初穂料
【一陽来復御守】1,000円
【一陽来復 懐中御守】400円
※2024年11月現在
東京・早稲田にある1062年創建の「穴八幡宮(あなはちまんぐう)」は、冬至から翌年の節分にかけて特に賑わう神社です。この神社の名物は、金運や商売繁盛にご利益があるとされる「一陽来復御守」というお札とお守りです。
「一陽来復御守」は、1688年から穴八幡宮で頒布が続けられている由緒あるお守りで、授与期間は毎年冬至から翌年の節分までに限定されています。さらに、お札を祀るタイミングも年に3回のみで、祀る方角も年ごとに厳密に定められているのが特徴です。
今回は、そんな穴八幡宮の見どころと「一陽来復御守」について詳しくご紹介します。
目次
【穴八幡宮】「一陽来復御守」が有名な東京屈指の金運パワースポット!
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穴八幡宮のいわれ
1062年に穴八幡宮を創建したのは、源義家(八幡太郎)とされています。穴八幡宮にお祀りされているのは、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后です。一時期は小さな祠があるのみでしたが、1641年に横穴の中から金色の御神像が見つかったことから「穴八幡宮」という名前になりました。
1703年には壮大な社殿が設営され、江戸を代表する神社の1つとされました。1854年に火災に遭い焼け落ち、そのまま明治維新を迎えることになりました。昭和時代には社殿が復興しましたが、こちらも戦災で焼失。現在の社殿は1989年に完成したものです。
一陽来復御守とは?
金銀融通の御守とされる「一陽来復御守」の「一陽来復(いちようらいふく)」とは、「よくない事の続いた後にいい事がめぐって来る」という意味の言葉です。冬至を境に徐々に太陽が出る時間が長くなることが「一陽来復」といわれるそもそもの理由。このことから、「一陽来復御守」が頒布されるのは冬至から節分の日までになっています。
一陽来復御守のお祀りの仕方
一陽来復御守をお祀りできるのは1年に3回のみです。
具体的には、以下の3回!
・冬至の日の翌日になった瞬間(0:00ちょうど)
・大みそかから元日になる瞬間(0:00ちょうど)
・節分から立春になる瞬間(0:00ちょうど)
1分でも過ぎてしまうとご利益がなくなってしまうと時間に厳しく、また方角も年によって厳密に決められています。事前に方位磁石でしっかりと方角を確認しておきましょう。
財布に入れて携帯できるミニサイズのお守り「一陽来復懐中御守」は、1年間お祀りできます。
一陽来復懐中御守は、冬至から節分までの期間のみ御札所にて頒布
【冬至】5:00~21:00
【冬至の翌日~大みそか】8:00~19:00
【元日~節分】9:00~17:00
穴八幡宮の見どころ
穴八幡宮では、毎年10月体育の日に新宿区の無形民俗文化財「神事髙田馬場流鏑馬」が開催されます。昔は穴八幡宮の境内で行われていましたが、水稲荷神社境内を経て、現在は都立戸山公園で行われ、毎年多くの人でにぎわっています。
◆流鏑馬像
入口の鳥居左側に、立派な流鏑馬像があります。
◆布袋様
穴八幡宮では「福」と「財」の神様である七福神の1人、布袋様の姿を見ることができます。ちなみにこちらの布袋様はレプリカです。本物は社殿の中に安置されていますが、多くの人が撫でていることからもわかるようにレプリカとはいえ有難い存在であることには変わりありません。
◆手水舎(ちょうずしゃ)も布袋様!
参拝前に手を清める「手水舎(ちょうずしゃ)」も布袋様のデザインになっています。
ちなみに、七福神の中で唯一実在したとされるのが、この布袋様です。10世紀頃の中国に実在した人物で、特徴的な大きな袋を持つ姿で知られています。布袋様の袋の中身を見た者はいませんが、「袋の中には人々の幸福が入っている」と布袋様自身が語ったと伝わっています。手水舎は、布袋様の幸福が詰まった袋から水が湧き出ているようにデザインされていて、とても縁起が良いですね。
◆本殿
1989年にできた本殿の中では、写真撮影や私語はご法度です。厳粛な雰囲気の中で静かにお参りしましょう。
穴八幡宮の御朱印は?
きのうは冬至 「一陽来復」
— 浅川ナオ (@asakawa70) December 22, 2022
よくないことが続いた後に幸運が開ける
ってことで穴八幡の御朱印 pic.twitter.com/kZd6bNdDks
神社といえば気になるのが「御朱印」ですよね。実はこの御朱印は、「一陽来復御守」の頒布中はもらうことができず、それ以外の時期に訪れる必要があります。御朱印にはやはり「一陽来復」がデザインされており、しかも1枚ずつ手書きというこだわりぶりです。
名称:穴八幡宮
住所:東京都新宿区西早稲田2丁目1-11
公式・関連サイトURL:https://www.anahachimanguu.jp/
穴八幡宮に行くなら「一陽来福」の「放生寺」も欠かせない!
穴八幡宮に来たのなら、穴八幡宮の隣にある「放生寺(ほうしょうじ)」も外せません。1641年創建のこちらはお寺は穴八幡宮の別当寺として建てられたので、穴八幡宮とも深いかかわりがあるのです。
放生寺で一陽来福のお札を頂いてきたので、12時ちょうどに、今年の恵方を向く位置に、えいやっと貼ってみました!☺️(ちょっと斜めってしまったけど💦)
— リョーコ (@ya9neko) February 3, 2020
金銀融通の御利益ありますように~🙏#一陽来復 pic.twitter.com/sjpcDziigL
こちらの放生寺のお守りは「一陽来福」で、穴八幡宮の「一陽来復」の「復」が「福」に変化しています。これは、観音経の結びの言葉の影響で「福が来るように」と、あえて1文字変えているとのこと。こちらもやはり金運・商売繁盛にご利益があり、冬至の終わり・年の始まり・立春の3回、0時0分ピッタリに貼る点も穴八幡宮の「一陽来復」と同じです。
穴八幡宮の「一陽来復」と放生寺の「一陽来福」の両方を祀られる方も珍しくないですが、2つの並べる高さを揃えるのがポイント。なぜなら、どちらが上でどちらが下というのはないからです。
名称:放生寺
住所:東京都新宿区西早稲田2丁目1-14
公式・関連サイトURL:https://www.houjou.or.jp/
「穴八幡宮」へのアクセスは?
東京メトロ東西線早稲田駅から徒歩約4分です。バスの場合は渋谷駅や千駄ヶ谷駅から都営バス「早81系統」、高田馬場駅から都営バス「学02系統」で、どちらの場合も早大正門行き馬場下町バス停下車すぐです。なお、穴八幡宮には駐車場はないので、近隣のコインパーキングをご利用ください。
◎穴八幡宮の見どころと「一陽来復御守」まとめ
金運にご利益があるとされる「一陽来復御守」のパワーを求めて飛行機などではるばる東京まで来られる方も少なくありません。穴八幡宮の「一陽来復御守」は、冬至から節分までと期間は限定されますが、ぜひその恩恵にあやかってみてくださいね。
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