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神奈川/久里浜港⇔千葉/金谷港40分♪東京湾フェリーで東京湾を一跨ぎしてみた
神奈川/久里浜港⇔千葉/金谷港40分♪東京湾フェリーで東京湾を一跨ぎしてみた

神奈川/久里浜港⇔千葉/金谷港40分♪東京湾フェリーで東京湾を一跨ぎしてみた

2024年6月21日 更新

神奈川県と千葉県は間に東京都をはさむため、陸上では接していませんが、東京湾アクアラインとこの東京湾フェリーで結ばれています。東京湾フェリーは神奈川県横須賀市の久里浜港と千葉県富津市の金谷港を結ぶ航路で、かなや丸としらはま丸の2隻の船が交互におよそ1時間間隔で運航していますよ（ドック時を除く）。車も乗せられるカーフェリーで、所要時間は40分。短い間ですが、本格的な船旅を味わえます。

今回は実際に久里浜港から乗船してきました。

目次

神奈川/久里浜港⇔千葉/金谷港40分♪東京湾フェリーで東京湾を一跨ぎしてみた

東京湾フェリーの運賃と自動車・バイクの航送料金は？

東京湾フェリーの人のみの料金は800円

出典： Shiryu / PIXTA(ピクスタ)

自動車の利用がなければ大人1,000円（往復1,780円）、子どもと障がいをお持ちの方は500円（往復890円）です。普通自動車を航送する場合、片道4,900円（大人1名の運賃を含む）、往復8,500円（大人1名の運賃を含む）です。

オートバイは750cc以上（3,100円）と750cc未満（2,600円）で料金が異なります。原付は2,200円、自転車は1,700円となっています（いずれも大人1名の運賃を含む、子どもの自転車は1,200円）。

グリーン室もあり、料金は20人まで均一料金で、3,300円です。

ちなみに遊覧利用（往復、途中下船不可）もでき、こちらは1,250円（子ども630円）。アトラクションとしても楽しめます。

★東京湾フェリー料金表★
【通常運賃】
大人‥1,000円(往復1,780円) 回数券7,000円
小人‥ 500円(往復890円)　回数券3,500円

【自動車航送賃】
軽自動車‥3,900円(往復2,900円)回数券19,500円
普通車　‥4,900円(往復8,500円)回数券24,500円
中型車　‥7,600円(往復13,300円)回数券38,000円
大型車　‥9,400円(往復16,500円)回数券47,000円
特大車　‥12,500円(往復22,200円)回数券62,500円
※12メートル以上は12メートル増すごと1,200円

【オートバイ(特殊手荷物)】
オートバイ(750cc以上)‥3,100円(往復5,500円)
オートバイ(750cc以下)‥2,600円(往復4,500円)
原付自転車(125cc未満)‥2,200円(往復3,900円)
自転車(大人)　　　　‥1,700円(往復3,000円)
自転車(小人)　　　　‥1,200円(往復2,100円)
割増　　　　　　　　‥550円(往復1,000円)

京浜急行（京急）の券売機でも金谷港まで買える

京急の駅では金谷港まで久里浜までの乗車券と久里浜駅から久里浜港までのバス、乗船券をセットで販売。電車の券売機で船のきっぷが買えるのはなかなかない体験です。

▼東京/羽田行きの格安航空券はこちら
▼東京/成田行きの格安航空券はこちら

金谷港から久里浜経由京急沿線の乗車券も買える

逆に金谷港で久里浜経由京急連絡のきっぷも売っていますよ。

出発は京急久里浜駅から！京急久里浜駅から久里浜港へのアクセスはバスかタクシーで

出発は京急久里浜駅から

出発は京急久里浜駅から。JRの久里浜駅も近いですよ。アクセスは京浜急行バスで。東京湾フェリーゆきと野比海岸ゆきがあり、どちらも「東京湾フェリー」バス停で下車です。

