名寄で花の都観光♪サンピラーパーク・智恵文ひまわり畑・芝桜が見どころ

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名寄で花の都観光♪サンピラーパーク・智恵文ひまわり畑・芝桜が見どころ

北海道名寄(なよろ)市は旭川と稚内の間にある道北エリアでも大きな都市。名寄は観光地というイメージは薄いかもしれませんが、大自然やグルメなど、観光スポットは意外とあります。

北海道立サンピラーパークのひまわり畑や同じ市内の智恵文地区にも、ひまわり畑があり、名寄は芝桜も咲きます。名寄はさながら花の都。さらにはオートキャンプ場「森の休暇村」や、オーロラを観測した実績がある天文台「きたすばる」、バーベキューハウスやアスレチックを備えた「なよろ健康の森」も見逃せない観光スポット。
さらに、たくさん観光した後はピヤシリ川沿いの「なよろ温泉サンピラー」(サンピラー温泉)で疲れをいやすことも可能。今回は名寄市の観光を楽しむ方法をご紹介いたします。

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名寄で花の都観光♪サンピラーパーク・智恵文ひまわり畑・芝桜が見どころ

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名寄市とは?アクセスや地図も

名寄市は北海道の道北に位置する町。士別の北、美深の南にあります。最寄りの空港は旭川空港ですが、稚内空港とほぼ中間にあります。名寄は旭川からの稚内観光の中継点にもおすすめの街です。

▼名寄市への公共交通機関でのアクセス

名寄駅駅名標

出典: STUDIO EST / PIXTA(ピクスタ)

札幌からの観光は高速バスが便利。高速なよろ号が1日5往復、札幌駅前と風連や名寄駅・名寄営業所までを結んでいます。
また、JR宗谷本線の名寄駅には札幌駅からの特急「宗谷」や旭川駅からの特急「サロベツ」が停車するほか、快速「なよろ」も旭川駅から運転されています。観光列車「花たびそうや」も停車します。
なお、JR宗谷本線の名寄駅以北は本数が少なくなります。かつては宗谷本線のほかにも名寄駅に名寄本線や深名線も乗り入れていて活況を呈していました。

▼レンタカー・自家用車での観光アクセス

レンタカーでのアクセスは旭川から道央自動車道士別剣淵IC経由で国道40号利用がおすすめです。稚内・幌延方面からも国道40号が便利です。また、名寄から稚内まで大きな町がないので、レンタカー利用の観光で訪れる際はガソリンの量をチェックしましょう。

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▼名寄の名物はもち米とアスパラガス

名寄市の名物はもち米。その作付面積は日本一で、その他にアスパラガスも有名です。そのため自然も多く、冬になるとピヤシリ山スキー場ではスキージャンプも行っています。

名寄周辺の観光情報を手に入れるなら名寄駅前の観光協会が便利。

名寄市のおすすめ観光スポット(1)風連町の芝桜

名寄市街近郊の名寄市風連町瑞生(ずいしょう)地区の田植え時期に現れる芝桜。田植え時期を彩る美しい名所として多くの観光客が見学にやってきます。5月ごろが見ごろ。長かった冬が終わり、春の訪れを告げる光景となっています。

JR宗谷本線の風連駅が最寄り。バスで芝桜観光に行く場合は名寄駅から名士バス中多寄線の27線バス停などが最寄り。レンタカー・自家用車での観光の場合は、国道40号から道道729号に入ります。

名寄市のおすすめ観光スポット(2)北海道立サンピラーパーク

北海道立サンピラーパークのひまわり

出典: サキティ / PIXTA(ピクスタ)

北海道立サンピラーパークは、名寄市民の憩いの場として四季折々の草花が楽しめる穴場観光スポット。夏は美しいひまわりが咲きます。ここは映画「星守る犬」の舞台にもなった場所。多目的ホールには、冬はカーリング場も設置されるほか、屋内外にふわふわドームや水遊び場などの子どもが遊べる多数の遊具(夏季5月1日より。10月31日終了。屋内施設は通年営業。)も。

そして、バドミントンや卓球といったスポーツ施設や陶芸、そば打ち体験もできるふるさと交流館もあります。

▼「サンピラー」とは

サンピラーの画像

出典: まちゃー / PIXTA(ピクスタ)

「サンピラー」とは太陽柱という冬に起こる珍しい現象のこと。名寄市ではこの「サンピラー」が冬に行くとまれに見られます。

▼北海道立サンピラーパークへのアクセス

北海道立サンピラーパークへは、JR名寄駅から名士バス「日進ピヤシリ線」でサンピラー交流館前下車。またはJR宗谷本線の日進駅より徒歩15分ほどです。旭川方面からレンタカーならば国道40号から道道939号線に入り、名寄川を渡った2つめの交差点を右折です。

名寄市のおすすめ観光スポット(3)森の休暇村

サンピラーパーク内にあるオートキャンプ場。後述するように天文台「きたすばる」が隣接してあることから「星の見えるキャンプ場」がコンセプトです。コテージが5棟のほか、テントサイトももちろんあります。トイレや炊事場も完備。食材は名寄市街のイオンなどで購入するといいでしょう。

