【交通手段】沖縄本島で便利なのは?レンタカーや路線バス等を比較!

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【交通手段】沖縄本島で便利なのは?レンタカーや路線バス等を比較!

南国、沖縄といえば誰しもがあこがれる観光地。美しいビーチが広がり、万座毛や美ら海水族館といった観光スポットもたくさん沖縄本島にはありますよ。そこで問題になるのが観光地やホテルなどへのアクセスに必要な交通手段。沖縄は電車がゆいレールだけなので、レンタカーや路線バス、タクシーといった自動車がメインの交通手段です。今回は、沖縄本島の観光スポットを巡る際にどのような交通手段を使ったらいいのかをメリットとデメリットの両面から解説します。

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※運賃や所要時間は2021年2月現在です。

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【交通手段】沖縄本島で便利なのは?レンタカーや路線バス等を比較!

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沖縄本島で利用可能な交通手段は?

沖縄本島のイメージ図

主に沖縄本島で利用可能な交通手段は、レンタカー、タクシー、ゆいレール、高速バス・路線バス、船(高速船・フェリー)です。それぞれの特性に応じて上手に沖縄本島を上手に巡りましょう。

沖縄本島をくまなく巡れるレンタカー

沖縄のドライブは楽しい

運転免許を持っていて沖縄本島の観光スポットを効率よく巡りたいときにはレンタカーがおススメです。那覇市内や幹線道路沿い以外では路線バスの本数も少なめなので、自分の行きたいところをチョイスして移動することができます。那覇空港をはじめ、那覇市内や名護といったスポットでもレンタカーを借りられますよ。

那覇市内の観光ならばゆいレールにおまかせ

那覇市を渋滞なしで結ぶ交通機関「ゆいレール」

那覇市の那覇空港駅から浦添市のてだこ浦西駅を結ぶ17.0kmのモノレールです。戦後初の沖縄の鉄道で、2019年10月1日には首里駅とてだこ浦西駅との間が延伸、2020年3月10日にはSuicaが利用可能になるなど利便性も向上していますよ。
ゆいレールのメリットは渋滞がないこと。渋滞しやすい那覇市内をスイスイ行くことが可能。5~10分間隔で運転されていて、待ち時間も少ないです。那覇市内ならばゆいレールだけでOKであるといえます。

デメリットは17.0kmしか路線がないので沖縄全土をカバーしているわけではないということ。レンタカー、路線バスと組み合わせて上手に観光しましょう。

路線バス・高速バスは少人数での観光に便利

那覇バスの車両

出典: ttn3 / PIXTA(ピクスタ)

沖縄の路線バスは那覇バス、沖縄バス、琉球バス、東陽バスの4社が主に運行。路線網がやや複雑ですが、のりものNAVIOkinawaで時刻表や停留所の位置を調べることができます。路線バスは行きたい目的地がはっきり決まっている人や、移動頻度が少なく長時間同じ場所に滞在する人に向いています。

高速バス(111番、117番など)は沖縄自動車道を那覇から北部の名護まで運行しています。117番バスに乗れば那覇空港から名護まで1時間40分、美ら海水族館までは2時間20分程度で到着します(那覇空港から記念公園前までの運賃:2,550円)。なお、120番は那覇から名護まで高速道路に乗らずに行く路線なので注意しましょう(名護までの所要時間2時間半)。

路線バスのデメリットは定時性に欠けるということ。特に那覇市内では渋滞が激しいので時間通りバスが来ることはあまりありません。バス同士の乗り継ぎの際など、時間に余裕をみて行動しましょう。また、人数が多いと運賃がかさむのでタクシーの方が得になる場合もあります。

定期観光バスツアーもおススメ

行きたい観光スポットが決まっていないのならば、那覇バスの定期観光バスが「首里城・おきなわワールドコース」、「古宇利島・今帰仁城趾・美ら海コース」、「西海岸満喫・美ら海コース」の3コースを展開しています。あらかじめ行くスポットを決めていなくても、おススメの観光スポットを安価で巡れますよ。

運転手からお得な情報も?タクシー利用はグループがおススメ

普通車初乗りが550円(1.75kmまで。372m増すごとに70円)と、東京などに比べてお手頃価格で利用できます。プロのドライバーが運転するので安心感がありますよね。また、免許がない人やペーパードライバーには貴重な交通手段。

そして、運転手さんの気分次第ですが、観光案内やお得な情報がついてくる場合もあります。最大9人まで乗車可能なジャンボタクシーがある会社もありますよ。

また、時間制運賃にすることもでき、こちらは普通車30分1,940円です。

デメリットは料金が1人での利用の場合、どうしてもレンタカーや路線バスより高額になりがちということです。しかし、少人数のグループならばタクシーのほうが路線バスよりも運賃が安くなる場合があります。

