタワーやヒルトン横浜には飲食店やショップが併設されており、そちらはライブがない日でも利用可能です。

■みなとみらい線「みなとみらい駅」

みなとみらい線「みなとみらい駅」周辺の景観

みなとみらい駅周辺は、ショッピングスポットが充実した、みなとみらいの中心部です。

① 横浜ランドマークタワー

横浜ランドマークタワー(横浜みなとみらい)

みなとみらいを象徴する「横浜ランドマークタワー」は、地上70階建て、高さ約296mを誇る超高層ビル。みなとみらいはもとより、日本を代表するランドマークのひとつです。

タワー内には、展望フロア、ショッピングモールの「ランドマークプラザ」、「横浜ロイヤルパークホテル」が入っており、観光から食事、宿泊まで幅広く楽しめるのも魅力です。

※横浜ランドマークタワーは、2026年から2028年頃にかけて大規模改修が予定されています。横浜ロイヤルパークホテルは2025年4月から、展望フロア「スカイガーデン」は2026年1月から営業を一時休止、2028年以降に再開される予定です。今後も進化し続ける横浜ランドマークタワーから目が離せません。

 ・スカイガーデン

スカイガーデン

「スカイガーデン」は、横浜ランドマークタワー69階にある展望フロアです。3階から日本最高速のエレベーターに乗れば、わずか数秒で地上273mの展望フロアに到着。みなとみらいの街並みはもちろん、天気が良ければ東京スカイツリーや富士山まで、360度の大パノラマを楽しめます。

館内にはカフェやショップも併設されており、景色を眺めながらゆったり過ごせるのもポイント。昼間は青い海と街並み、夕方は夕焼け、夜はきらめく夜景と、時間帯ごとに異なる絶景を望めます。

※横浜ランドマークタワーの大規模改修に伴い、スカイガーデンも2025年12月31日の年越し営業を最後に休業、2028年以降に再開予定となっています。

 ・ドックヤードガーデン

ドックヤードガーデン

横浜ランドマークタワー地下1階にある「ドッグヤードガーデン」は、タワーの足元に残る石造りのドック跡(旧横浜船渠第2号ドック) を活用した広場です。19世紀末に造船所として実際に使われていた歴史的建造物で、全長約107m、上端幅約29m。現在は国の重要文化財にも指定されています。

広場階段状の石組みが残る空間は昼間は開放的な広場として、夜はライトアップされて幻想的な雰囲気に変わります。季節ごとのイベントやプロジェクションマッピングも行われ、歴史と現代アートが融合するスポットとして人気です。

② 横浜美術館

横浜美術館(横浜みなとみらい)

1989年にみなとみらいに開館した「横浜美術館」は、近現代美術をメインに展示を行う美術館。世界的建築家・丹下健三氏が手がけたシンメトリーな建築と、吹き抜けの開放的なグランドギャラリーが特徴です。

館内には、企画展やコレクション展を開催する9つの展示室のほか、10万冊以上の美術書を所蔵する美術情報センター、子ども向けの体験施設、カフェなども併設されています。

約4年に及ぶ大規模改修工事を完了し、2025年2月8日にリニューアルオープンしました。15,000点を超える所蔵品からテーマに沿ったコレクション展や企画展が開催されています。

③ 三菱みなとみらい技術館

三菱みなとみらい技術館(横浜みなとみらい)

「三菱みなとみらい技術館」は、ものづくりの楽しさと最先端の科学技術を学べる体験型ミュージアム。三菱重工グループの原点から未来へのテクノロジーを紹介する「MHI FUTURE GATE」から、化学・技術・産業への冒険がはじまります。

「空・宇宙ゾーン」は、三菱重工のロケットや航空宇宙技術の迫力ある展示が魅力。宇宙飛行士の能力を試せるゲームにも挑戦してみましょう。幅15mの円筒型スクリーンを設置した「バーチャルツアーステーション」では、ロケットの製造から打ち上げまでの技術を映像で学べます。

