紋別市お薦めの観光スポット10選!道北の魅力を紹介します!

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紋別市お薦めの観光スポット10選!道北の魅力を紹介します!

紋別市(もんべつし)といえば、真冬の流氷観光の拠点地。紋別市は、北海道道北に位置する人口約2万3000人の街です。紋別市街地は、流氷が接岸するオホーツク海に面しており、1年を通して綺麗な海と空の景色を楽しめます。そんな紋別市の観光名所で有名なのは、やはり流氷。紋別市ではその他、可愛らしいアザラシが見られる施設や静かな原生花園など、紋別でしか体験出来ない観光スポットが色々ありますよ。季節を問わず楽しめる紋別の魅力を早速ご紹介します。

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紋別市お薦めの観光スポット10選!道北の魅力を紹介します!

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1. オホーツク紋別空港

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北海道の道北方面、オホーツク海沿岸に紋別市はあります。海沿いにオホーツク紋別空港が建っており、1日1便ですが羽田空港から紋別空港発着の直行便が就航しています。羽田・紋別間の所要時間は1時間50分ほど。晴れていれば壮大な大雪山の向こうに広がる太平洋と、紋別上空からオホーツク海を見下ろしながらの空の旅が楽しめます。

また、冬季には運が良ければオホーツク海に広がる大氷原を目撃することができるかもしれません。紋別空港内にあるアザラシのオブジェや、クリオネの像などをバックに記念撮影をするのも良いですね。紋別空港からは、紋別市街地バスターミナルまで行くことの出来るシャトルバスも出ています。紋別市への飛行機以外のアクセスは、都市間バスと乗用車が一般的。遠軽・名寄・旭川・札幌から紋別市へ向かうバスがあり、近い場所からは約1時間ほど。札幌からは約5時間で紋別市まで行くことができます。北海道の大自然を眺めながらのバスの旅も、なかなか味わい深いのではないでしょうか。

紋別市が最も観光客で賑わう、流氷が近付く冬季は、紋別から女満別空港へと続くオホーツク海沿岸を走るバスも運行します。自家用車であちこちの道の駅を観光しながら向かってみたり、女満別空港や旭川空港からのレンタカーを利用するなど、紋別市へ行く方法は様々。色々なルートを探しながらの紋別への旅も楽しいですね。

2. ガリヤゾーン

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紋別市街地からオホーツク沿岸を進んでいくと、「ガリヤゾーン」と呼ばれる広大な観光スポットが現れます。ここは紋別の海を見渡すことができる、紋別の海洋レジャー地域。

流氷砕氷船でお馴染みの「ガリンコ号」ステーションのあるこの紋別の観光エリアは、紋別の自然を満喫できる体験施設がいっぱい。冬だけではなく一年を通して楽しめる、紋別市を代表する観光名所となっています。夏はキャンプ・海水浴・釣りやクルーズ、冬はもちろん流氷観光!紋別の魅力がぎゅっとつまった観光地です。可愛いアザラシにも会える紋別人気の観光エリアで、一日中遊んでしまいましょう。

3. 北海道立オホーツク流氷科学センター

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高さ約12メートル・重さ約7トン!思わずギョッとしてしまいそうな大迫力のカニ爪を模したモニュメントの近くに、体験型観光施設「北海道立オホーツク流氷科学センター」があります。1991年に開館した「北海道立オホーツク流氷科学センター」は、その名の通り紋別の流氷や海洋に関する紋別の観光資料館。紋別市で実際の流氷が観られるのは冬季だけですが、こちらの施設は夏でも流氷を楽しめるという面白さ。多くの観光客が訪れる場所です。

館内では、「流氷の天使」と呼ばれる小さなクリオネ達が出迎えてくれます。日本一の飼育数を誇るだけあって、数え切れないほどのクリオネが円柱形の水槽の中を泳いでいるところが見られるので必見。クリオネの解説や驚きの捕食シーンなど、他では見られないクリオネの姿を見ることができますよ。また迫力満点のドームシアターもあり、紋別上空からヘリコプターで特殊撮影した映像を楽しめます。流氷が現れてから次第に海を覆っていき、紋別へ向かっていく過程を観られるので、お子様も楽しめそうですね。

