新潟空港から観光を始めよう!越後・佐渡満喫ガイド

新潟空港から観光を始めよう!越後・佐渡満喫ガイド

日本海側唯一の政令指定都市である新潟市の玄関口の1つが新潟空港です。
新潟県は観光のイメージが薄いと感じている方も多いと思いますが、米どころ新潟ならではのおいしいグルメスポットや絶景スポットなど観光すべき場所はたくさんありますよ。
今回は、新潟空港の概要、空港内での暇つぶしに最適なレストラン・売店・ラウンジでの過ごし方、新潟空港から行けるおすすめ観光スポットをご紹介いたします。

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新潟空港から観光を始めよう!越後・佐渡満喫ガイド

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新潟空港とは?空港内暇つぶしスポットや空港周辺観光のポイントは?

新潟空港

新潟空港は札幌、名古屋、大阪、福岡などと結ばれているほか、国際線ではソウル、上海、台北、ハルビン線が就航しています。新潟空港は1973年に旧ソ連のハバロフスクへの便が就航し、早いうちから国際空港の仲間入りを果たすとともに数少ない日本から東側諸国への玄関口でもありました。

羽田空港と直接結ばれていない(成田便はあります)空港ですが、今でも日本海側の拠点空港として、確固たる地位を築いています。新潟空港からは新潟市をはじめ長岡市、柏崎市、村上市、さらには海を隔てて佐渡のアクセスにも最適です。

そんな新潟空港には、空港内の暇つぶしに最適なラウンジもあります。また、お土産店を眺めたり、レストランで新潟名物を食べたりして、飛行機搭乗までの時間を過ごすのも良いでしょう。

▼暇つぶしには「エアリウムラウンジ」が便利!

提携するゴールドカード以上を所持の搭乗客は利用料無料、ゴールドカード以外の搭乗客は一人2時間1,000円(税別、2022年11月現在)で利用できるラウンジです。なお、新潟空港出発時だけでなく到着時にも利用できます。保安検査前にあるので、時間に余裕をもって利用しましょう。ラウンジ内にはフリードリンクやUSBコンセント、無料Wi-Fiの設備があるので、快適に暇つぶしできます。

▼新潟空港には飲食店もある!

新潟空港内には、カレーライスなどの軽食、ドリンク・デザート、生ビール、地ビール、おつまみが揃うカフェ「喫茶 海堂」や、タレカツ丼等の岩船産コシヒカリを使用した新潟グルメが自慢の「神楽」、黒ゴマ担々麺などが味わえる「ラーメン 新々軒」、そして「ふのり」をつなぎにした「へぎそば」が味わえる「須坂屋そば」の4つの飲食店があります。

飛行機に乗る前に新潟グルメをぜひ満喫しておきましょう。

▼見学・送迎デッキ

新潟空港展望デッキからのpeach航空

大人100円(小児50円)で入場できる4階の見学・送迎デッキからは、離発着する飛行機を間近に眺めることができます。新潟空港は、国内線のジェット機やプロペラ機の他ほかにチャーター便として珍しい航空会社の飛行機がやってくることもあります。新潟空港のWebページ等を参考にしてどんな飛行機が来るのか予め確かめておきましょう。

新潟空港での観光時に定番のお土産が入手可能なお店は?

新潟空港ターミナル内

新潟空港内のお土産店は3か所(うち保安検査所内搭乗待合室に1か所)と国際線出国審査後に免税店が1か所あります。いずれのお店にも柿の種や日本酒といった新潟ならではのお土産が揃い、新潟空港内での暇つぶしにも最適です。

▼1階 ヤマザキショップ

新潟空港のコンビニ兼お土産店が、こちらのヤマザキショップ新潟空港店です。日用品に加えて、笹だんご、柿の種、日本酒各種、新潟にちなんだ雑貨、新潟限定のお菓子が入手できます。

▼2階売店「アカシア」

空港2階にある「アカシア」は、笹だんご、米菓、ぬれおかき、へぎそば、エチゴビールなど、新潟土産が勢ぞろいするお土産店です。
なかでもおすすめは、新潟市民はもちろん、県外の人をも虜にする「バスセンターのカレー」や新潟でしか売られていない米菓「サラダホープ」です。