「海ゾーン」には、水深6500mまで潜水できる友人潜水調査船「しんかい6500」の実物大模型を再現。カーボンニュートラルについて学べる「陸ゾーン」では、持続可能な社会を見える化できるタッチウォールで、環境問題や社会インフラを体感できます。

④ 日本丸メモリアルパーク

日本丸メモリアルパーク(横浜みなとみらい)

帆船「日本丸」を中心に整備された「日本丸メモリアルパーク」は、みなとみらいで最初に誕生したウォーターフロント公園です。

横浜港の歴史を学べる「横浜みなと博物館」も併設されており、船と港の文化に触れ、歴史を感じながらゆっくりと過ごせます。

 ・帆船「日本丸」

帆船日本丸「総帆展帆」(横浜みなとみらい)

”太平洋の白鳥”と称される美しい帆船「日本丸」は、国の重要文化財に指定されています。船内が公開されており、船員の生活空間や訓練の様子を再現した展示を見学できます。

特に、年に12回ほど実施される「総帆展帆(そうはんてんぱん)」は必見です。普段たたまれている29枚の帆がすべて広げられた優美な姿を、ぜひご覧になってみてください。
2025年10月は、5日・12日・19日の日曜日に3週連続で実施される予定です!

 ・横浜みなと博物館

横浜みなと博物館(横浜みなとみらい)

「横浜みなと博物館」は、横浜港の歴史をテーマにした博物館です。開港から現代までの横浜港の歩みや、港で働く人々の暮らしを豊富な資料やジオラマで紹介しています。

帆船模型の展示や、船の操縦を疑似体験できるシミュレーターもあり、子どもから大人まで楽しみながら学べます。

⑤ 臨港パーク

臨港パーク(横浜みなとみらい)

パシフィコ横浜の海側に位置する「臨港パーク」は、みなとみらい地区最大の緑地公園。開放的な芝生広場が広がり、潮入りの池や遊歩道も整備されています。

お弁当を広げてピクニックをしたり、海風を感じながらのんびりと散歩したりと、思い思いの時間を過ごすのにぴったりの場所です。夜には、海の向こうに輝くベイブリッジや、みなとみらいのきらめくビル群を同時に楽しめる、絶好の夜景スポットとしても人気です。

⑥ MARK IS みなとみらい【ショッピングモール】

MARK IS みなとみらい(横浜みなとみらい)

「MARK IS みなとみらい」は、“生活”をテーマにしたライフエンタテインメントモール。ファッション、雑貨、食料品、レストランまで幅広い店舗が揃うのが特徴です。広々とした開放的な空間には、スーパーマーケットやクリニックなどもあり、観光客だけでなく地元の人々にも愛されています。

⑦ ランドマークプラザ【ショッピングモール】

横浜ランドマークプラザ(横浜みなとみらい)

横浜ランドマークタワーに隣接する「ランドマークプラザ」は、アーバンな雰囲気のショッピングモールです。有名ブランドのファッションや雑貨店、レストランが充実しています。展望フロアやドックヤードガーデンなど、ランドマークタワーの観光とショッピングを楽しみたい方に最適です。

⑧ クイーンズスクエア横浜【ショッピングモール】

クイーンズスクエア横浜(横浜みなとみらい)

「クイーンズスクエア横浜」は、ホテルやオフィス、コンサートホールも併設する大型複合施設。3つのタワーと、タワーをつなぐ広々とした空間に、ファッションやグルメの店舗が並びます。イベント広場では季節や行事などに合わせた催しが開かれ、歩いているだけでも楽しい気分に。横浜の景色に溶け込むような洗練されたデザインも魅力です。

⑨ よこはまコスモワールド

よこはまコスモワールド(横浜みなとみらい)

みなとみらいのシンボル、大観覧車「コスモクロック21」が目印の都市型遊園地「よこはまコスモワールド」。入場は無料で、好きなアトラクションのチケットを購入して楽しむことができます。