流氷のことをもっと詳しく知りたい!という方は海氷成長模型やオホーツク海ジオラマの展示などで、考察を深めてみましょう。小さなお子様には、流氷歩行体験や氷の万華鏡、流氷クイズなどが楽しめるプレイランドがお薦めです。季節や天候を問わず楽しめる紋別の観光施設なので、いつ行っても遊べるのが魅力ですね。さらに軽食も食べられる喫茶室や売店も併設されています。紋別市のゆるキャラ「紋太」くんグッズやお土産品など色々置いてあるので、紋別観光の際にぜひ寄ってみて下さい。

4. オホーツクとっかりセンター・ゴマちゃんランド

「とっかり」とは、アイヌ語の浜言葉でアザラシのことを言います。当然のことながら全国的にはアザラシと呼びますが、今でも、紋別をはじめ北海道の漁師さん達では「とっかり」という呼び名が使われることも。昔ながらの呼び名をそのまま使った紋別市「オホーツクとっかりセンター」は、日本最北のアザラシ保護施設です。1987年に4頭のアザラシの飼育から始まり、現在ではなんと20頭を超える数のアザラシが住んでいます。

元々は観光施設としてではなく、漁網などにからまって怪我をしたアザラシを紋別市で保護し、自然の海に返す目的から始まった紋別の施設ですが、現在は鑑賞・観察・体験の機能が加わり、動物園や水族館では出来なかったことを実現しました。紋別市の観光スポットとしても人気の場所ですが、もちろん、保護センターとしての機能も存続しています。数年前に海に帰っていったゴマフアザラシの赤ちゃんは、今でも元気に泳いでいるそうです。

入り口を通ると大きな水槽があり、そこでアザラシが泳いでいる姿を真横から観察することができます。水中行動観察室といって、普通なら上からしか覗けないプールを、水族館の水槽のようにガラス越しに見ることができるのです。水中を泳ぐアザラシの姿は、なかなか見られませんよね。また広いプールに囲まれた広場では、給餌の様子を見学したりアザラシと直接触れ合うことも。飼育員がアザラシについて説明をしてくれるので、興味のある方はぜひ、この機会にアザラシと仲良くなってみましょう。意外な大きさ、温かさに驚くかもしれません。

館内には、本やパンフレットが置かれている休憩スペースもあります。来場した子ども達が書いた可愛らしい絵なども置かれていますよ。紋別の観光施設としてだけではなく、自然保護の役割も担っている「オホーツクとっかりセンター」。可愛いアザラシと遊びながら、オホーツクの自然を学んでみましょう。

5. オホーツクタワー

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海岸から約1キロ沖へ進んだ防波堤の先端に、「オホーツクタワー」が立っています。ここは1996年に世界初の氷海海中展望塔として紋別に建設されました。とっかりセンター同様、単なる紋別の観光施設としてではなく研究観測施設としての役割も担っています。見どころは、やはり地下1階のアクアゲートホールでしょうか。窓の外は、自然のままのオホーツク海。潜らない限りは観ることのできない海中の様子を、ガラス越しに楽しめます。四季を通じて様々に姿を変える紋別の海の世界を観られますよ。

また、夏季のみになりますが夜間営業の期間もあり、こちらも普段は観られない夜の海を観察できます。さらに、2016年にリニューアルオープンした2階のオブザベーションホールには、360度立体シアターが登場しました。アザラシを主役にしたオリジナル作品の上映に加え、前後左右から迫ってくる海の世界は迫力満点。タワーに来た際には、ぜひ体験してみましょう。

防波堤の先に建っているタワーは、歩くと距離がありますが、電気自動車による送迎も行っています。ガリンコ号ステーションから片道700メートル、紋別の可愛いキャラクターが描かれた電気自動車に乗って、海を眺めながら移動が可能。ガリヤゾーンの中でも人気のある紋別の観光スポットです。

6. ガリンコ号

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「流氷とガリンコ号」として北海道遺産に登録されている、紋別のガリンコ号。今や、紋別をはじめとした道北の観光では定番になっています。水陸両用の試作艇1号機に始まり、油田開発のための実験船として作られた初代ガリンコ号を経て、現在オホーツク海を運行しているのはガリンコ号Ⅱです。試作艇はガリンコ号乗り場の横に、初代ガリンコ号はとっかりセンターの裏に展示されているので、紋別観光の記念に写真撮影をするのも良いですね。

