【2024年最新】東京でふたご座流星群が見れる場所はどこ?

【2024年最新】東京でふたご座流星群が見れる場所はどこ?

東京や都内近郊で「ふたご座流星群」を見れる場所について、見れる方角や極大のタイミングなど2024年最新情報をご紹介します。

ふたご座流星群とは、毎年12月に出現する流星群です。年々活発化しており、条件が整えば年間最大級の流星を確認できる可能性もあり。今年はどんな流星を観測できるのか、12月になると毎年注目される流星群です。

本記事ではスポットだけでなく、ふたご座流星群が見れる方角やおすすめの時間帯、見れる条件などについても記載します。ふたご座流星群を追ってみたい方はぜひ覗いてみてください!


この記事を書いた人


I N

好きな料理はもつ鍋。生まれも育ちも九州ではなく、加藤清正と熊本城を愛し、ホークスの試合を楽しみに日々生きてるライターです。


目次

【2024年最新】東京でふたご座流星群が見れる場所はどこ?

目次を閉じる

ふたご座流星群とは?

ふたご座流星群 見れる場所

ふたご座流星群は1月のしぶんぎ座、8月のペルセウス座と並んで「三大流星群」の一つに数えられます。毎年12月に出現。放射点にふたご座があることから、ふたご座流星群と名付けられています。

2024年の出現期間は12月4日から20日で、特に多く観測できる「極大」の日時は12月14日の昼前となっており、毎年1時間で30~60近い流星群を観測できる可能性があります。

流星群は毎年極大でも流星数にムラがあり、多い時もあれば極端に少ない時もあるなど安定しません。ただし「ふたご座流星群」は毎年多くの流星が安定して出現する傾向にあり、この点では年間最大級の流星群とも言えるでしょう。

ふたご座流星群の極大日時

2024年のふたご座流星群は、12月14日の午前10時ごろに極大を迎えます。しかしこの時間はお昼で、流星群の観測には向きません。

ふたご座流星群は極大に近付くにつれて活発になり、極大を過ぎると一気に流星の量が減る特徴があります。このことから、観測は12月13日~14日の夜明けまでがベストです。

しかし2024年の12月15日は満月であるため、前日となる13~14日も夜空はやや明るめです。月の明かりを遮って観察するようにしましょう。

ふたご座流星群は増え続けている?

ふたご座流星群が最初に観測されたのは、1862年のこと。日本ではギリギリ江戸時代で、まもなく明治時代になるという時期です。

当時は1時間ごとに10の流星を観測する程度だったようで、現在と比べると規模は大きくありません。

しかし初観測から140年以上が経ちました。年を経るごとに「ふたご座流星群」は活発化し、現在は条件さえ整えば1時間に40から60の流星を観測できるようになりました。

年々増加し、かつ規模が安定しているふたご座流星群。2024年の観測はどんな流星を観測できるのか、もっとも期待されている流星群の一つです。

ふたご座流星群の特徴

ふたご座流星群 見れる場所

ふたご座流星群の特徴として、毎年安定した数が観測できる流星群という一方、「地味でも派手でもない流星群」というものがあります。

極端に明るい「火球」のような流星もなく、流星痕が長く残るものも多くはありません。当たり外れがない代わりに、特徴がないのが特徴となっていました。

ただし近年のふたご座流星群はハッキリ見える流星跡を残すものや、星が落ちてきたのかと見間違うほど明るい流星が観測されることがあるなどかなり活発になってきています。

上述にもありましたが、「極大」が近付くにつれて活発化し、極大が過ぎると一気に流星の数が減るのも特徴です。

ふたご座流星群が見れる方角はどっち?

ふたご座流星群が見れる方角は特に定まっていません。どの方角でも流星群を観測することができ、放射線である「ふたご座」を中心として四方八方に流れます。

どこでも大丈夫とはいえ、見逃す可能性を減らしたい場合、ふたご座近くを狙って観測するのが良さそうですね。

ふたご座は有名な「オリオン座」の近くにあるので、ふたご座を見つける際はこれを目印としましょう。12月の午後9時ころ、オリオン座は東の空に見えます。

ふたご座はオリオン座の左側に位置しています。オリオン座の一部は「冬の大三角」を組んでいますが、この「冬の大三角」から見て左上がふたご座です。星座を挟んで下側に冬の大三角、その右上にオリオン座、そこからやや左上ふたご座といった位置関係です。
ふたご座の頭にあたる1等星のポルックスと2等星のカストルが並んでおり、オリオン座のやや上部分に向かってポツポツと、ふたご座の胴体となる星が並んでいます。

ふたご座流星群が見れる場所はどこ?

ふたご座流星群 見れる場所

ふたご座流星群は、条件さえ整っていれば東京都内でも見れる場所があります。

これはふたご座流星群に限りませんが、流星群が見れる環境は夜間であることと、光が少ないこと、または広い範囲で空を見れること。そして晴れていて、雲が少ないか殆どないことが条件です。

東京都内では夜でも明るい町が多いので、そういったところは適しません。灯りが少なく、空を広く見れる地域が最もおすすめです。

満月の影響はどれくらいありそう?