園内は、運河を挟んだ「ワンダーアミューズ・ゾーン」「ブラーノストリート・ゾーン」「キッズカーニバル・ゾーン」の3ゾーンに分かれています。

水中に突入するジェットコースター「バニッシュ!」のようにスリリングなアトラクションから、小さな子ども向けの乗り物まで幅広く揃い、年齢問わず一日中楽しめます。

 ・コスモクロック21

よこはまコスモワールド「コスモクロック21」(横浜みなとみらい)

新港ふ頭の「ワンダーアミューズ・ゾーン」に、みなとみらいの景色を彩る「コスモクロック21」があります。時計機能付きとしては世界最大の大きさを誇る、全高約113m。1周約15分の空中散歩で、みなとみらいの街並みや横浜港の絶景を一望できます。

なかでも、シースルータイプのゴンドラは、足元まで広がる美しい光景を楽しめるのでおすすめ。追加料金は不要ですので、ぜひスリル感も味わってみてください。

さらに特筆すべきは、日没から24時ごろまでライトアップ&イルミネーションで演出される「光のアート」。約1670万色ものフルカラーLEDによる季節やイベントに合わせた美しいイルミネーションは、みなとみらいを訪れた人々を魅了し続けています。

⑩ 横浜みなとみらい万葉倶楽部

横浜みなとみらい万葉倶楽部

みなとみらいの中心にありながら、まるで温泉旅行に来たかのような気分を味わえる温浴施設です。「横浜みなとみらい万葉倶楽部」では、湯河原温泉と熱海温泉の源泉から毎日タンクローリーで運ばれてくるお湯を堪能できます。

横浜みなとみらい万葉倶楽部

露天風呂や大浴場、足湯庭園、貸切風呂などお風呂の種類が豊富で、時間を忘れてゆっくりとくつろげます。館内には食事処やリラックスルーム、宿泊施設も完備。みなとみらいの景色を眺めながら足湯を楽しめるのも魅力です。

■みなとみらい線「馬車道駅」

みなとみらい線「馬車道駅」神奈川県立歴史博物館

「馬車道駅」周辺は、歴史的建造物と新しい食の体験、エンターテイメントが楽しめるエリアです。

① 横浜赤レンガ倉庫

横浜赤レンガ倉庫(横浜みなとみらい)

みなとみらいを代表する観光名所として愛されている「横浜赤レンガ倉庫」。ドラマのロケ地としても知られるこの建物は、新港ふ頭の保税倉庫として使われていた歴史ある建造物です。異国情緒あふれる佇まいが魅力で、周辺の風景と調和した美しい景観を作り出しています。

館内には、横浜や赤レンガ倉庫ならではのグッズを扱うショップ、海沿いの景色が楽しめるレストランやカフェが豊富に揃い、多くの人々で賑わっています。

横浜赤レンガ倉庫(横浜みなとみらい)

また、一年を通して多彩なイベントも開催。ドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」や「クリスマスマーケット」など、季節ごとのイベントが人気を集めています。広場では、キッチンカーが並んだり、ライブやスケートリンクが楽しめたりと、いつ訪れてもオシャレでワクワクできる場所です。

② MARINE & WALK YOKOHAMA【ショッピングモール】

MARINE & WALK YOKOHAMA(横浜みなとみらい)

横浜赤レンガ倉庫に隣接する「MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)」は、海に面したオープンモールです。海外の街並みを思わせるおしゃれな雰囲気で、ショッピングや食事を楽しめます。

MARINE & WALK YOKOHAMA(横浜みなとみらい)

海風を感じながら散策できる開放的な空間が特徴で、テラス席のあるカフェやレストランも人気。ペット同伴OKの店舗も多いので、愛犬と一緒にみなとみらい観光を楽しみたい方にもおすすめです。夜はライトアップされた横浜の夜景を眺めながら、ロマンチックなひとときを過ごせます。

