プライベートジェット搭乗体験レポート!静岡→羽田編♪
空を自由に飛べたら…という夢は1度は誰もが思うはず。ライト兄弟の飛行機の発明から約120年、今では飛行機のチケットを購入すれば誰でも乗れる時代になりましたが、どうしてもダイヤや運航経路の問題が生じます。
そこを解消してくれる夢の乗り物が「プライベートジェット」(ビジネスジェット)です。「プライベートジェット」と聞くと大金持ちの乗り物というイメージがありますが、日本以外の米国等の海外では意外とポピュラーな乗り物といえます。
今回は「SKYTREK」社のご協力の下、静岡空港から羽田空港までプライベートジェットに特別体験搭乗してきました!わずか約30分の空の旅でしたが、その魅力を余すことなくお伝えいたします。
目次
プライベートジェット搭乗体験レポート!静岡→羽田編♪
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SKYTREKとは?
SKYTREK自体はスカイチケット観光ガイド上で以前も取り上げたことがあるので、ご記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。以前はプロペラ機をチャーターするサービスでしたが、最近はプライベートジェットとヘリコプターに特化し、会員制でチャーターできるサービスに生まれ変わりました。家族や気が置けない仲間たちと一緒に眼下に広がる景色を見ながら過ごす時間は格別のものといえるでしょう。
機材も今回搭乗する6人乗りの「サイテーションCJ2+」などご利用人数やシーンにフィットしたものがあります。
プライベートジェットの魅力
▼直行便がない区間でもダイレクトアクセスできる
プライベートジェット最大の魅力が「直行便の存在しない区間でもダイレクトアクセス可能」という点です。
例えば画像の夕日が美しい「ローソク島」をはじめパワースポット「壇鏡の滝」、国の重要文化財である「玉若酢命神社」など様々な見どころがある島根県の「隠岐」は、羽田からだと出雲空港か伊丹空港で乗り換えて隠岐空港に向かうか、境港、七類港からフェリーを利用せざるを得ません。しかし、プライベートジェットなら羽田から約90分で乗り換えなしのアクセスが可能です。
また、直行便がない地方から地方への移動も羽田や大阪を経由せず直接向かえるのも魅力的ですよね。
▼飛行機が自分の都合に合わせてくれる
定期便の場合、飛行機の時間に合わせて行動しなければならないため、幹線ならまだしも飛行機が1日1便や2便の場合は都合を合わせるのがとても大変ですよね。
でもプライベートジェットの場合、飛行機を自分の都合に合わせることができます(空港利用可能時間などの制約はありますが…)。また、空港によっては専用車をプライベートジェットに横付け可能。保安検査場の混雑とも無縁です。
▼密を避けられる!
新型コロナ流行以後、気になるのが機内や空港での密な空間でしょう。通常の飛行機も短時間で空気は入れ替わるものの何か心配な方もいるはず。プライベートジェットなら見知らぬ人が同じ飛行機に乗ってくることがないので、密な空間を避けられます。
そのプライベート性を生かして、移動時間中に機内で、できれば他の人には聞かれたくないトップシークレットの商談をされる方も多くいらっしゃるとのこと。
プライベートジェットに実際に乗ってみました!
百聞は一見に如かず!ということで、ここからは実際にスカイチケットスタッフが搭乗してきたレポートをお伝えいたします。
出発は富士山静岡空港から。こちらはSKYTREK社が提携しているフジビジネスジェット社の拠点です。フジビジネスジェットは世界一厳しいといわれている日本のビジネスジェット基準をクリアした数少ない航空会社の1つで、その安全性は折り紙付きといえるでしょう。
今回、羽田まで約30分の旅をご案内していただいたのは、SKYTREK社のAさんです。そして、乗客は私1人だけでなくインフルエンサーの方とそのご家族や体験搭乗会に選ばれた2名と同乗する形となりました。静岡空港はFDAなどが使う旅客ターミナルビルではなくビジネスジェット専用ターミナルから出発します。
▼保安検査もスイスイ!
