■名称:タウシュベツ川橋梁
■住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
■営業時間:8:30~17:15
■電話番号:01564-7-7272
■公式・関連サイトURL:https://www.kamishihoro.jp/place/00000072
タウシュベツ川橋梁とは?見どころやおすすめの時期、行き方もご紹介
タウシュベツ川橋梁(タウシュベツがわきょうりょう)は、廃線となった旧士幌線旧線のアーチ橋。北海道の秘境を巡る観光スポットとしても人気で、時期によって水位が変わるため一年を通して様々な景色が楽しめます。夏はもちろん、冬の雪景色も圧巻。北海道の方によるタウシュベツ川橋梁のガイドも行われているので、迫力ある景色を眺められるツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
目次
タウシュベツ川橋梁とは?見どころやおすすめの時期、行き方もご紹介
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1. タウシュベツ川橋梁はどんな所?
北海道の中心部・上士幌町(かみしほろちょう)にあるタウシュベツ川橋梁は、糠平湖(ぬかびらこ)に架かるコンクリート製の長さ約130mの橋です。1937年に完成したタウシュベツ川橋梁は、鉄道の士幌線(しほろせん)として約15年間使われていましたが、ダムの建設のため廃線されました。
その後は、2003年の十勝沖地震により一部崩壊しましたが、遺跡のような景色が眺められる北海道の人気観光名所となっています。
◆タウシュベツ川橋梁の地図
2. タウシュベツ川橋梁の見どころ
タウシュベツ川橋梁の見どころは、古代ローマ橋のような退廃的な橋と周辺の雄大な自然の一体感ではないでしょうか。
天気や時期によって水位が異なり、水没したり水が全くなくなり草原の中に佇みます。自然環境が厳しいこともあり、崩壊する恐れもあるので、迷われている方は早めに計画を立ててみては?
◆2015年7月のタウシュベツ川橋梁
ツアーに参加したり鍵を借りないで行く見学は、タウシュベツ川橋梁から、およそ750mの場所にある「タウシュベツ展望台」からとなり、遠目から景色を眺められます。天候や自然災害などにより、タウシュベツ展望台に入れない場合がありますので、事前に公式HPでご確認ください。
近くで見たい方は「NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター」の有料のツアーに参加するか、鍵を「十勝西部森林管理署東大雪支署」で借りて車やバイクでないと行けないため、ご注意を。
3. タウシュベツ川橋梁を間近で見たい時は、ガイドツアーの予約が必須
ぜっかく行くなら、タウシュベツ川橋梁を目の前で見てみてはいかがでしょうか?ツアーに参加せず、鍵を借りて車やバイクで行かない限りは、750mも離れている「タウシュベツ展望台」からしかタウシュベツ川橋梁を見られないのです。
タウシュベツ川橋梁を目の前で見るためには地元、北海道のガイド「ひがし大雪自然ガイドセンター」の有料のツアーに申し込む必要があります。
ツアーの予約は、3か月前から受け付けており、空きがあれば前日までメールもしくは電話で申し込めますよ。ツアーは1年中開催されており、写真を撮る方におすすめの早朝から行くツアー、色鮮やかな紅葉や凍った糠平湖の上を渡りタウシュベツ川橋梁まで行けるツアー等充実!
2021年、現在では春からツアーの予約を行っており、秋から冬も受け付けされているので、タウシュベツ川橋梁を間近で見るチャンスです。
■名称:NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター
■住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷北区44-3 糠平温泉文化ホール内
■メール:shizen@guidecentre.jp
■電話番号:01564-4-2261
■公式・関連サイトURL:http://www.guidecentre.jp/
4. タウシュベツ川橋梁を見るなら時期はいつがおすすめ?