③ 横浜ハンマーヘッド

横浜ハンマーヘッド(横浜みなとみらい)

2019年にオープンした「横浜ハンマーヘッド」は、日本初の「埠頭」と「食」をテーマにした複合施設。旅客船ターミナルの機能も備えており、豪華客船を眺めながら食事や買い物を楽しめます。

横浜ハンマーヘッド(横浜みなとみらい)

名前の由来は、施設内に保存されている巨大なクレーン「ハンマーヘッドクレーン」です。これは、横浜の港湾を支えてきた歴史的な産業遺産。隣接するハンマーヘッドパークからは、美しい横浜港を一望できます。

横浜ハンマーヘッド(横浜みなとみらい)

1階から2階にはおしゃれなカフェやレストラン、スイーツ店が充実しており、ここでしか味わえないグルメが満載。3階から5階はリゾートホテル「InterContinental Yokohama Pier 8」です。

また、後述する水上バス「SEA BASS(シーバス)」の乗船カウンターと乗り場もあり、[横浜ベイクォーター][ピア赤レンガ][山下公園]へ、観光クルーズしながら移動することができます。

④ カップヌードルミュージアム横浜

カップヌードルミュージアム横浜(横浜みなとみらい)

"創造的思考"を体感できる「カップヌードルミュージアム横浜」で、即席ラーメンの歴史を楽しく学んでみませんか?安藤百福(あんどう ももふく)氏が発明した「チキンラーメン」や「カップヌードル」の歴史を辿る展示のほか、様々な体験アトラクションが楽しめます。

カップヌードルミュージアム横浜(横浜みなとみらい)

チキンラーメンを麺から手作りする工房「チキンラーメンファクトリー」は人気のアトラクション。「マイカップヌードルファクトリー」では、自分でデザインしたカップに好きなスープと具材をトッピングして、世界に一つだけのオリジナルカップヌードルを作ることができます。

お食事は、ラクサやミーゴレン、蘭州牛肉面など、世界各国のさまざまな麺を食べられる「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」でどうぞ。羊肉を使用したカザフスタンの「ラグマン」や、興味をそそられる「カップヌードル カレー ソフトクリーム」、期間・数量限定の「謎肉丼」なども味わえます。

⑤ 横浜ワールドポーターズ【ショッピングモール】

横浜ワールドポーターズ(横浜みなとみらい)

”いろんな世界がここにある"

「横浜ワールドポーターズ」は、アメリカやイタリア、ドイツなど、世界各国をテーマにしたショップやレストランが入った大型商業施設。後述する「YOKOHAMA AIR CABIN」の「運河パーク駅」から直結しているので、空中散歩を楽しんだ後に立ち寄るのにも便利です。

横浜ワールドポーターズ「ハワイアンタウン」(横浜みなとみらい)

特に、ハワイをテーマにした「ハワイアンタウン」は人気のエリア。本場ハワイの雰囲気を味わいながら、グルメや買い物を楽しめます。

また、ショッピングやグルメはもちろん、映画館や「VS PARK」「トリックアート迷宮館」などアミューズメントも充実。食事や買い物だけでなく、エンタメも満喫したい方におすすめです。

⑥ 新港サークルウォーク

新港サークルウォーク(横浜みなとみらい)

新港ふ頭の中心にある「サークルウォーク」は、交差点の四つ角を4本の柱で結ぶ、ダブルワーレントラス構造の美しい円形歩道橋です。

新港サークルウォーク(横浜みなとみらい)

建築物としての存在感を放ちながらも、港町の景観に調和。ワールドポーターズや赤レンガパークなど、新港ふ頭の人気スポットを結ぶハブスポットとして機能しています。

橋上からは赤レンガ倉庫やベイブリッジ、マリンタワーなど横浜らしい風景を一望でき、昼は爽快な港の眺め、夜はライトアップされた幻想的な景色を楽しめます。

⑦ 汽車道

汽車道(横浜みなとみらい)

