【2024年~2025年】年末年始の帰省ラッシュ・渋滞はいつ起こる?

【2024年~2025年】年末年始の帰省ラッシュ・渋滞はいつ起こる?

2024年も年の瀬となり、2025年が近付いてきました。節目になる年末年始、なんと今回は2回の土日と年末年始休みが重なって最大9連休になるところも!帰省に観光にと、たっぷり時間が使えそうですね。

ただし気にしておきたいのは、帰省ラッシュ・Uターンラッシュの渋滞です。9連休もあるので、普段お正月に出掛けない方や、帰省しない方も出掛けるかもしれません。例年よりも行き交う人が多く、帰省ラッシュの渋滞もより大きなものになる可能性があります。

本記事では、2024年から2025年の年末年始における、ラッシュ渋滞の予測時期や発生場所をエリア別でまとめています。年末年始の移動で渋滞を避けたい方は、ぜひチェックしてください。


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好きな料理はもつ鍋。生まれも育ちも九州ではなく、加藤清正と熊本城を愛し、ホークスの試合を楽しみに日々生きてるライターです。


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【2024年~2025年】年末年始の帰省ラッシュ・渋滞はいつ起こる?

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帰省ラッシュピークはいつ?

年末年始 帰省ラッシュ 渋滞 いつ

2024年~2025年の年末年始はカレンダー上で最大9連休となり、例年と比べて時間的な余裕のある年末年始となりそうです。しかし帰省ラッシュ・Uターンラッシュのピークは予想されており、年末は12月29日から30日、年始は1月2日から3日にかけて各地で道路の混雑が想定されています。9連休の影響を受けた場合、帰省ラッシュと観光帰りが重なるなどさらなる渋滞も考えられます。混雑を避ける場合、いつのタイミングで移動しようか計画しておきたいところですね。

なお年始年始の混雑はエリアごとでピークが異なります。帰省ラッシュが最高潮に達している間、都市部へ向かう車は基本的に空いています。逆にUターンラッシュ時は、地方への道路が空くなど両極端です。また地方の高速道路は影響を受けにくいものの、帰省による交通量の増加で一般道が混みあう場合があります。

渋滞の発生場所は決まってる?

年末年始の混雑に限りませんが、過去の混雑データから渋滞が発生する場所やおおよその時間、渋滞の規模まで事前にわかるようになっています。

どのあたりから混むのか、どこまでなら渋滞に巻き込まれにくいのか……。すべて100%の情報ではないものの、常に渋滞情報を想定してドライブ可能です。渋滞を避けたい場合、混みそうな場所や時間をズラすことができます。

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①北海道・東北の渋滞とピーク予測

東北

年末年始の混雑について、まずは北海道・東北エリアの情報をご紹介します。

北海道・東北ともに、交通量のピークは12月29日と1月3日と予想されています。混雑や事故のリスクを避ける場合、この日付をずらして移動するのがおすすめです。

北海道地方は年末年始の渋滞が発生しにくいエリアで、帰省ラッシュ・Uターンラッシュによる大規模な渋滞は予測されていません。

ただし、道央道・北広島インターチェンジ(北広島市)付近では車両台数が増え、若干の渋滞が発生する場合もあります。事故など不測の渋滞を除いてラッシュの影響は少ないので、かなり移動しやすいエリアと言えます。

東北地方は帰省・Uターンともにラッシュの影響は少なめで、5kmを超えるような大きな渋滞は予測されていません。ただし平時と比べて交通量が増えることは変わりません。渋滞が少ないとはいえ、安全運転を心がけましょう。

②首都圏の渋滞とピーク予測

首都圏

首都圏(関東近辺)は各地方を結ぶ高速道路の始点が集まっており、地方へ向かうすべての道路で帰省ラッシュとUターンラッシュが予想されます。

交通量のピークは下りが12月29日(帰省ラッシュ)と1月2日(Uターンラッシュ)、上りは1月2日から4日(Uターンラッシュ)です。ただしピーク時にのみ渋滞が発生するわけではなく、偶発的に大きな渋滞が発生する場合があります。

年末の帰省ラッシュ時、都内へと向かう道路は殆ど混雑しません。逆に、連休終盤の地方へ向かう道路は混雑しない傾向にあります。とはいえ交通量は平時より増えることが予測されるので、渋滞がないからと油断のないようにしましょう。

