【余市/えびす岩】なぜか倒れない不思議自然アート!大黒岩・ローソク岩もご紹介
自然は時には人智を越えた不思議な作品を生み出しますが、今回ご紹介する「えびす岩」は、今にも折れそうな形をしている奇岩です。
この岩は七福神の恵比寿様のような形をしているため、この名前がついています。
そして、鳥居が載った「大黒岩」も隣にありますよ。
また、えびす岩と大黒岩の北にはローソク岩という、ろうそくの形をした奇岩もあります。
今回は北海道余市町の奇岩にスポットを当ててご紹介いたします。
目次
【余市/えびす岩】なぜか倒れない不思議自然アート!大黒岩・ローソク岩もご紹介
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えびす岩・大黒岩・ローソク岩とは?
北海道の余市町の北西部に位置する3つの奇岩は、神のイタズラとしか思えない不思議な形をしています。えびす岩と大黒岩は夫婦岩とも呼ばれています。
ローソク岩は0.001㎢、高さ45mの奇岩で、その形がろうそくのようです。
そして、ローソク岩はアイヌ民族によって「カムイ・イカシ」(男の神様)としてあがめられていました。
えびす岩は折れそうで折れない不思議な岩
えびす岩はその形状からして根元からぽっきりと折れてしまいそうですが、意外と頑丈で、波や風にも耐え続けています。
この形がいつまで続くのかは不明ですが、地震などで本当に折れてしまう可能性もあるのでこの光景を見たい方はお早めに。
夜明けの時に行けば、このようなアーティスティックな写真も撮影できます。
えびす岩の隣の大黒岩
えびす岩の隣にある大黒岩には鳥居が建っていますが、この鳥居の詳細は不明だそうです。
大黒岩は七福神の大黒様のような感じからその名前が付きました。
また、えびす岩と大黒岩は周辺の流紋岩質の岩石ではなく、安山岩質の礫岩(れきがん:小さな石が堆積してできた岩)ですが、なぜこの2つの岩だけが岩石の性質が異なるのかはいまだにわかっていません。
えびす岩・大黒岩の北に浮かぶローソク岩
ローソク岩は余市町の北部、豊浜町の沖合550mに浮かぶ島です。
このローソク岩はハイアロクラスタイトという溶岩が水中で固まってできたもろい岩のため、1940年の地震の津波で半分に折れたり、2016年に一部が欠けたりしました。
しかし、45mの高さを誇る存在ぶりは健在です。
夏至の前後だと見る角度によっては本当にろうそくに灯りをつけたような写真を撮ることも可能です。
えびす岩・大黒岩・ローソク岩へのアクセス
▼自家用車・レンタカーの場合
自動車の場合、札幌からは札樽道と北海道横断自動車道利用で余市ICが最寄りです。
余市市街からは国道229号線を行きます。
ただし、国道229号のワッカケトンネルに入ってしまうとえびす岩と大黒岩には行けないので、手前の側道を行きましょう。
一方、ワッカケトンネルを抜けた先には、ローソク岩を眺められる展望駐車場が整備されています。
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▼路線バス・高速バスでのアクセス
えびす岩と大黒岩の最寄りの停留所は「白岩町」、ローソク岩展望駐車場へは「潮見町」のバス停が便利です。小樽駅や余市駅から北海道中央バスの路線バスで行くことができます。
路線バスの本数は1時間に1本程度なので、帰りの時刻を確かめていきましょう。
また、両停留所に停車する、北海道中央バスの神威岬行き「高速しゃこたん号」も札幌駅バスターミナル、小樽駅、余市駅などから発着しています。
▼余市のスカイチケット観光ガイド
▼島根県の隠岐には「ローソク島」がある
◎えびす岩・大黒岩・ローソク岩まとめ
自然は時として私たちの想像を超えた芸術を見せてくることがあります。
折れそうで折れないえびす岩や、高くそびえたつローソク岩を見ると、人間はまだ自然を越えることはできておらず、人間も自然の一部分であることを実感できるでしょう。
スカイチケット観光ガイドでは、えびす岩やローソク岩のように自然が作り出したアートをたくさん取り上げています。
スマホやパソコンで見た景色へ、いざ実際に訪れると感動もひとしおです。
こんどの休日は「感動」へ出会う旅へぜひどうぞ。
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