「汽車道」は、かつて横浜港と新港ふ頭を結んでいた貨物線跡を遊歩道として整備したプロムナード。桜木町駅から新港地区を結ぶ約500mの海上遊歩道には、貨物鉄道が走っていた線路跡が残り、レンガ造りの橋や橋梁が当時の面影を伝えています。

汽車道(横浜みなとみらい)

海の景色と港町の歴史を感じながら散策でき、横浜ランドマークタワーやヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルなど、みなとみらいの象徴的な建物も眺められます。特に夜は、ライトアップされた夜景を間近で楽しめるため、ロマンチックな散歩コースとしても人気です。

■みなとみらい線「日本大通り駅」

みなとみらい線「日本大通り駅」横浜市開港記念会館と県庁前交差点

「日本大通り駅」エリアでは、開港の歴史を物語る街並みと、横浜港の景色が楽しめます。

①【横浜三塔】キングの塔/神奈川県庁本庁舎

【横浜三塔】神奈川県庁本庁舎 キングの塔(横浜みなとみらい)

昭和3年(1928年)に竣工した「神奈川県庁本庁舎」は、茶褐色のタイルと大理石で幾何学模様を施したライト様式の重厚な建築物です。高さ約49mの塔は「キングの塔」と呼ばれ、三塔の中で最も威厳のある佇まい。国の重要文化財にも指定されており、横浜の近代建築を代表する存在です。

屋上展望台からは、クイーンの塔とジャックの塔をはじめ、横浜港を一望できる隠れた絶景スポットとしても知られています。

②【横浜三塔】クイーンの塔/横浜税関

【横浜三塔】横浜税関  クイーンの(横浜みなとみらい)

昭和9年(1934年)に建てられたイスラム寺院風ドームが特徴の「横浜税関」は、現在も税関として機能しています。高さ約51m、緑青色の銅板一文字葺き屋根の塔は、通称「クイーンの塔」。夜になると、塔全体がライトアップされます。

建物1階には、資料展示室「クイーンのひろば」が併設されており、年中ほぼ無休で見学が可能です。港や横浜税関の歴史をはじめ、密輸の手口や税関の仕事等について無料で学ぶことができます。

③【横浜三塔】ジャックの塔/横浜市開港記念会館

【横浜三塔】横浜市開港記念会館 ジャックの塔(横浜みなとみらい)

開港50周年を記念し、市民の寄付で建てられた「横浜市開港記念会館」は、大正6年(1917年)に完成した歴史的建造物。赤レンガと花崗岩を組み合わせた華やかな外観が特徴で、東角にそびえる高さ36mの時計塔は「ジャックの塔」という愛称で親しまれています。

レトロな雰囲気が漂う館内は、美しいステンドグラスや資料コーナーなどの一部エリアが無料で一般公開されています。毎月15日は、講堂や会議室も特別公開されるので、スケジュールが合えば立ち寄ってみてください。

④ 象の鼻パーク

象の鼻パーク(横浜みなとみらい)

「象の鼻パーク」は、横浜港の開港の地として知られる歴史的な場所に整備された公園です。このユニークな公園名は、パーク北東部から突き出た防波堤が、象の鼻に似ていることから名付けられました。園内を、赤レンガパークと山下公園を結ぶ「山下臨港線プロムナード」が通っています。

象の鼻パーク「象の鼻テラス」(横浜みなとみらい)

公園内にある「象の鼻テラス」は、カフェやショップ、アートスペースを備えた休憩所。芝生広場と開港当時の雰囲気を残す開放的な空間が魅力で、みなとみらいの景色や横浜港を行き交う船を眺めながら、のんびりとした時間を過ごすことができます。

象の鼻パーク(横浜みなとみらい)

パークのシンボル「スクリーンパネル」は、日が暮れるとライトアップされ、みなとみらいの景色と相まってとってもロマンティックな雰囲気に。横浜三塔や横浜ハンマーヘッドの夜景を楽しめる絶好の撮影スポットとしてもおすすめです。