渋滞知らずの新しい高速船「ジンベエ・マリン」、「マルエーフェリー」も

ジンベエ・マリン(タクマ3)

「ジンベエ・マリン」は、那覇と本部・渡久地港を75分で結ぶ高速船。美ら海水族館など沖縄北部エリアへのアクセスも渋滞知らずで快適です。本数は1日2~3本。運賃は大人片道1,000円(往復割引あり、小児・障がい者半額)で、渋滞知らずで美ら海を満喫できますよ。詳しくは下記の記事をご覧ください。

また、マルエーフェリーとマリックスラインが那覇と鹿児島を結ぶ航路の途中で本部に寄るので、那覇⇔本部のみの利用も可能。所要3時間で、運賃は車なしで1,990円です。特に急ぐ必要がなければこのような手段もあることを覚えておいてもいいかもしれません。
マルエーフェリーのご予約はこちらから

デメリットとしてはジンベエ・マリンは本数が少ないことや、運賃が高いこと、海の状況次第で欠航もありうる点でしょう。そして、マルエーフェリーやマリックスラインは時間がかかることがあげられます。

沖縄本島を遊びつくしたいならレンタカーがおススメ!

沖縄をドライブ

先ほども述べましたが、レンタカーは路線バスより小回りが利き、なおかつ時刻表に縛られないので自由な行動が可能。タクシーに比べても安価に借りることができます。特に、路線バスが発達していない国頭村や東村などの北部地域の移動に便利です。skyticketでは、航空券+ホテルにレンタカーを加えられる国内ツアーを販売しているので、滞在日程や宿泊されるホテルが決まっている際は検討の価値があるでしょう。

予約は必須!本土とは違う交通ルールや渋滞にも注意しよう

レンタカーで行動する場合、注意してほしいのが路線バス専用のバスレーンがあることや、道路の中央線が時間帯によって移動する場合があること、沖縄の道路は本土の道路に比べスリップしやすいことがあるという点です。また、駐車場を探す手間や、お酒が飲めない点も考慮する必要があります。
そして、当日の予約はオフシーズンを除いて取れないことが多いので事前の予約は必須。

さらに、最大の欠点ともいえるのが那覇市内の渋滞。那覇市内に限って言えば専用レーンが確保されている路線バスや、線路があるゆいレールの方に分がありますよ。

ゆいレール1日乗車券を活用すれば那覇市内の観光はOK

ゆいレールの画像

出典: ちゃりメラマン / PIXTA(ピクスタ)

ゆいレールの1日乗車券は800円、2日乗車券は1400円で発売されています。那覇市内の観光も、ゆいレールならスムーズです。なお、1日乗車券は24時間、2日乗車券は48時間有効なので、例えば1日乗車券を午前10時に買った場合は翌日の午前10時まで使用できます。

那覇市と沿線周辺のみならば渋滞がない、ゆいレールがおススメといえるでしょう。

ゆいレール沿線の観光スポット

てだこ浦西駅

出典: analogue / PIXTA(ピクスタ)

起点の那覇空港駅が那覇空港の最寄り。那覇バスターミナルへは旭橋駅、国際通りへは牧志駅の利用が便利です。Tギャラリア沖縄by DFSへはおもろまち駅、首里城公園は首里駅、そして浦添市美術館へは浦添前田駅の利用をおすすめします。

また、終点のてだこ浦西駅からは、今帰仁方面へのやんばる急行バスも運行されています。

沖縄のバス(+ゆいレール)が1~3日乗り放題の沖縄路線バス・周遊パスも

琉球バスの車両

出典: ttn3 / PIXTA(ピクスタ)

沖縄路線バス・周遊パスは、1日2,500円、3日5,000円(ゆいレールに乗る場合は1日3,000円、3日5,500円 ゆいレールの利用は1日のみ。小児半額)で主要4社の本島内路線バスが乗り放題のパスです。ただし111番、117番のバスは高速道路を通過するので利用できません。また、利用は沖縄県外の方に限ります。

必要に応じて交通手段を選択・組み合わせよう

沖縄本島の観光にはレンタカーが便利ですが、那覇市内の渋滞を考えるとゆいレールがおススメ。また、ゆいレールの橋っていない地域では路線バスやタクシーが重要な交通手段です。そして、渋滞知らずのジンベエ・マリンといった新しい交通手段も。大切なのは自分に合った交通手段を選び、そして、必要に応じて組み合わせること。例えば那覇から名護までは高速バスを使い、その先はレンタカーやタクシーで観光するといった具合です。

自分に合った観光プランをskyticket観光ガイドを参照しながら考えてみてくださいね。沖縄旅行が楽しく良いものになるよう願っています。

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