年末は東名綾瀬スマートIC下りが混雑

年末の関東でもっとも混雑するエリアは、東名高速道路の下り、「綾瀬スマートインターチェンジ」の周辺です。こちらの渋滞はピーク時に関係なく発生する可能性があり、連休初日の12月28日の朝から1月4日まで、ほぼ毎日渋滞する予測がされています。ただし夕方から夜間にかけて、比較的渋滞が落ち着く見込みです。

東名高速道路は都内から神奈川県の中部を横断し、東海方面へと向かう高速道路です。近年では経由地が変わる「第2東名」が造られるなど、愛知・京都・大阪方面乗り換え込みで続く主要道として機能しています。
沿線は神奈川の主要都市も通り人口密集地が多く、帰省ラッシュ時は毎回のように長い渋滞が発生するエリアです。

2024年の年末も長い渋滞が予測されますが、日中は迂回先の中央道も混んでいる可能性が高めです。神奈川県内~静岡の間は高速道路を使わず、下道で西へと進むのも手です。

中央道は八王子近辺が鬼門

年末年始それぞれのピーク時、中央自動車道の八王子ジャンクション~小仏トンネル付近で渋滞が予想されます。八王子は圏央道と中央道が交わるポイントであり、いずれも交通量の多い高速道路です。

合流地点で渋滞が発生し、高い確率で足止めとなる可能性があります。また、この渋滞の影響から圏央道側にも渋滞が伸びている場合があります。

連休中は毎日のように渋滞の可能性があるエリアなので、高速道路を避けて下道を選ぶのも手段の一つです。ただし下道もルートが限られるので、国道など大きな道は混雑が予想される点は留意しておきましょう。

年明けの羽生PA・高坂SA上りは30km級の渋滞予測が!

年明けの上り線、Uターンラッシュ時にもっとも混む恐れがあるのは、東北自動車道の「羽生PA」と関越自動車道の「高坂SA」周辺です。いずれも1月2日の12時~23時、1月3日の12時から22時にかけて、30kmを超える渋滞が発生する可能性があります。一度混みはじめると、深夜まで渋滞が落ち着かない場合が殆どです。

東北自動車道は東北方面、関越自動車道は新潟方面といずれも関東北部からさらに北へと抜けていく高速道路です。こちらでの渋滞はピークの時間帯に発生しやすいので、日付や時間をずらすことで最も混んでいるタイミングを回避できる場合があります。

③北陸甲信越の渋滞とピーク予測

甲信越

2024年~2025年の年末年始、北陸地方における渋滞予測はありません。交通量の増加を見込んだとしても、10kmを超える大型の渋滞は想定されずスムーズな移動が可能となります。

甲信越も同様、帰省による交通量増加で県内下道の渋滞が発生する場合がありますが、高速道路の大規模な渋滞は発生しないという予測がされています。

ただし関越道・中央道ともに帰省ラッシュによる渋滞が発生する道路なので、地方に着くまでの時間が最大の鬼門となります。

④東海・近畿の渋滞とピーク予測

近畿 東海

東海・近畿は西日本で最も帰省ラッシュ・Uターンラッシュが予想されるエリアです。帰省ラッシュのピークは12月28日の8時頃、Uターンラッシュのピークは1月2日から3日までと予想されます。

ラッシュによる高速道路の混雑はもちろん、一般道も交通量が増加が予測されます。県内のちょっとしたお出かけも年末年始は車が普段より多い可能性が高いので、安全運転を心がけましょう。

伊勢湾岸自動車道が渋滞ポイント

東海・近畿エリアで、ラッシュ時に最も大きな渋滞が予測されるのは伊勢湾自動車道の「弥富木曽岬IC」周辺です。12月28日と29日の朝にもっとも混雑が予想され、長さは25kmほどになると予測されています。

伊勢湾自動車道は名古屋と三重県や和歌山方面を結ぶ湾岸道路で、弥富木曽岬ICは人気テーマパークである「ナガシマスパーランド」や「アウトレットパーク ジャズドリーム長島」の最寄りインターとなります。