⑤ 横浜港 大さん橋国際客船ターミナル

横浜港 大さん橋国際客船ターミナル(横浜みなとみらい)

豪華客船が停泊する「横浜港 大さん橋国際客船ターミナル」は、横浜港の玄関口。国際客船ターミナルとしては珍しく、誰でも自由に利用できる開放的な施設です。

横浜港 大さん橋国際客船ターミナル(横浜みなとみらい)

屋上デッキは、緩やかなスロープの広々としたウッドデッキになっていて、「くじらのせなか」と呼ばれています。

ここは24時間オープンの公園でもあるため、いつでも自由に散策することができます。みなとみらいの景色や横浜港を行き交う船を一望できる、絶好のビュースポットとしてもおすすめ。夜には、きらめく夜景とライトアップされた客船が織りなす幻想的な光景が格別です。

ターミナル内には、豪華客船を間近に眺めながら食事を楽しめるレストランやカフェ、お土産ショップも充実しています。

■みなとみらい線「元町・中華街駅」

元町ショッピングストリート(横浜元町・中華街)

日本最大級の横浜中華街を擁し、異国情緒あふれる街並みが広がるエリアです。本格的な中華グルメの食べ歩きや、山下公園から望む港の景色など、食と絶景を一度に楽しめます。

① 横浜中華街

横浜中華街(横浜みなとみらい)

600軒以上もの飲食店や雑貨店がひしめき合う「横浜中華街」。本格的な中華料理から食べ放題まで、ありとあらゆる中華料理が堪能できる、日本最大級のチャイナタウンです。

活気あふれる通りを歩けば、フォトジェニックな話題のスイーツ、小籠包やごま団子などの食べ歩きグルメから、北京ダックやフカヒレ料理といった高級中華まで、多彩な美食を楽しめます。

関帝廟(横浜中華街)

中華街は見ごたえのある10個の門に囲まれており、それぞれの門が風水に基づいた意味を持っています。「関帝廟」や「橫濱媽祖廟」といった荘厳な寺院もあり、エキゾチックな観光スポットとしてもおすすめ。色鮮やかで美しい装飾も見どころです。

② 山下公園

山下公園(横浜)

横浜港に面して約700mも続く細長い「山下公園」は、横浜みなとみらいを代表するシーサイドパークです。散策におすすめなのはもちろん、ベンチに座って景色を楽しむだけでもこの上ない贅沢な時間。園内から望む港の景色や、みなとみらいのビル群は、季節や時間帯によってさまざまな表情を見せてくれます。

山下公園「未来のバラ園」(横浜)

園内には、童謡『赤い靴』のモデルとなった「赤い靴はいてた女の子像」や、『かもめの水兵さん』の歌碑、海外との交流により寄贈された「インド水塔」「水の守護神」の記念碑など見どころが点在。「未来のバラ園」は、約190種・2,650株ものバラが園内を彩るバラの名所としても知られています。

③ 日本郵船 氷川丸

日本郵船 氷川丸(横浜 山下公園)

山下公園の岸壁に係留されている「日本郵船 氷川丸」は、1930年から1960年まで実際に運航していた歴史ある大型貨客船です。北太平洋航路で活躍当時は、「太平洋の女王」と呼ばれていました。戦時中は病院船として使われるなど、激動の時代を乗り越えてきた貴重な存在として、国の重要文化財に指定されています。

日本郵船 氷川丸 一等食堂(横浜 山下公園)

客船エリアではアール・デコ様式の優雅なダイニングや一等客室を、乗組員エリアでは当時の船員の暮らしを垣間見ることができます。

オープンデッキは、船上から山下公園やみなとみらいの景色を一望できるのも魅力。また、月に2回ほど開催されている中村船長のガイドツアーに参加すると、氷川丸の歴史により深くふれることができます。