こちらがビジネスジェットの発着するターミナルの内部です。お手洗いや待合室があり、出発までのひとときをゆっくり過ごすことができます。プライベートジェット機の中にもトイレはありますが、できればこちらで済ますのが良いでしょう。
ターミナル内にある専用の保安検査場をくぐればすぐに飛行機の目の前に行くことができます。実際に保安検査場の混雑もなくスムーズに飛行機まで向かえました。
▼いよいよ機体とご対面♪
さて、今回私が搭乗するのは「サイテーションCJ2+」という機材で、乗客は6名まで搭乗できます。
さあ、いよいよプライベートジェットに搭乗…の前にプライベートジェットの撮影会が始まりました。同乗する方は皆プライベートジェットが初めてということもあり、機体と自身のツーショットを撮影するなど、これから始まる旅の記念を残していました。
ちなみに大きな荷物は後方の荷物室へ収納します。
▼気になるインテリアは?
気になる機内インテリアはこのような感じになっています。今回、キャビンアテンダントは同乗しませんが、お菓子とミネラルウォーターのサービスがありました。
シートベルトを装着したら、管制塔の指示を待っていよいよ出発です!
富士山の絶景が広がるフライト
管制塔のGOサインが出たので、滑走路へ向かいすぐに離陸します。一般の旅客機と違い滑走距離は短く、離陸までの時間もあまりかかりませんでした。そのため、定期便では滑走路が短くジェット機が離発着できない、世界遺産で有名な鹿児島県の屋久島空港等の空港もプライベートジェットなら大丈夫です。
しばらくすると左手には雄大な富士山の姿を拝むことができました。シートベルト着用サインが消えると機内の移動ができるので、乗客同士で座席を入れ替わって機内からの眺めを思い思い撮影することができます。
この日は曇りではなかったので、駿河湾や相模灘、伊豆半島、伊豆大島、房総半島といった景色を眼下に眺められました。
▼コックピットとの距離が近い!
なんと!プライベートジェットでは、コックピットの距離がとても近いです。残念ながらセキュリティ上の理由から写真をお載せすることはできませんが、普通の旅客機ではコックピットまで入ることができないので、これもプライベートジェットならではの特徴といえるでしょう。
▼羽田空港に着陸!
機内では同乗された他の方との話も弾みましたが、静岡空港から約30分のフライトでプライベートジェットは羽田空港に着陸します。着陸時の衝撃は少なくパイロットの技術の高さをうかがい知ることができました。
▼羽田空港では専用車がお迎え
羽田空港は、普段定期便が使用されるターミナルではなくプライベートジェット専用駐機場で降機します。
こちらには球団を買収しようとしたあの方や、SNSでお金配りをしていたあの方などのVIPが使用されるプライベートジェットが駐機してある場合がありますが、彼らの飛行機は撮影禁止です。
飛行機からは、専用車(アルファード)で東京モノレール整備場駅(こちらの方が近いので都心へ向かう方はこちらがおすすめ)または羽田空港第1ターミナルまでの送迎がありました。
羽田空港第1ターミナルで荷物の引き渡しがあり、こちらで解散となりましたが、私とAさんとはしばらくなぜかバスの話題で盛り上がっていました。
あっという間のフライトでしたが、貴重な体験を提供してくださったSKYTREK社とAさんに感謝です。
プライベートジェットよくある質問
▼プライベートジェットは揺れる?
天候により揺れることはありますが、揺れの頻度は他の旅客機とさほど変わりはありません。
▼プライベートジェットは機内がうるさそうなイメージがありますが、実際はどうですか?
機内は特段うるさいわけではなく、通常の会話程度なら可能です。
▼ペットは連れて行けますか?
ケージに入れることが条件ですが、小型のペットも同伴できます。
▼チャーターできるのは6人乗りの飛行機のみですか?
もっと大きな機材(定員8名・10名)もあります。
プライベートジェットをもっと身近に!
一般の方にとってプライベートジェットはまだまだ高嶺の花ですが、今回搭乗したことで、「快適なプライベートジェットをもっと気軽に利用できる乗り物にしなくてはならない」と感じました。
SKYTREKおよびスカイチケットは「行けない場所をなくしたい」という理念のもと、これからも皆様が驚くようなサービスを安価で提供していきたいと考えます。今のうちに「スカイチケット観光ガイド」などで行きたい場所を見つけておきましょう。
重ね重ねになりますが、今回お世話になりましたSKYTREKおよび静岡空港・羽田空港の関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
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