【歴史・工場・海・公園!】横浜市鶴見区の観光スポット10選!

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【歴史・工場・海・公園!】横浜市鶴見区の観光スポット10選!

横浜市鶴見区といえば、華やかな横浜の中心部と違って、ただ工業地帯が広がっているイメージを持たれる方が多いかもしれません。鶴見は、JR京浜東北線を境にして海側と内陸側ではその表情が異なります。海側は日本の重工業を支える工業地帯。一方、内陸側は閑静な住宅街が広がり、三ッ池公園などの自然も豊か。

一見すると観光スポットはないように見えますが、実は穴場スポットがたくさんあるのですよ。今回は横浜市鶴見区の観光スポットをご紹介します。

※こちらの情報は2020年9月9日時点のものとなります。
コロナウイルスによる影響で変更となる可能性があるため、詳しいお知らせは各運営サイトをご確認のほどお願い致します。

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【歴史・工場・海・公園!】横浜市鶴見区の観光スポット10選!

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キリンビール横浜工場

2020年9月現在、新型コロナウイルスの影響で見学休止中ですが、キリンビール横浜工場ではキリンビールの工場見学ができます。なお、事前予約が必要なスポットです。

ビールの原料である麦芽を試食でき、ホップの実物を手に取ることも可能。一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べや、できたてのビールを1人3杯まで試飲も。しかも、これらはなんと、すべて無料で行われています。

キリンファクトリーショップではビール入りのゼリーなども販売していますよ。

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レストラン ビアポート、スプリングバレーブルワリー横浜でビールを味わおう

工場見学とともに知っておきたい工場併設のキリンビールグループのレストランを2軒ご紹介。こちらは新型コロナウイルス対策を行って営業をすでに再開していますよ。

「レストラン ビアポート」では、バーベキューやジンギスカンの食べ放題が人気です。おいしいビールに合わせてワイワイと盛り上がるならこちら。

一方、落ち着いた雰囲気でビールを味わいたいならば、「スプリングバレーブルワリー横浜」がおすすめ。明治の横浜を思い起こさせるクラシカルな店内で味わう6種類の定番ビールの飲み比べが人気ですよ。

生麦事件発生地・生麦事件の碑は維新日本の歴史の舞台

生麦事件が起こった場所も鶴見区である

出典: コン太くん / PIXTA(ピクスタ)

日本の歴史で習った、生麦事件が起こった生麦村も横浜市鶴見区。1862年に薩摩藩の武士らが馬に乗ったまますれ違おうとしたイギリス人たちに激怒し、うち1人を殺害したという事件です。今では碑が2か所立っています。

1つは薩摩藩士がイギリス人の商人、ウィリアム・マーシャルと友人のチャールズ・リチャードソンらが島津久光らの一行と馬に乗ったまますれ違い、これを無礼だとして激怒した奈良原喜左衛門らに切り付けられた場所に「生麦事件発生地」の看板があります。場所がわかりにくいのでスマホの地図で位置確認していきましょう。(看板は普通の住宅の壁にあるので訪問時はマナーを遵守しましょうね)

生麦事件の碑は、彼らが馬で走って逃げた先、事件発生地から700m地点、先ほど紹介したキリンビール横浜工場のそばにあり、チャールズ・リチャードソンはこの地で絶命。ここには生麦事件の碑が立っています。今では生麦事件の碑は高速道路の真下付近の一角にありますが、江戸時代にこのような事件が起き、明治維新へのきっかけとなったと思うと感慨深いですね。

もっと深く知りたい方は生麦事件参考館もありますが、事前予約が必要。(参考館所在地は神奈川県横浜市鶴見区生麦1丁目11-20、2020年9月現在新型コロナウイルスの影響により休止中。)

夜景が美しい…鶴見つばさ橋、横浜ベイブリッジが見られる大黒ふ頭

横浜ベイブリッジのライトアップ

出典: sugar / PIXTA(ピクスタ)

横浜ベイブリッジと鶴見つばさ橋という2つの橋を間近で見られる夜景スポットが大黒ふ頭です。ベイブリッジをくぐれないクルーズ船が大黒ふ頭に着岸することも。横浜ベイブリッジの下を歩けるスカイウォークはクルーズ船が横浜港に来たときのみ特別開放していますよ。

また、大黒ふ頭にある大黒海づり公園ではアジなどの釣りも楽しめます。2020年9月現在、人数制限中。

TOKYO STRAWBERRY PARK(東京ストロベリーパーク)

TOKYO STRAWBERRY PARKがあるのは大黒ふ頭より運河を隔てて北側。1年を通じてイチゴの収穫ができる女性や子ども連れにとても人気がある施設になっていますよ。フォトスポットも充実しており、SNS映えを狙うこともできます。

なお、入場には予約が必要なので、公式サイトの確認を。

東京ストロベリーパークの記事はこちら

沖縄出身の方が多く集まる商店街にある「おきなわ物産センター」

沖縄県出身の方が多く工場の出稼ぎに来たため、沖縄の食品や物産を扱う「おきなわ物産センター」がありますよ。できたてのサーターアンダギーや手作りのお惣菜、県外では手に入れることが難しい沖縄の食材が一堂に集結しています。

都会のローカル線…JR鶴見線で昭和の雰囲気漂う国道駅や海が見える海芝浦に行こう!