新潟空港発のおすすめ観光ポイント①新潟タウン

新潟の象徴である萬代橋

ここからは新潟空港から出発するおすすめ観光ポイントをご紹介します。
まずは「新潟タウン観光」!新潟県一の繁華街「古町」や新潟市のシンボル「萬代橋」などがある新潟の市街地を車を使わず散歩するのがおすすめですよ。

コースは新潟空港よりリムジンバスで新潟駅へ。新潟駅から万代シティバスセンター、萬代橋、白山神社、マリンピア日本海、新潟市歴史博物館「みなとぴあ」、朱鷺メッセ、ピアBandaiを経て新潟駅に戻るルートで、標準所要時間は約6時間です。
なお、ピアBandai最寄りの宮浦中学前バス停より新潟空港までは約20分ほどで着きます。

▼新潟タウン散策におすすめの「観光循環バス」

新潟タウン観光には「観光循環バス」の利用もおすすめです。こちらを使えば万代シティバスターミナルや白山神社、マリンピア日本海、ピアBandaiといった観光スポットを効率よく巡れます。

新潟空港発のおすすめ観光ポイント②新潟グルメを満喫しよう!

バスセンターのカレー(新潟)

先ほどお土産の項でも触れた「バスセンターのカレー」は、固有名詞を一切使っていないのに「あの味か~」とわかってしまうほど新潟市民に深く浸透しています。しかし、こちらはカレー専門店ではなく、あくまでも「万代そば」というお蕎麦屋さんのメニューの1つなんです。
1973年に誕生したカレーはひそかな人気を集め、TV番組などで一気にブレイクしました。誕生時から変わらない出汁がきいたカレーは病みつきになるおいしさです。お蕎麦屋さんなので、お蕎麦とミニカレーのセットも機会があればぜひどうぞ。

▼新潟県民のソウルフード「イタリアン」

新潟の「イタリアン」

新潟のB級グルメといえば、「イタリアン」は外せません。もちろん新潟にもサイゼリヤなどの本格的なイタリア料理店は数多く存在するのですが、新潟の「イタリアン」は、焼きそばの上にミートソースをかけた料理です。
ソースとミートソースが案外マッチしているので、おいしく食べられますよ。

この「イタリアン」で有名なお店といえば「みかづき」がありますが、このお店は新潟県内にしかありません。「みかづき」は一時期新潟県外にも進出しましたが、「イタリアン」は受け入れられず撤退した歴史があります。
どんなグルメかぜひ味わってみてくださいね。

▼その他の新潟ご当地グルメ

新潟空港発のおすすめ観光ポイント③温泉巡り

瀬波温泉のお湯

新潟県には魅力的な温泉地がたくさんありますが、なかでも夕日が美しい村上市の瀬波温泉や新発田市の月岡温泉が新潟空港からも近くておすすめです。少し足を延ばせば岩室温泉や越後湯沢温泉、赤倉温泉もあります。温泉からは海の景色も山の景色も新潟らしい趣が広がり、至福のひとときを過ごせることでしょう。

新潟空港発のおすすめ観光ポイント④佐渡巡り

道遊の割戸
万畳敷の風景

せっかく新潟観光を楽しむなら日本最大の離島、佐渡へ渡りましょう。佐渡島にも空港はありますが定期便は飛んでいないので、新潟空港から「佐渡汽船ライナー」というバスで新潟港へ行き、佐渡汽船のジェットフォイルやカーフェリーで両津港へ行くのがベストです。

金山とトキで有名な佐渡島にはTOP画像にあるようなトビシマカンゾウが咲き誇る「大野亀」や小木地区にある佐渡のウユニ塩湖といわれる「万畳敷」などフォトジェニックな観光スポットがたくさん!
関連するスカイチケット観光ガイドを見てぜひ佐渡観光をお楽しみください。

▼新潟県の離島は佐渡だけじゃない!粟島も見逃すべからず

新潟空港から始まる観光コースを考えよう

清津峡

今回は新潟空港を取り上げましたが、新潟県内でも上越地方は富山空港、下越地方の一部は庄内空港も近いので、場合によって使い分けするのがおすすめです。新潟県本土の海岸の長さは330.8kmあり、東京から愛知、福岡から鹿児島などに相当するので、計画をよく練って新潟観光を愉しみましょう。

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