④ 横浜マリンタワー

横浜マリンタワー

2022年9月にリニューアルオープンした高さ約106mの「横浜マリンタワー」も、横浜港のシンボルの1つ。下部の壁面が緑化され、内部には夜景と光アートを組み合わせて体感できるメディアアートギャラリーが設けられました。

29〜30階にある展望フロアからは、山下公園や横浜ベイブリッジ、みなとみらいの街並みを一望できます。昼間は青空と港のコントラストが美しく、夜はロマンチックな夜景が広がり、デートスポットとしても人気です。

ライトアップされた横浜マリンタワー(横浜みなとみらい)

また、横浜マリンタワーのライトアップは、最新LEDによるカラフルで動きのある演出に刷新されました。時間帯やイベントに合わせた光の演出もお楽しみください。

■横浜みなとみらいエリアの【乗り物】

最後に、横浜みなとみらいエリアをより楽しめる魅力的な乗り物をご紹介します。

① YOKOHAMA AIR CABIN

YOKOHAMA AIR CABIN(横浜みなとみらい)

「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)」は、2021年4月に開業した日本初の都市型循環式ロープウェイ。JR桜木町駅前と、新港ふ頭の運河パークを、8人乗りゴンドラで結びます。

YOKOHAMA AIR CABIN(横浜みなとみらい)

「運河パーク駅」周辺には、汽車道や横浜ワールドポーターズ、横浜赤レンガ倉庫などがあるので、移動手段として便利なのはもちろん、横浜みなとみらい地区の空中散歩を楽しめる観光アトラクションとしても人気です。夜間はゴンドラがライトアップされ、光るゴンドラが運河の上を行き交う幻想的な風景に。

YOKOHAMA AIR CABINと大観覧車「コスモクロック21」のセット券も用意されていて、オトクに楽しめます。運河パーク駅から観覧車「コスモクロック21」までは近く、歩いて5分ほどです。

② 観光スポット周遊バス「あかいくつ」

観光スポット周遊バス「あかいくつ」

横浜みなとみらいエリアの主要観光スポットを巡る周遊バス「あかいくつ」は、路面電車をモチーフにしたレトロな赤いバス。2つのルートで運行しており、移動手段としてはもちろん、乗車自体も観光体験としておすすめです。

周遊ルートは、桜木町駅前バスターミナルの3番乗り場から、ハンマーヘッドや赤レンガ倉庫、中華街、元町、港の見える丘公園、山下公園、大さん橋客船ターミナル、赤レンガ倉庫、ハンマーヘッドから桜木町へ戻るルート。往復ルートは、桜木町駅前から、馬車道やワールドポーターズを経由し、ハンマーヘッド間を往復しています。

運賃は1乗車220円。一日中乗り降り自由に観光できる1日乗車券600円がオトクで便利です。平日は約20分間隔、土日祝日は約15分間隔で運行しています。

③ SEA BASS(シーバス)

SEA BASS/シーバス(横浜みなとみらい)

横浜駅東口と、みなとみらいエリアの3つの乗船場を結ぶ水上バス「SEA BASS(シーバス)」。みなとみらいの景色を眺めながら、ハンマーヘッド、赤レンガ倉庫、山下公園といった主要な観光スポットへアクセスできます。

乗船時間の目安は、[横浜ベイクォーター ⇔ 山下公園]直行便は約20分。[横浜ベイクォーター ⇔ ハンマーヘッド]は約15分、[ハンマーヘッド ⇔ ピア赤レンガ][ピア赤レンガ ⇔ 山下公園]は各約10分です。

海上から眺める横浜みなとみらいの夜景

さらに移動手段としてだけでなく、みなとみらいをクルージングでも楽しめるシーバスは、海上観光の乗り物としてもおすすめです。

金土日の夜には、みなとみらいの高層ビルやライトアップされた赤レンガ倉庫、マリンタワーなどを船上から眺めるガイド付き「イルミネーションクルーズ」や、潮風を感じながら幻想的な工場夜景を巡る「工場夜景クルーズ」などエンターテイメントクルーズが運航されています。ほかにも、羽田クルーズやサンライズ、花火クルーズなど期間限定の特別プランも人気です。

④ 水陸両用バス「スカイダック横浜」

水陸両用バス「スカイダック横浜」

「スカイダック横浜」は、みなとみらいエリアの景色を陸と海の両方から楽しめる水陸両用バスです。陸上は観光バスとして走り、そのままスロープから海にスプラッシュ!