愛知県東部への帰省だけでなく、年末年始の買い物に遊びにと多くの車が集まる区間です。想定より大規模な渋滞が発生してもおかしくないので、特に注意すべき道路と言えるでしょう。

名神は大津ICが上下で混雑

名神自動車道の大津IC付近も渋滞が予測されるエリアです。下りはラッシュピーク時の12月28日~29日に20kmほどの渋滞予測。上りは年始の1月2日の正午から、25kmほどの渋滞予測がされています。どちらも、ラッシュのピーク時は混雑が予想されます。

大津周辺はも近畿でも混みやすいエリアです。一般道や「京滋バイパス」を使って大津を迂回したり、日時をずらしての移動が良さそうですね。

⑤中国・四国の渋滞とピーク予測

四国

中国地方は帰省ラッシュ・Uターンラッシュの影響を受けることが予想されます。ピーク時には5km前後の渋滞が発生する可能性が高い、注意が必要なエリアです。下り(九州方面)のピークは12月28日(土)と29日(日)、上り(大阪方面)は1月2日から3日です。できればこのピークの日付をずらして移動したいところですね。

山陽道は上下とも混雑の可能性アリ

中国地方でメインとなっている高速道路に山陽道(瀬戸内海側)と山陰道(日本海側)の他、「中国自動車道」がありますが、都市の規模が大きい「山陽道」側が混雑しがちです。

山陽道、岡山市の笠井山トンネル付近は年末・年始ともに渋滞が発生するエリアです。年末は12月29日の正午に下り線(九州方面)が、年始は1月3日に上り線(大阪方面)の混雑が予想されています。上り線は他にも、岡山市の二子トンネルと、東広島市の八本松トンネルも混雑しやすいエリアです。こちらはいずれも年始の1月2日、または3日の夕方から混み始める可能性があります。

なお山陽道以外の高速道路は比較的混雑しないと予測されています。山陽道の混雑を避ける場合、中国自動車道や山陰自動車道方面へと迂回するのがおすすめです。

笠井山トンネル

二子トンネル

四国は松山インター周辺で混雑

四国地方は帰省ラッシュ・Uターンラッシュの影響をそれほど受けません。年末年始にかけて四国全体で交通量は上昇する傾向にあるものの、大きな渋滞はそれほど多くありません。

ただし四国で人口が最多で特に車が集まりやすい、松山インター周辺は5km~10kmの渋滞が発生する可能性があります。特に年始2日から3日のUターンラッシュで混雑が想定されています。

9連休の中日に当たるため、日程に余裕があって移動しやすく混雑の原因になります。予定を前倒しにするのも良いかもしれません。

⑥九州の渋滞とピーク予測

九州

年末年始の九州は、九州自動車道をはじめ広い範囲で渋滞が発生する可能性があります。

交通量が増えることから上り・下りいずれも混みあいますが、比較的下りは年末に、上りは年始に混雑しがちです。いずれも帰省ラッシュ・Uターンラッシュどちらのタイミングでも渋滞が発生しそうなので、特にどこか渋滞しそうなのか、以下で確認しておきましょう。

なお主に九州の北側が混雑し、南側はあまり混みあいません。

九州は広い範囲で渋滞予測

年末の上り側は連休初日の12月27日、九州自動車道「鳥栖ジャンクション」周辺で5kmほどの渋滞。翌28日は西九州自動車道の「佐世保中央」で混雑が予想されます。

年末の下りは29日から31日にかけて、九州自動車道の「須恵スマートIC」付近が混雑するようです。

年始の上りは1月2日から渋滞が予想され、同じく「須恵スマートIC」付近でUターンラッシュに直撃。他にも2日から4日かけ、九州自動車道の「南関」で20kmの渋滞が予想されます。

広範囲かつかなりの期間で混みあいそうですが、年末は12月28日、年始は1月1日と1月5日がピークを避けられる日時とのことです。この日に合わせて移動するのが良さそうですね。

沖縄も渋滞予測が出ている?

離島ながら都市があり、人口も多い沖縄。帰省には主に飛行機が使われます。年末年始は空港からレンタカー利用で帰省する方も多く、交通量が普段よりも増大。特に那覇の都市部や、高速道路である沖縄自動車道の一部では混雑が予想されます。

須恵スマートIC

南関インターチェンジ

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