名称:雨引観音(雨引山楽法寺)
住所:茨城県桜川市本木1
公式・関連サイトURL:http://www.amabiki.or.jp/
【雨引観音(雨引山楽法寺)】安産祈願で有名!桜とアジサイの名所
雨引観音(あまびきかんのん)は、茨城県桜川市にある真言宗豊山派のお寺で、正式名称を雨引山楽法寺(あまびきざんらくほうじ)といいます。
ここは安産や子育てにご利益があるとされ、古くは推古天皇や聖武天皇といった皇族からの信仰も集めたお寺です。
今では桜やアジサイ、紅葉の名所としても知られていて、安産や子どもの健康を願う祈祷目的以外の参拝客も多いですよ。
ところで、楽法寺という名前なのに雨引観音と呼ばれている理由や、安産・子育ての寺となった理由を知りたくありませんか?
これは寺の歴史を知ればその謎が解けます。
そんな雨引観音の歴史、桜やアジサイの見どころ、雨引観音へのアクセスを解説します。
目次
【雨引観音(雨引山楽法寺)】安産祈願で有名!桜とアジサイの名所
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雨引観音とは?
雨引観音(楽法寺)は茨城県の西側の桜川市に位置します。坂東三十三箇所第二十四番札所としても知られ、ご本尊は秘仏で国の重要文化財でもある延命観世音菩薩です。
雨引観音の歴史
雨引観音は西暦587年に梁(現在の中国の一部)から帰化した法輪独守居士により創建されました。
古くから皇族の信仰が厚く、推古天皇が大病にかかった際もこの寺に病気の回復を祈願し、見事回復したという言い伝えがあります。
また、西暦730年には聖武天皇と光明皇后が安産を祈願し子どもを授かったことから、人々は雨引観音に安産や子どもの成長を祈願するようになりました。
雨引観音はおよそ1500年も栄枯盛衰を繰り返しながら今日まで人々の信仰を集め続けています。
▼なぜ雨引観音という名前なのか
なぜ、楽法寺がなぜ雨引観音と呼ばれているのでしょうか。この理由は、今から1,200年前の出来事に由来します。
西暦821年の夏、嵯峨天皇の時代、日本中を大干ばつが襲いました。天皇が写経を行い、楽法寺に奉納し雨が降ることを願いました。その願いがついに実り、雨が降ったのです。
そのため嵯峨天皇が自ら感謝の意味を込めて「雨引山」と名付けました。それ以来、楽法寺は「雨引観音」と親しまれています。
雨引観音を彩る桜
「一に安産 二に子育よ、三に桜の楽法寺」とはこの地に伝わる唄です。3月から河津桜が咲き始め、5月の八重桜に至るまでおよそ3000本の多種多様な桜を楽しむことができますよ。
雨引観音のアジサイ
雨引観音は紫陽花寺(アジサイ寺)の愛称で親しまれています。アジサイは、およそ40年前の「梅雨の時期でも参拝客の心を明るくしたい」という思いから植えられ、約100種、5000株以上が咲きます。
そして、例年7月上旬には弁天池にアジサイを浮かべた「水中花」やライトアップを楽しむことができますよ。
雨引観音のクジャク(孔雀)
雨引観音の境内にはクジャク(孔雀)などの鳥が飼育され、境内を優雅に歩いています。
カメラを向けるとクジャクの羽を開いたポーズを撮影できるかもしれません。
境内では鳥たちのエサも販売中。エサやりもできます。
雨引観音の「延命水」
「延命水」は雨引観音脇に湧き出す湧水で、冷たくて美味です。わざわざポリタンクで汲みに来る人がいるほど。この「延命水」は延命長寿のご利益があるそうです。
これを使用した純米酒「雨引山」もお土産にいかがでしょうか。
雨引観音のアクセス情報
▼レンタカー・自家用車でのアクセス
雨引観音(楽法寺)のアクセスはレンタカーや自家用車が便利です。雨引観音の駐車場は普通自動車300台が駐車できます。
最寄りICは北関東自動車道「桜川筑西IC」です。
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▼路線バス・タクシーでのアクセス
雨引観音の最寄りはJR水戸線の岩瀬駅です。
路線バスは土日祝日は雨引観音まで乗り入れますが、平日は本木というバス停から30分以上歩くことになります。なお路線バスの本数は1日4~5本なので、JR岩瀬駅からタクシーがおすすめですよ。
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◎雨引観音(楽法寺)まとめ
雨引観音(雨引山楽法寺)は桜やアジサイの名所として魅力的な観光スポット。アジサイの季節は雨引観音の名前の通り雨の日の方が却って趣があっていいですよ。
そして、1500年近くの歴史を持つ雨引観音。安産や子が健やかに育つよう願う気持ちは今も昔も変わりません。茨城県の旅行をお考えの際は雨引観音(楽法寺)も視野に入れてみてくださいね。
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