前述にもあった通り、2024年の極大日は満月の前後にあたる日で、月の影響もあって夜空が明るめ。影響がありそうなので、光を遮って鑑賞する必要があります。

流星群を鑑賞する環境としては、やや向かい風と言えます。元々明かりが多い場所は推奨されませんが、2024年はより人工的な光が少ない場所を選びたいところです。

ただし、ふたご座流星群は近年かなり活発になってきている流星群であることも事実です。多少明るくとも、ハッキリわかるような大きな流星が観測できるかもしれません。

東京都内のふたご座流星群観測スポットとは?

ふたご座流星群 見れる場所

以下では、ふたご座流星群の観測におすすめのスポットを東京都内に絞ってご紹介していきます。

東京都内は夜でも明るい場所が多く、ビルも高く夜空が遮られて観測しやすいイメージがありません。しかし、実は都内でも西東京に目を向けると、明かりは少なく観測に適したスポットが点在しています。

ただし、夜間の観測になるため電車では行き辛いのが難点。レンタカーを利用してアクセスするのがおすすめです。こちらもあわせてご利用ください。

おすすめスポット①石神井公園

ふたご座流星群 見れる場所 石神井公園

石神井公園は都内からで1時間足らずの時間でアクセスできる、もっとも身近な公園です。西武池袋線の「石神井駅」から徒歩7分ほどです。アクセスの良さから、天体観測の名所として知られています。

都心近くにありながら木々が多く、人工的な明かりも少なめ。寝転がって観測できる広場もあれば、駐車場もあります。新宿からそれほど移動してないのに、そうとは思えないほど良い環境の中で観測が可能です。

石神井公園へのアクセス方法

石神井公園へは電車でのアクセスがしやすい公園です。最寄りの西武池袋線「石神井駅」までは、池袋駅から急行で10分、各駅停車でも20分の距離です。ただし観測は夜間になるので、日帰りの場合は終電時間に注意しましょう。

車で訪れる場合、駐車場があります。ただし周りは住宅街で、道は広くありません。近隣で目印となるのが「石神井公園駅」なので、まずは駅を目指しましょう。

駅は東西に踏切がありますが、この踏切を通る道はいずれも石神井公園に通じています。まっすぐ南西側に進むと石神井公園が見えてきます。

おすすめスポット②武蔵野の森公園

ふたご座流星群 見れる場 武蔵野の森公園所

続いてご紹介する調布市の「武蔵野の森公園」は、西武多摩川線の「多摩駅」を最寄りとする公園です。

こちらも夜空を見渡せる環境が抜群かつ駅や住宅街からもほど近いおすすめの流星群観測スポットです。住宅街近くとはいえ、夜になると明かりが少なくゆっくりと星空を鑑賞できます。こちらも流星群に限らず、普段から鑑賞スポットとして人気があります。

近くに国立天文台があるので、こちらもあわせて立ち寄ってみましょう。

武蔵野の森公園へのアクセス方法

武蔵野の森公園の最寄りは西武多摩川線の駅ですが、西武多摩川線は他の西武鉄道と接続がない路線です。新宿・池袋から訪れる場合、西武線に乗っても多摩駅まで辿り着きません。

まずはJR中央線の「武蔵境駅」で多摩川線に乗り換える必要があります。駅からは徒歩数分です。

ほかにも京王線の「飛田給駅」や「西調布駅」からも徒歩でアクセス可能です。こちらは「新宿駅」から京王線に乗ってアクセスできます。

車で訪れる場合、高速道路の最寄りインターは中央道の「調布インターチェンジ」となります。インターを出てすぐ甲州街道を西へ進むと、公演の敷地が見えてきます。高速道路の近くには「味の素スタジアム」がありますが、この一帯が武蔵野の森公園です。

おすすめスポット③奥多摩

ふたご座流星群 奥多摩湖

続いては西東京の奥地も奥地、奥多摩湖の周辺をご紹介します。こちらは東京都内・神奈川県内から訪れる方にとって定番の流星群鑑賞スポットです。車で移動する場合、都心から早くて1時間ほどの場所に位置しています。

都市部ではないので街灯りは少なく、人工的な光も殆どなし。空も開けていて、視界を遮るものも殆どありません。天体観測そのものと相性が良い条件が揃っており、ふたご座流星群の鑑賞にもピッタリです。

湖畔沿いには夜景観察にピッタリな駐車場がいくつかありますが、「大麦代駐車場」や「月夜見第一駐車場」がおすすめです。駐車場は他にもあり、「奥多摩湖ダムサイトパーキング」や、お手洗いのある「水根駐車場」も鑑賞スポットとして利用できます。

ただし電車でのアクセスは困難となるので、車で訪れるのがおすすめです。冬は特に寒くなるエリアなので、防寒対策は万全にしましょう。

奥多摩周辺へのアクセス方法

まずは奥多摩湖の湖畔沿い、国道411号線を進みます。前述した「大麦代駐車場」などは湖畔沿いの道中にあるので、夜間は通り過ぎないように注意してください。

「大麦代駐車場」へ行く場合、駐車場は湖の北側にあります。目印として、駐車場から北側に「八方岩展望台」があります。

山梨・大月方面からは139号線を北上し、奥多摩湖まで着くと深山橋の先を右折で国道411号線へアクセス可能。都内からは、あきるのICや八王子から国道411号にアクセス可能です。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

東京でおすすめの記事

東京のアクセスランキング