【金カム】ゴールデンカムイの聖地巡礼ポイントまとめ!原作再現も可能?

【金カム】ゴールデンカムイの聖地巡礼ポイントまとめ!原作再現も可能?

北海道に点在する、ゴールデンカムイ(金カム)の聖地巡礼ポイントをまとめてご紹介します!

ゴールデンカムイ(金カム)とは明治時代の北海道を舞台にした漫画作品で、物語自体はフィクションながら作中には実在する建造物や地名、アイヌ文化に現在も史跡として整備されている公園などが北海道の各地に存在します。

訪れてみると、漫画で見た場面が現実で見られるかも?道内ゴールデンカムイの聖地は各所にありますが、要所を押さえて回ってみると充実した旅行が楽しめるでしょう。ぜひチェックしてみてください!

なお、ゴールデンカムイの聖地は北海道各地に位置しています。移動の際にはレンタカーが便利となっているので、合わせて利用してみてください。

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好きな料理はもつ鍋。生まれも育ちも九州ではなく、加藤清正と熊本城を愛し、ホークスの試合を楽しみに日々生きてるライターです。


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【金カム】ゴールデンカムイの聖地巡礼ポイントまとめ!原作再現も可能?

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金カムの聖地.1「五稜郭公園」

ゴールデンカムイの聖地

北海道南の重要都市である函館。この函館のシンボルとなっている五稜郭は、ゴールデンカムイの作中でも重要な要塞として登場した聖地のひとつです。

五稜郭は江戸幕府が函館を防衛拠点とするために建造した、国内に残る城郭としてはややイメージが異なる西洋式のお城です。現在は公園として整備され、サクラやツツジが楽しめる観光名所となっています。

戊辰戦争(1868年~1869年)で江戸幕府軍が最後まで抵抗した要塞。ゴールデンカムイの主要人物である土方歳三は、史実ではこの地で倒れています。4月後半は桜のシーズン、5月11日は土方歳三の命日があり、ゴールデンウィーク前後日は多くのファンや観光客が賑わうエリアです。

新選組最後の地でもあり、ゴールデンカムイファンに限らず新選組ファンも訪れる名所と言えるでしょう。

金カムの聖地.2「土方歳三函館記念館」

土方歳三について更に深掘りした観光名所、土方歳三函館記念館も外せない聖地です。

作中では金を狙う勢力の頭となる土方歳三。明治維新後も生き延びて収監されていたというのはフィクションですが、この北海道で明治政府を相手に激戦を繰り広げていた事実は変わりません。土方歳三函館記念館はそんな縁から、多くの資料が展示されています。

土方歳三の愛刀である和泉守兼定、短銃に掛け軸など土方歳三に関わる展示品がズラリ。ゴールデンカムイファン・土方歳三ファンにはたまらないスポットです。

金カムの聖地.3「北海道博物館」

ゴールデンカムイの聖地

北海道博物館は札幌の中心街から東側、野幌森林公園に位置する博物館です。

作中に登場したわけではありませんが、この博物館ではアイヌ文化の資料展示が主に行われており、アイヌの歴史や文化を学ぶには絶好の施設です。

ゴールデンカムイではアイヌの信仰や文化が度々登場し、時には物語に絡むこともありました。過去に北海道で独自に存在した異文化は、日本のそれとはまったく異なります。訪れた際はぜひ見学してみましょう。

金カムの聖地.4「北海道開拓の村」

北海道開拓の村はゴールデンカムイの聖地の中でも屈指の「モデルとなった建物」が複数建ち並ぶ、金カムファン必見の聖地です。

一帯には19世紀の家や建物が並んでおり、それらの多くがゴールデンカムイの作中節々に登場します。

例えば土方一派の隠れ家、にしん蕎麦屋、エディー・ダンの家。土方・尾形らが髭を剃ってもらっていた山本理髪店。細かいものでは江渡貝(通称:江渡貝くぅん)の作業部屋、6巻で尾形が登っていた火の見櫓のモデルまであります。

漫画をじっくり読みこんだ後に訪れると、もしかしてあそこのモデル?と思えるような建物を発見できるかもしれません。

写真OKのエリアではゴールデンカムイの作中と同じ角度で写真を撮って実写版を自作してみるのもアリ。作中の世界に飛び込んで堪能できるような、魅力がたっぷり詰まった観光名所です。

