【初心者必見】夜行バスにも攻略法が?対策アイテムや乗車感覚をご紹介!

【初心者必見】夜行バスにも攻略法が?対策アイテムや乗車感覚をご紹介!

夜行バス初心者必見!東京から各地方へ向かう際の注意点や、事前準備したいアイテム、行先別でどれくらい違うのかをご紹介します。

移動時間の関係や、旅費・コストを安くするなどの関係で多くの方に利用される「夜行バス」。都市から都市、地方都市から地方都市……路線は無数に存在し、関東から中国地方などかなり離れている場所でも一晩のうちに到着してしまいます。新幹線で同じ距離を旅行する際、かかる費用は圧倒的にリーズナブル。旅費がかかることを理由に避けていたエリアへも行けるようになり、行動範囲は格段に広がることでしょう。

しかし「普段ベッドや布団で寝る時間をバスの中で座って寝る」わけで、よく考えたら恐ろしい時間であることに変わりありません。選択肢がないとしても、なかなか気軽には乗る気になれないのも事実です。どんな事前準備をすれば良いのか、本記事では一部路線の乗車感覚の違いや対策アイテムについてご紹介します。夜行バスでの旅行を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

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【初心者必見】夜行バスにも攻略法が?対策アイテムや乗車感覚をご紹介!

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夜行バス攻略に必要なアイテムとは?

夜行バス 攻略

夜行バスに乗り込む前に、すべての路線共通で快適に過ごすためのアイテムが必要です。

これがないとバスに乗れない、というわけではありません。しかし装備なしで登山へと挑むより、フル装備で行った方が遥かに安全でしょう。

以下では事前に用意したいアイテムとその理由を解説します。

耳栓・アイマスク・ネックピロー

夜行バス 攻略

夜行バスで疲れずに眠りたい、という方の基本アイテムです。この3つはセットで用意しておきましょう。

アイマスクは突然の灯りから目を守るためのものです。夜行バスは基本的に消灯時間が早く、消灯してしまうと真っ暗ではあるものの、サービスエリアなどでの休憩の際は灯りがつきます。路線によっては短い感覚で休憩があり、眠りについたのにその度に起きてしまうことを防ぎます。ホットアイマスク、または冷えるアイマスクなど好みで用意できるとなお良いでしょう。耳栓は休憩時のアナウンスを小さくし、走行音の軽減にもなります。

ネックピローは空気を入れて膨らませる、言わば首の枕。首を固定することで寝ている時の疲労を抑え、寝やすくなるなど快適さが格段にアップ!こちらも用意したいところですね。

スリッパ

バスの中で長時間、靴を履きっぱなしにするのと脱いで過ごすのとでは不快感が遥かに違います。スリッパを用意しておき、こちらに履き替えておくとかなり快適です。ただし人によっては靴の臭いが気になるという場合もあるので、靴を置く場所や臭いのケアには十分に注意しましょう。

なお、バスによってはこのスリッパが備え付けで用意されている場合があります。

夜行バス攻略法1.「東京→名古屋・大阪間」

東京から夜行バスに乗る際、昼・夜問わず便数も多く、距離・時間ともに短いのが東京‐名古屋間東京‐大阪間です。東京から出る場合、負担が少なく夜行バスや高速バスの登竜門的な存在と言えるでしょう。到着がお昼過ぎになるので旅日程的な都合はあるものの、夜行を避けてお昼の時間に利用してみるのもおすすめです。乗車時間は共に5時間~6時間ほど。なお名古屋と大阪では距離的には名古屋の方がずっと先に着いてしまいますが、到着時刻は同じくらいなので電車も動いていない時間に着いてしまう、ということはありません。

距離や時間的には苦労しませんが、最大の敵は「睡眠時間」や「眠さ」です。東京から大阪の路線は距離と時間の割に休憩時間が多めという場合があり、前述の必須アイテムで上げたアイマスクと耳栓が大活躍!何も装備せずにいると、寝た!というタイミングで「お疲れ様でございます」と乗務員のアナウンスや点灯で強制的に起床しかねません。また寝てしまうとあっという間に着いてしまうので、寝過ごしには十分に注意しましょう。

また到着時は微妙な睡眠時間が災いして、とてつもなく眠い状態であることが殆どです。荷物の取り忘れなどがないように気を付けてください。

夜行バス攻略法2.「東京→四国間」

夜行バス 攻略

続いての路線は、夜行バスの乗車時間が急激に伸びる東京→四国への路線です。本州東側から見て入り口である徳島を経由して、香川や高知などの都市へとアクセスします。東京から名古屋や大阪への路線とは難易度が遥かに違い、前述した必須アイテムをフル装備で挑む必要が出てきます。