鉄道ファンなら乗っておきたい

JR京浜東北線の鶴見駅から延びるJR鶴見線は都会のローカル線として鉄道ファンには有名です。3両編成の電車が平日日中は、20分に1本走るだけですが、朝晩は工場地帯への通勤客で混雑します。

鶴見線は途中の浅野と安善で支線が分かれます。本線は川崎市の扇町まで、海芝浦支線は新芝浦を経て海芝浦まで、安善からは大川行きが分かれます。なかでも大川行きは朝晩しか運転されないので乗り鉄にとっては制覇が難しい路線として知られていますよ。

今回は、鶴見区内の国道駅と海芝浦駅をご紹介。

昭和の雰囲気が漂う国道駅

昭和にタイムスリップしたかのよう

鶴見から1つ目の駅。国道駅の由来となった国道とは国道15号線のこと。駅を降りて、高架のホームから下ってみると昭和の雰囲気が色濃く漂います。自動券売機やSuicaの読み取り機がなければ、昔の写真だといっても通じそうですね。

「降りられない」ことで有名な駅、海芝浦駅の海芝公園は景色が良い

夕焼けがきれい

海芝浦駅はとても変わった駅。東芝の関係者以外、駅の外に出ることはできません。駅構内には海芝公園が併設されています。ここからの眺めは鶴見つばさ橋などが見え、夕暮れ時におすすめです。

本数は日中1~2時間に1本で、最終は22:20(土日は20:59、2020年9月現在)なので、訪問時は電車の時刻にご注意を。

昭和の大スターも眠る、曹洞宗の大本山「總持寺」

曹洞宗大本山総持寺

出典: LEOSHOU / PIXTA(ピクスタ)

總持寺(そうじじ)は、福井県の永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山。こちらは曹洞宗の教えを広く広めた瑩山紹瑾(けいざんじょうきん、瑩山禅師ともよばれる)の流れをくむお寺です。もともとは石川県にありましたが、1898年に火災にあい、1911年にこちらに移ってきました。ちなみに元の場所には總持寺祖院が残っています。

月に何度か座禅の体験も受け付けており(2020年9月現在は新型コロナ対策で中止)、禅の世界に触れることができますよ。

2005年には仏殿などが登録有形文化財に。また、絹本著色前田利家夫人像などの重要文化財もあります。そして、昭和を代表する大スター、石原裕次郎の墓所もここにあります。

三ッ池公園は日本のさくら名所100選に選ばれた桜の名所!

三ッ池公園は桜の名所

出典: genki / PIXTA(ピクスタ)

日本のさくら名所100選にも選ばれた神奈川県立三ッ池公園は、春になると78種類もの桜が咲き誇ります。園内には韓国の庭園を模した「コリア庭園」や、子どもたちに大人気の「ロングすべり台」、「ジャンボすべり台」などといった遊具も。

森林浴も味わうことができ、憩いのひと時が過ごせます。

横浜唯一の屋内スキー場「スノーヴァ新横浜」で子どもから大人までスキー・スノボを楽しもう

スノーヴァ新横浜は1年を通じてスキーやスノーボードが楽しめる施設。横浜から新潟などのスキー場に行くのは結構大変ですが、ここならばウェアや道具などのレンタルなどもあり、気軽にスキーやスノボが楽しめます。子ども連れでもインストラクターがおり、安心できます。

獅子ヶ谷市民の森、みその公園「横溝屋敷」

みその公園横溝屋敷

出典: コン太くん / PIXTA(ピクスタ)

みその公園「横溝屋敷」は、江戸時代から明治中期に建築されたお屋敷をそのまま教育施設として1986年に市が譲り受けたもの。主屋・長屋門・蚕小屋・穀蔵・文庫蔵の5棟の建物は開港以前の横浜の姿を今に伝えています。日本の伝統行事もイベントとして行われており、都会の中でも農村体験ができますよ。

また、獅子ヶ谷市民の森は、横溝屋敷の裏手にあり、夏も涼しい市民の安らぎの場になっています。

鶴見は工業地帯や住宅だけではない

京浜工業地帯と丘や谷が連なる町、横浜市鶴見区には知られざる工業地や住宅地以外にも観光地が意外とたくさんあります。マイクロツーリズムが叫ばれる時代、まだ知られざる場所を探しに、あなたも鶴見を観光してみてくださいね。

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