金カムの聖地.5「小樽市鰊御殿」

ゴールデンカムイの聖地

ゴールデンカムイという物語のスタート地点となった、小樽市にある聖地をご紹介しましょう。

小樽市鰊御殿は、5巻に登場した脱獄囚人の辺見が、第七師団に追われる杉元を匿ってもらおうと案内した豪邸のモデルです。第七師団との邂逅や隙をついて兵を斬った辺見の暴走などが印象的な館で、鶴見中尉ともここで遭遇し襲撃を受けています。この際登場した急な階段も見学可能です。

作中では外観部分が描写されていましたが、この外観もまた作中で描かれていた通りの姿で残っています。

金カムの聖地.6「旧青山別邸 小樽貴賓館」

ゴールデンカムイの聖地

こちらも小樽市鰊御殿と同じく40話に登場した建物です。築100年を超えるケヤキ造りの豪華な邸宅で、豪邸ならではの庭園などを楽しめます。
 
40話には鶴見中尉がピアノを弾いているシーンがありますが、実はそのシーンはこちらの建物がモデルです。作中では同じ豪邸内での出来事となっていましたが、実はそれぞれのモデルとなった聖地は小樽市鰊御殿から徒歩20分弱ほど距離が離れています。
 
北海道はニシン漁が盛んで、かつて青山家は巨万の富を築きこの別邸を建てました。内・外観ともに豪壮な邸宅、一見の価値がありますね。

金カムの聖地.7「小樽新倉屋花園本店」

ゴールデンカムイの聖地

小樽新倉屋花園本店は、小樽市民に古くから愛された和菓子屋さんです。

物語序盤、串団子を食べながら杉元を勧誘する鶴見中尉。まったく協力する気のない杉元に対し「お前の命のろうろくをポリポリしちゃうぞ」と脅して串を頬に突き刺したシーンの舞台です。
 
結局勧誘を一蹴した杉元に「ろうそくポリポリしちゃおうかな~」と斬新すぎる脅迫をしました。かなり印象的なシーンで、このシーンのモデルがあるならぜひ訪れてみたいところですね。

このお店で食べられる串団子(みたらしだんご)の味は絶品です。鶴見中尉の気分になってではないですが、味わってみる価値のある一品となっています。

金カムの聖地.8「大正硝子館」

ゴールデンカムイの聖地

大正硝子館は、旧名を「名取高三郎商店」という第七師団が杉元を捕縛する際に登場する聖地です。前述した「ポリポリ脅迫」の少し前のシーンとなります。

鶴見中尉が「そこまで!」と静止し、空中に向けて発砲します。作中では一部反転して描かれています。

なおこの大正硝子館の向かい側には「旧百十三銀行小樽支店」があり、ここは土方歳三が銀行強盗をした場所となります。現在はアクセサリーショップとなっていますが、100年前の面影を残す雰囲気抜群の建物として人気の聖地です。

金カムの聖地.9「釧路市立博物館」

ゴールデンカムイの聖地

釧路市立博物館は釧路市街の南側に位置する、地域の歴史と文化、自然に関する展示が行われている博物館です。

アイヌには「カムイホプニレ」という狩猟した熊を「送る」ための儀式があり、ゴールデンカムイ113話にも登場します。博物館にはこの際に使われた道具や食器などが展示されているなど、情報量が多く見応えがあります。

市街地近くにあるのでアクセス性も抜群。釧路駅からは3kmほどで、車では10分程度の距離。徒歩でもバスなどが出ているので、移動手段で困ることは少ないのもポイントです。

金カムの聖地.10「月形樺戸博物館」

ゴールデンカムイの聖地

月形樺戸博物館をご紹介します。月形樺戸博物館は政治犯を収容した囚人収容施設、「樺戸集治監」の建物を利用した博物館です。

基本的には撮影禁止の博物館ですが、メインは樺戸集治監の歴史や収監されていた囚人の生活について、詳細な資料が展示を見学することが可能。資料の中には樺戸集治監に収監された「稲妻」こと「坂本慶次郎(金カムに登場した坂本慶一郎のモデル)」の名も記されています。