乗車時間は、たとえば香川県に訪れる場合は11時間近くになることも。従って出発時間が21時代と早めでも、到着は日も登り切った8時~9時になる場合があります。

この距離を走るバスの最も辛い部分は、なかなか寝たい時間に眠れないことです。21時に出発してさっと眠りにつくことができれば良いのですが、姿勢の悪さや音が気になって中途半端に目が覚めてしまったり、なかなか眠れないことが多々あります。出発の前に、水分補給やこまめなストレッチをしておくと良いでしょう。

また、食事は2時間前か3時間前に済ませておくのがベストです。長時間だからと直前に満腹にしていると、乗った後で気分が悪くなってしまうかもしれません。バス内での食事はマナー違反ですが、休憩時間に外出した際、軽く食べられるものを口にするのも良いでしょう。

夜行バス攻略法3.「東京→広島間」

夜行バス 攻略 広島駅

続いては夜行バスの中でも最長クラスの距離で、地図を見るだけでも距離の長さを感じる「東京→広島間」です。乗車時間は12時間から13時間、道路状況によっては14時間を超える場合もあります。

四国へと向かう便と同様、出発時間は20時前後とかなり早め。しかし到着するのはこれまた半日経った9時に到着します。仮に8時間たっぷり睡眠を取れたとしても、4時間は起きて過ごさなければなりません。基本的に静かな車内なので、消灯時間までは本を読む、現地の観光スポットを調べておく……諸々で時間を潰すのがおすすめです。また眠ってから目が覚めるとまだまだ到着していない場合がありますが、スマホなど画面が光るものは他の乗客の迷惑になりかねないので極力使用を控えましょう。

経由地である福山駅は広島県内にありますが、広島市街とは広い県内の東西対極にあるので近くまで着いた、とは言えません。目安にはなるものの、まだ1時間~2時間かかります。

しかしあまりの乗車時間の長さに、到着してから地に足を付けた瞬間はまるで異国の地に降り立ったかのような錯覚に包まれる場合があります。長時間の夜行バスに乗ったからこそ感じられる体験の一種です。

なお、進行方向は逆ですが東京→東北地方の移動時間もこれくらいか少し短いかくらいであり、特に青森まで向かおうとすると同じくらいの乗車時間がかかります。こちらは季節で気温差を感じやすいので、上記の対策と合わせて寒さ対策をしておくと良いでしょう。

夜行バス攻略法4.「東京→福岡(博多)間」

夜行バス 攻略

おそらく国内でも最長クラスの距離である夜行バス移動、それが東京→福岡(博多)間の夜行バスです。新幹線移動でも5時間かかる距離ですが、バスの場合は14時間以上をかけての移動となります。ただし、料金は新幹線の乗車費用と比べて半額近くとなり、時間を取るか費用を取るか、となるでしょう。

日本の中心から九州の入り口まで一晩で走りますが、他のバスのように朝起きたら着いてるバスではありません。夜行バスでありながら4時間~5時間は朝を迎えた後の走行。到着時間はお昼前になる場合もあり、寝られている方は殆どいないでしょう。乗車してから消灯までの時間よりも、やや明るくなってからの時間の方が遥かに長く感じるでしょう。周りが明るいとできることも増えるので、夜の時間つぶしよりは自由があります。

あとはとにかく乗車時間が長いので、疲労を蓄積しないことが優先です。休憩時間は外に出るようにしてみたり、できる限りですが体を伸ばしたり手組を軽く動かしたりしてストレッチしてみたり、アイテムの効果よりも自身でできるケアも万全にして乗車してみると、想像よりは楽にバス移動を楽しめます。

◎夜行バス攻略法まとめ

路線ごと、夜行バスの攻略方法についてまとめました。

夜行バスは新幹線などと比べてコストパフォーマンスは良いものの、人によっては全く乗れない、または名古屋から先は無理という方などその感想はさまざまです。ただし予算が心もとない、朝早く現地に着ければそれでもOKという場合、夜行バスは救世主的な存在になることもあります。

新幹線との違いは到着時間が早朝やお昼だったりと、ある程度が一定で便ごとの違いが少ないことです。バス移動なので多少時間の前後がありますが、旅日程が壊れるほどの遅延は殆どありません。本記事であげた情報を基に、ぜひ夜行バスを攻略してみてください。

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