名寄市のおすすめ観光スポット(4)なよろ市立天文台「きたすばる」

名寄市天文台「きたすばる」

出典: TOKO / PIXTA(ピクスタ)

なよろ市立天文台「きたすばる」もサンピラーパークの中にある観光施設。「きたすばる」は日本国内でありながらオーロラを観測したことも。ここは惑星観測を中心に行っています。北海道大学が所有するピリカ望遠鏡と市有の望遠鏡の2種類があり、ピリカ望遠鏡は公開日が決まっていますが、名寄市所有の望遠鏡は開館中ならいつでも見られます。

名寄市のおすすめ観光スポット(5)なよろ健康の森

北海道立サンピラーパークの北に隣接。パークゴルフ場・陸上競技場・散策路などが備わり、名寄市民の健康を支えています。こちらにもアスレチックがあり、子どもを遊ばせるには絶好の観光施設となっています。

名寄市のおすすめ観光スポット(6)トムテ文化の森

なよろ健康の森 の近く、トムテ文化の森「森林学習展示館(もりの学び舎)」は、 森林・林業に親近感を持ってもらおうと建設された観光施設。展示室や学習室で森や森にすむ生き物のことについて楽しく学ぶことができます。

また、こちらにも5月から10月にオープンするキャンプ場があり、14のテントサイトの他、40名が利用できるバーベキューハウスも設置。

名寄市のおすすめ観光スポット(7)智恵文(ちえぶん)地区のひまわり畑

智恵文(ちえぶん)地区のひまわり畑

出典: ゆ~や / PIXTA(ピクスタ)

北海道立サンピラーパークのひまわり畑のほかに名寄市智恵文(ちえぶん)地区のひまわり畑も観光に行きたいところです。周囲は大自然に囲まれていますよ。年によって植えられる場所は少しずつ違うので、名寄市観光協会に問い合わせてみるといいでしょう。

路線バスは恩根内行きで、「智恵文11線」下車。なお、JR宗谷本線の北星駅は近いようですが川を挟むため、少し距離があります。レンタカーでの観光は「智恵文南IC」で降りるか、名寄市街から国道40号下道で智恵文11線交差点より道道252号に向かって右折します。

名寄市のおすすめ観光スポット(8)名寄公園・名寄市北国博物館

名寄公園のキマロキ編成

出典: CRENTEAR / PIXTA(ピクスタ)

北海道開拓の労苦を現在に伝える博物館。北国の暮らしや自然環境について学ぶことができます。地球の自転を証明する道具として地学の教科書でも出てくる「フーコーの振り子」の展示も。また、旧名寄本線の線路上に保存されているSL排雪列車「キマロキ」(9600形59601号機およびD51形398号機)は鉄道ファン必見です。キマロキとは機関車の「キ」、雪を集めるマックレー車の「マ」、雪を排出するロータリー車の「ロ」、もう1台の機関車の「キ」の頭文字です。
JR名寄駅から徒歩15分ほどのところにあります。
※「キマロキ」は夏季のみ公開

名寄市のおすすめ観光スポット(9)なよろ温泉サンピラー

なよろ温泉サンピラーの画像
ピヤシリスキー場のふもとに位置。

観光で思い切り楽しんだ後、温泉はいかがでしょう。サンピラーパークからさらに山の奥に入ったピヤシリスキー場のふもとに位置する「なよろ温泉サンピラー」は、カルシウム・ナトリウム硫酸塩・炭酸水素塩泉の温泉で、神経痛や筋肉痛などが適応症。サウナもあり、ととのうこともできますよ。

この「なよろ温泉サンピラー」は宿泊も可能。名寄市の観光拠点にも便利です。客室は洋室と和室があり、トリプルルームもあるので3人での宿泊もできます。

名寄市のおすすめ観光スポット(10)道の駅「もち米の里 なよろ」

観光後のお土産なら道の駅「もち米の里 なよろ」がおすすめ。「お食事 風の寄り道」では、名寄名産の「もち」と「そば」を中心としたグルメが味わえるなど、名寄市の魅力がたっぷり詰まった観光にも便利な道の駅です。特産品コーナーでは、大福や羊羹(ようかん)、そばなどのお土産を買うことができます。

花の街、名寄市にはいつかは行きたい名所がたくさん

いかがでしたでしょうか?名寄はひまわりや芝桜などの花畑に代表される大自然観光が魅力。そして温泉、さらにキャンプや星空観察など観光名所が多数存在します。

夏になれば納涼花火大会「てっし名寄まつり」も開催され、観光客でにぎわいます。もっと周辺に足を延ばせばトロッコで有名な美深町や、めん羊で有名な士別市も。空港から遠いので他都府県からは観光しづらいですが、道北エリアの拠点としてぜひ観光で名寄を訪れてみてはいかがでしょうか。

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