世界初の流氷砕氷観光船は、1987年にスタート。当時は定員32名だった初代ガリンコ号は、その後2階を増設するなどして定員70名となり、1996年までの10シーズンに渡って活躍しました。初代ガリンコ号に乗ってオホーツクの世界を楽しんだ観光客は、延べ8万人にもなるそうです。1997年から運行しているガリンコ号Ⅱは、初代よりもぐっと大きくなり、定員はなんと195名。多くの観光客を乗せて、紋別からオホーツク海へと航海しています。

流氷砕氷船としてのイメージが強いですが、ガリンコ号Ⅱは夏季も運行しています。オホーツク海の観光クルーズでは、風に吹かれながら紋別市の夏の海を味わえますよ。そして、観光客に人気なのがカレイ釣り。6月から9月の限定運行となりますが、ブランド魚として評価の高い「紋別カレイ」釣りにチャレンジすることが出来ますよ。自分で釣った紋別カレイは、そのお味も格別なのではないでしょうか。そして、ガリンコ号が本領を発揮するのはやはり流氷観光でしょう。先端部に装備されたスクリューが、氷を砕きながら進んでいく様は迫力満点。運が良ければ、流氷の上にアザラシなどの野生動物を目撃できるかも。

デッキの上は寒いですが、広い船室もあり、船内では温かい飲み物や軽食も販売されているので安心。夏季・冬季ともに乗船には予約が必要なので忘れずに申し込みましょう。また、流氷は自然のものなので天候等によって接岸状況が変わります。紋別観光の際には、ぜひガリンコ号Ⅱの公式HPなどをチェックしてみて下さい。

7. ホワイトビーチ

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ガリヤゾーンにはこの他、ホワイトビーチと呼ばれる砂浜やキャンプができる広場などがあります。ホワイトビーチは、白い砂が敷き詰められた人口海水浴場です。脱衣場やシャワーが完備されているので、観光客の方々も手軽に海水浴を楽しめます。ビーチバレーのコートもあるんですよ。

紋別で海水浴が出来る時季は短いですが、オホーツクの青い海を見ながら砂浜を散歩したり仲間でバーベキューというのもお薦めです。無料の炭焼き台が設置されているので、道具や材料を持ち込めばリーズナブルな焼肉が楽しめますね。炭や網、夜間照明などの有料サービスもあるので、アウトドア用品を持っていない方でも大丈夫です。

海洋公園イベント広場は、基本的にはイベント優先の施設ではありますが、イベントがない時はテント設営が可能。オホーツク海のそばということもあり景色が綺麗で、防波堤での魚釣りにも歩いて行くことができます。正規のキャンプ場ではないため専属の管理人は常駐していませんが、流し台や蛇口のある炊事場や24時間トイレの設備がありますので、安心してテント泊ができますよ。

8. 木のおもちゃワールド館・ちゃちゃワールド

出典: ja.wikipedia.org

紋別空港から車で約1時間、大きなキリンが出迎えてくれる「ちゃちゃワールド」は、世界約40か国の玩具を集めた紋別の観光博物館です。からくり玩具やあやつり人形の他にはくるみ割り人形など、展示・収蔵している数は大小合わせて、なんと約1万個!展示だけではなく遊べるスペースもあるので、子どもも大人も楽しめる紋別の観光スポットです。

子ども達の笑い声が溢れるプレイルーム。ここには木製の滑り台や木の玉プール、おままごとなどの玩具がいっぱいです。木の匂いと温かさ、すべすべした触り心地は、大人にとってもとても気持ちが良いものですよね。思わずワクワクしてしまうような、つい子どもと一緒に遊びたくなってしまう場所です。カプラコーナーには、フランス生まれの木製ブロックがあり、長方形の小さな木の板がどんな物にでも変身。その独特の世界には、きっと大人も夢中になってしまうはず。「ちゃちゃワールド」には、道内最大級の3万枚ものカプラがあります。

カプラで木に馴染んだ後は、木工房での玩具制作もいかがでしょうか。スタッフが丁寧に指導してくれるので、初めての方も安心。世界にひとつだけの、自分だけのオリジナル玩具が作れますよ。紋別観光の記念に、手造り玩具のお土産というのも素敵ですね。