ゴールデンカムイ作中に登場した犬童の「典獄室」などの見学も可能で、ゴールデンカムイに関連する情報もたっぷり。聖地として見応えのあるスポットです。

金カムの聖地.11「北鎮記念館」

ゴールデンカムイの聖地

続いて札幌よりも北東の主要都市、旭川にあるゴールデンカムイの聖地を見ていきましょう。

まずは「北鎮記念館」です。こちらは陸上自衛隊旭川駐屯地と隣接した場所に位置しています。ゴールデンカムイでは基本的に主人公と対立関係にあった「第七師団」の聖地であり、作中に登場した銃器や当時の軍服など、第七師団の資料が展示されています。

ゴールデンカムイ作中でも見せ場が多く、かつ一番犠牲者を出した第七師団。かつて「北鎮部隊」として現実でも活躍しており、現実の第七師団がどういった道をたどったのかその足跡を学ぶことができます。自衛官による解説も希望可能となっています。

ゴールデンカムイファンならば必ず訪れておきたい記念館と言えるでしょう。

金カムの聖地.12「旭川市博物館」

旭川市に訪れた際、聖地として貴重な資料の見学に「旭川市博物館」も外せません。

「旭川市博物館」には北海道に駐屯した「屯田兵」や、アイヌの暮らしなど数多くの資料が展示されており、ゴールデンカムイに登場した「メノコマキリ」も。細かく芸術的な彫刻は一見の価値あり。ほかアイヌ伝統のキセルや、現在は歩行者天国にもなった「師団通り」のミニチュアなどもあります。

ゴールデンカムイの聖地として訪れて、かつゴールデンカムイの時代を学ぶのにベストな環境が揃った博物館です。

金カムの聖地.13「博物館 網走監獄」

ゴールデンカムイの聖地

続いて道東の北側にあるゴールデンカムイの聖地、「網走監獄」をご紹介します。

網走監獄は明治時代から囚人を収監している刑務所です。当時の建物を保存するために現在の位置に移築され、移築先が博物館 網走監獄として公開されています。ゴールデンカムイの作中で脱獄犯たちによる黄金の奪い合いが始まったのもこの刑務所で、物語中盤の舞台にもなります。門倉の宿舎である「職員官舎」や土方と犬童の決戦地である「教誨堂」など、複数のポイントが物語で描写されています。

博物館内は刑務所当時の面影を残しており、たいへん不気味な空気に包まれています。当時から残る貴重な建物の見学も大きなインパクトがありますが、リアルな人形による囚人生活の再現や、食堂では実際に囚人が食べていた食事の体験など見どころが満載です。

ゴールデンカムイの物語がスタートする発端となった網走監獄、こちらも聖地としてぜひ訪れたい観光スポットです。

金カムの聖地.14「阿寒湖アイヌコタン」

ゴールデンカムイの聖地

観光地として知られる阿寒湖周辺にも、ゴールデンカムイの聖地めぐりでおすすめのスポットがあります。

ゴールデンカムイの物語中、主人公と密に関わってくるアイヌ民族と文化。そのうち、「阿寒湖アイヌコタン」では鶴の舞(サロルンリムセ)などアイヌの伝統芸能を見学可能です。

周辺はアイヌに関係のあるショップが立ち並び、アイヌの文化を体験しつつ理解を深めるのに最適な聖地となっています。

金カムの聖地.15「登別地獄谷」

ゴールデンカムイの聖地

北海道の登別と聞けば、登別温泉が思い浮かぶ方も多いかもしれません。ゴールデンカムイの劇中にも登別温泉が登場しており、第七師団の菊田・宇佐美・有古・二階堂らが温泉を楽しんでいる描写がありました。

登別地獄谷ではほかにも、第七師団に隠密接近した都丹庵士と菊田が死闘を繰り広げました。

有名温泉地だけあって、観光利用時の快適さは抜群!温泉を楽しむののもちろんですが、遊歩道が整備されているので散策を楽しむこともできます。ただし危険なエリアは立ち入り禁止になっているので注意しましょう。

◎ゴールデンカムイ(金カム)の聖地まとめ

北海道周辺、ゴールデンカムイの聖地についてまとめました。ゴールデンカムイは広い北海道を舞台にした物語で、描写された聖地やゆかりの地となると広範囲に及びます。今回ご紹介したすべてのエリアを回ろうとなると、かなりの時間がかかります。

ただしどのスポットもアイヌ文化の深掘りや、ゴールデンカムイの物語を思い起こすのにピッタリな聖地だらけ。必ず訪れたいスポット満載となっています。

ぜひ北海道を訪れた際は、今回紹介した聖地に訪れてみましょう。

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