自動車の場合は横浜横須賀道路の佐原インターより約4km。

▼神奈川県でのレンタカーはこちら
▼千葉県でのレンタカーはこちら

久里浜港は東京湾フェリーのほか、伊豆大島行き東海汽船も

東京湾フェリー久里浜港（筆者撮影）

東京湾フェリーの久里浜港より出発します。久里浜港は東京湾フェリーのほかに一部の日のみ東海汽船の伊豆大島行きのジェットフォイルも乗り入れ。1階に乗船券売り場、2階が乗船口というシンプルな構造です。1階には自動販売機や横須賀名物を売る売店、軽食レストランといった施設もあり、お見送りの方も利用可能。

名称：久里浜港フェリーターミナル
住所：神奈川県横須賀市久里浜8-17-20
東京湾フェリー「久里浜港」のページ：https://www.tokyowanferry.com/theme33.html
東海汽船「久里浜港」のページ：https://www.tokaikisen.co.jp/boarding/terminal/kurihama/

いよいよ「かなや丸」に乗船！

かなや丸が接岸している

今回乗船するのは「かなや丸」です。もう一方の「しらはま丸」とは微妙に内装が異なりますよ。

椅子席や売店がある船内

「しらはま丸」内装

画像は「しらはま丸」の船内です。「かなや丸」も売店の位置が微妙に異なるだけで基本的な設備は一緒です。2階席と3階席がありますが、3階席もピークシーズンでない限り埋まることはないので、ゆったりとくつろぐことができますよ。

東京や横浜に出入りする船を避けて進む

東京湾に入港する船を避けながら進む

船は東京湾に入港しようとする船を避けながら進んでいきます。結構近くまで来る船もいますが、船員のチームワークで上手にさけていきます。

反対側の船とすれ違う

東京湾フェリーは今日も神奈川と千葉を結ぶ

出港してから20分後、反対側の「しらはま丸」とすれ違います。陸上と違って、船舶の場合は右側通行なので進行方向左側に座れば反対方向の船を間近に見ることができますよ。

現在は2隻体制なので、1日何回もこの光景を繰り返しています。

およそ40分で船は金谷港に到着。充実した船旅でした。

金谷港フェリーターミナルは南房総への玄関口！

金谷港フェリーターミナル

出典： tomzoman / PIXTA(ピクスタ)

金谷港はJR内房線浜金谷駅から徒歩8分の場所にある港。国道127号線沿いに位置し、富津金谷インターチェンジの利用が便利です。

日東バスの東京湾フェリー金谷港バス停があり、安房鴨川方面や上総湊駅方面のバスが出ています。バスの本数は少ないですが、フェリーに接続しています。

金谷港フェリーターミナルでもお土産や軽食が売られています。

名称：金谷港フェリーサービスセンター
住所：千葉県富津市金谷4303
公式・関連サイトURL：http://www.tokyowanferry.com/theme34.html

金谷港そばの回転寿司「船主」（ふなおさ）は、新鮮なお寿司が堪能できておすすめ！

金谷港から歩いてすぐの場所にある回転寿司のお店。ネタのクオリティが高く、脂ののったシマアジなどの提供される地魚は絶品。東京湾の恵みをいただくことができます。おすすめは季節やその日の水揚げ状況によって違うので、店員さんに尋ねてみてください。

名称：船主（ふなおさ）
住所：千葉県富津市金谷2288
公式・関連サイトURL：https://funaosa.jp/

横須賀や南房総を楽しもう！東京から日帰りも

東京湾フェリーは首都圏からのアクセスが容易なので、東京からは東京湾をまたいで一周するように日帰りも可能。でもせっかくなら鋸山や鴨川シーワールドといった南房総エリアや三浦・横須賀エリアに泊まって観光してみてください。また、関連するskyticket観光ガイドもご覧いただければ幸いです。

▼横須賀・南房総エリアのホテルはこちら

あなたの船旅がより良いものになりますように！

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