発着場所は、日本丸メモリアルパークです。約50~60分のエンターテイメントクルーズを、みなとみらいで楽しんでみませんか?

◎都心部・横浜駅から、みなとみらいへのアクセス

横浜駅コンコース

横浜駅には、JR(京浜東北線・根岸線、東海道線、横須賀線ほか)、京急本線、東急東横線、相鉄本線、横浜市営地下鉄など、多くの路線が乗り入れており、都心部や近隣エリアからのアクセスが抜群です。

みなとみらい線(地下鉄)

みなとみらい線(横浜みなとみらい)

横浜駅からみなとみらいエリアへは、数分間隔で運行されている地下鉄「みなとみらい線」が非常に便利。早朝5時過ぎから深夜24時台まで利用できます。

ベイサイドブルー(バス)

ベイサイドブルー(横浜みなとみらい)

横浜駅からみなとみらいエリアの各スポットへは、2両連節バス「ベイサイドブルー」もおすすめ。始発が平日9:50/休日9:45と少し遅めですが、行きたいスポットや時間によって、みなとみらい線と使い分けて利用すると便利です。

◎日本各地から横浜へのアクセス

最後に、日本各地から横浜みなとみらいエリアへのアクセス例をご案内します。

飛行機[羽田空港 ⇒ 横浜駅]

京急(京浜急行線)で羽田空港へ

羽田空港から横浜へは、電車か空港リムジンバスでアクセスできます。

京急(京浜急行線)の空港快特や特急を利用すれば、羽田空港から横浜駅まで最速約25分です。

羽田空港からYCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)行きのリムジンバス

羽田空港からYCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)行きのリムジンバスは、運行本数が多く、全員座れて、重い荷物を持っての乗り換えが不要です。所要時間の目安は 約30〜40分。ほとんど渋滞することはなく、快適に移動できるので人気があります。

ただし、道路事情によっては渋滞することがあるため、公式サイトで最新の運行状況をご確認ください。

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新幹線[新横浜駅 ⇒ 横浜駅]

新横浜駅の新幹線

東海道新幹線の最寄り駅は「新横浜駅」です。新横浜駅から横浜駅まで、横浜市営地下鉄ブルーライン、またはJR横浜線で移動します。

新横浜駅からブルーラインで横浜駅へ行き、あかいくつバスやベイサイドブルーを利用して観光する場合は、横浜市交通局の「みなとぶらりチケットワイド」がオトクです。

高速バス(夜行バス)

YCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)高速バス乗り場

日本各地から、横浜駅東口に隣接する「YCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)」へ向かう高速バスが多数運行されています。夜行便を利用すれば、早朝から観光を始めることができます。

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車・レンタカー「みなとみらいIC」

首都高速神奈川1号横羽線「みなとみらいIC」

みなとみらい地区の最寄り出口は、首都高速神奈川1号横羽線「みなとみらいIC」です。休日は特に渋滞が予想されるため、時間に余裕を持って向かいましょう。

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豪華客船の寄港

大さん橋国際客船ターミナルに寄港「飛鳥Ⅲ」

横浜港には「大さん橋国際客船ターミナル」「横浜ハンマーヘッド・新港ふ頭客船ターミナル」があり、国内外の豪華客船が寄港します。『飛鳥Ⅲ』『にっぽん丸』『リビエラ』など大型クルーズ船の豪華な船旅とあわせて、みなとみらいの観光を楽しむこともできます。

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