タウシュベツ川橋梁は、季節によって全く見え方が違うので、どんな景色が見たいかで行く時期を決めても良いですね。ただその年の雨量や天気により変わりますので、詳しくはHPでご確認ください。
◆1月のタウシュベツ川橋梁の様子
例年、冬は糠平湖が凍結し雪に覆われた幻想的なタウシュベツ川橋梁が見えます。
◆5月のタウシュベツ川橋梁
4月から5月は、水位も少し上がり晴れていればタウシュベツ川橋梁を見るのに絶好の季節。
◆7月のタウシュベツ川橋梁
年により水位が低く、よく見えることもあります。例年6月頃から水位が上がり、8月から10月頃まで水没したり、見えづらくなる時期があるのでご注意を。タウシュベツ川橋梁が「幻の橋」と言われるのも納得ですね。
◆10月のタウシュベツ川橋梁
秋は紅葉が綺麗で10月頃もおすすめ。
5. タウシュベツ展望台
タウシュベツ展望台は、ぬかびら源泉郷から8kmほど国道273号を車で行くと駐車できるスペースがあります。駐車場から木々が生い茂る林道を200mほど進むとタウシュベツ展望台に到着。
タウシュベツ川橋梁まで、約750mの距離があるため、写真を撮影する時は望遠レンズが付いたものがおすすめ。ちょっと遠いので、余裕がある方は、「ひがし大雪自然ガイドセンター」のツアーをどうぞ。
またタウシュベツ展望台は、天気が悪かったり自然災害等で危険な場合、中に入れなくなりますので、事前にHPでご確認ください。
■名称:タウシュベツ展望台
■住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
■営業時間:8:30~17:15
■電話番号:01564-7-7272
■公式・関連サイトURL:https://www.kamishihoro.jp/place/00000068
6. 管理署で許可書や鍵を借り、車やバイクでタウシュベツ川橋梁に行く
「ひがし大雪自然ガイドセンター」のツアーに参加せずに、レンタカーで借りた車やバイク等でタウシュベツ川橋梁に行けますよ。十勝西部森林管理署東大雪支署から鍵と許可書をもらい、手続きをすませば行くことが可能。
ただし、冬季や悪天候の場合は、貸出ができない場合もあるので、ご注意ください。また熊が出没する可能性があり、危険が伴うこともあるので、不安がある方はツアーへの参加がおすすめ。
手続きが可能な時間は、平日のみで土日や祝日ができません。そのため平日以外にタウシュベツ川橋梁へ行く時は、平日の営業時間内に行く必要があります。
鍵は先着順で電話での予約は行っていません。鍵を借りられるのは原則1日のみで、営業時間外の返却はポストへの投函となります。
■名称:十勝西部森林管理署東大雪支署
■住所:北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線238番地
■営業時間:平日8:30~17:00
■公式・関連サイトURL:https://www.kamishihoro.jp/place/00000072
7. タウシュベツ川橋梁のアクセス
個人の車やレンタカー、バイク等で、タウシュベツ川橋梁まで行く時とタウシュベツ展望台への行き方は異なります。また「ひがし大雪自然ガイドセンター」のツアーを利用する場合ではアクセス方法が変わりますのでご紹介!
JR・バスを利用してもアクセスできますが、車で観光するのが便利なのでレンタカーもおすすめです。
▶帯広・十勝でレンタカーを予約する
◆車やバイクで、タウシュベツ川橋梁への行き方
「JR帯広駅」→国道241号線で上士幌町(かみしほろ ちょう)方面→「十勝西部森林管理署東大雪支署」で鍵と許可書を受け取る→林道を約35分→タウシュベツ川橋梁
◆車やバイクで、タウシュベツ展望台への行き方
「JR帯広駅」→国道273号線で旭川方面→ぬかびら源泉郷→8kmほどで駐車場→「タウシュベツ展望台」
◆JRやバスを利用してツアーに参加する時の行き方
「JR帯広駅」→十勝バス「ぬかびら源泉郷」乗車→「ぬかびら源泉郷営業所」下車→徒歩で約5分→「糠平温泉文化ホール」→タウシュベツ川橋梁
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