三陸鉄道リアス線が台風被害から復活!2020年3月20日🚃全線運行再開!陸中山田駅で記念列車出発式。

画像出典:くろふね (CC BY 3.0)

三陸鉄道リアス線が台風被害から復活!2020年3月20日🚃全線運行再開!陸中山田駅で記念列車出発式。

東日本大震災の莫大な被害を乗り越え、さらに2019年の台風災害で被災した三陸鉄道が復活します!

ついに2020年3月20日、三陸鉄道リアス線163kmが、全線運行再開することになりました。
3月20日、陸中山田駅で記念列車出発式が催されます。

目次

三陸鉄道リアス線が台風被害から復活!2020年3月20日🚃全線運行再開!陸中山田駅で記念列車出発式。

1. 三陸鉄道リアス線

岩手県の三陸鉄道は、1984年(昭和59年)に開業した全国初の第3セクター鉄道です。

2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災により大きな被害を受けましたが、2014年(平成26)年4月に全線の運行を再開しました。

さらに昨年2019年3月には、JR東日本からJR山田線の宮古~釜石間を経営移管。
大船渡市「盛駅」から久慈市「久慈駅」までの163kmが「リアス線」として、1本のレールでつながり、営業路線の総延長が日本一の第三セクター鉄道として再出発を果たしました。

2. 2019年10月の台風19号による被害

2019年3月に、三陸鉄道リアス線として運行を始めてようやく半年を過ぎた10月、全国的に大きな被害をもたらした台風19号が、リアス線にも大きなダメージを与えました。

線路への土砂流入、路盤の流出など、リアス線の約7割もの区間で運休せざるをえませんでしたが、関係機関や多くの方々の支援で復旧工事を進め、

順次、運行再開区間を延長してきたリアス線が、いよいよ3月20日、全線の運行を再開できることになったのです。

3. 2020年3月20日、記念列車出発式

3月20日は、リアス線全線の運行再開を祝し、陸中山田駅で記念列車の出発式が行われます。
この記念列車は釜石駅まで運行予定です。

機会があればぜひ、三陸鉄道リアス線に乗車して、車窓からリアス式海岸の美しい景観を眺めてください。
そして、リアス線にたくさんあるトンネルに注目し、美味しい海産物なども満喫してくださいね。

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