また「銀河鉄道の夜」で有名な影絵作家、藤城清治氏の作品も展示されています。エレベーターホールに飾られている高さ9メートル幅18メートルの作品は、なんと世界最大の影絵なんだそう。これだけのスケールの影絵は、紋別でしか観られません。その他30作品が展示されており、普段あまり観ることのない幻想的な世界を楽しめますよ。さらに木製品や特産品などを販売しているミュージアムショップもあり、ここでお土産を買うこともできますよ。自由に利用出来る休憩スペースもあるので、この観光施設だけで1日中遊べますね。

9. オホーツク流氷公園

出典: kiki / PIXTA(ピクスタ)

紋別市街地から車で約10分。オホーツク海岸沿いの広大な敷地に、4つに分かれたブロックを配備している「オホーツク流氷公園」があります。ガリンコ号ステーションなどがある紋別の観光スポット、ガリヤゾーンから知床方面に進んでいった場所にある道立公園。設計の段階から紋別市の地域住民が関わっており、皆に愛される公園造りを目指しています。

Aブロックでは「楽しみの場所」として、ラベンダー畑や農園、森が広がっています。北海道のラベンダーといえば富良野市が有名ですが、紋別のオホーツクラベンダーも一見の価値あり。4品種1万7000本ものラベンダーが咲き誇っています。海をバックに写真撮影も出来ますね。また、体験農園で気軽にガーデニング体験をしたり、森の木漏れ日の下でのんびりくつろいだり、紋別の自然を満喫できます。休憩スペースのサロンやカフェの営業(冬季以外)も行っており、ひと休みしたい時には誰でも利用できますよ。

お子様にも嬉しい、目一杯遊べるエリアがBブロックの「にぎわいと参加の場所」です。ここは、屋内遊戯室やものづくり広場がある交流館の他、大きな滑り台や、バーベキューコーナーが設置されたピクニック広場など、一日中楽しめるエリア。観光客だけではなく、紋別市に住む地元の親子連れでいつも賑わっています。

紋別の街並みを含む広大な景色を眺められるCブロックは、「のんびりする場所」。小さなお子様からお年寄りまで楽しめるパークゴルフ場や、クロスカントリーコースが設置されています。受付や休憩室がある丘のサロンの屋上に展望台があり、望遠鏡も完備されていて、ここから紋別の街並みを一望することが出来ますよ。また、牧草ロールが転がっているはらっぱの丘、オホーツクのはるかな道と命名された全長3キロの園路もあり、紋別の広大な土地と豊かな自然を満喫することができます。

10. オムサロ原生花園

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オムサロ原生花園は、紋別市街地から車で10分ほど離れた場所にある、原生植物の群落。5月から9月にかけて、紋別の花々が色とりどりに咲き乱れます。オホーツク海に沿って約1km続く砂丘地帯があり、夏季にはハマナスをはじめとする約50種類の植物、冬季は流氷を間近に見られる、紋別市で人気の観光スポットです。

湿原地帯でもあるオムサロ原生花園には、遊歩道が完備されおり、紋別の自然を散策するにはピッタリの観光地。花が咲く時期には、多くの観光客や写真愛好家で賑わいます。園内に建っているネイチャービューハウスの中には休憩スペースがあり、その他、紋別市街地やオホーツク海を一望できる展望台や、園内の花を紹介した掲示板も設置されています。お花が好きな方はもちろん、普段あまり植物と触れ合う機会のない方も楽しむことができますね。

また特産品の直売所もあり、ここで地元の野菜などを購入することができます。新鮮な野菜と紋別市の特産品が並んでいるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。季節毎にイベントも開催されており、観光客だけではなく紋別の地元の方々も楽しめる場所。紋別のキャラクター「紋太」や「モンベモン」に会うことも出来ますよ。ただの紋別の観光に終わらず、紋別市の方々と交流を持てる観光地でしょう。

◎まとめ

春から秋にかけては美しい緑や花々、冬は海外から流れ着いた流氷と、四季によって姿を変える紋別市。主に流氷の街として有名な紋別市ですが、決して冬の観光だけではないと分かります。紋別市には全天候型の体験観光施設も豊富にあり、年齢を問わずに誰もが利用できる内容になっているのも嬉しいポイント。道北の壮大な自然と紋別市の温かい観光サービスに、きっと忘れられない旅行になること間違いありません。

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