よみがえる古代の山城!熊本県菊池市の観光スポット鞠智城跡をご紹介

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よみがえる古代の山城!熊本県菊池市の観光スポット鞠智城跡をご紹介

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熊本県菊池市のおすすめ観光スポットといえば鞠智城跡です。菊池市には、鞠智城というお城があったことをご存じでしょうか。大化の改新後、20年と経たないうちに大和朝廷が建立した建物です。現在はその鞠智城跡に、当時の八角形の建物や、古代の人が知恵を絞った米倉等が復元されています。
歴女・歴男だけでなく歴史にあまり興味がない方も、ここに行けば日本史の授業で習った古代の時代に一瞬でタイムワープしたような気持ちになるのは間違いないでしょう。
よみがえる古代の山城を是非、体感しに行って下さい。

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よみがえる古代の山城!熊本県菊池市の観光スポット鞠智城跡をご紹介

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鞠智城とは

鞠智城とは

出典: BLUE7 / PIXTA(ピクスタ)

鞠智城とは、朝鮮半島で行われた白村江の戦い(663年)で、唐及び新羅の連合軍に敗れた際に、日本列島へ侵攻されることを防ぐため、西日本各地に大和朝廷が建立した城の1つです。
2004年2月27日には国史跡に指定されました。古くは、平安時代初期に編纂された『続日本記』にもその記録が残っていることから、由緒ある山城であるといえるでしょう。

八角形鼓楼

鞠智城跡には4つの八角形建物の跡が見つかっており、日本国内にある他の古代山城には見られない構造をとっていました。
この八角形という形は、特別な意味合いを持った建物であったと考えられています。この建物は、鼓の音で時を知らせる役割を果たしていました。他にも、唐・新羅の連合軍が侵攻してきていないかを確認する、物見やぐらとしても利用されていました。
復元された八角形鼓楼という建物は、高さが15.8センチメートルあり、総重量が約76トンにもなる瓦が乗っています。

その他の復元建物

鞠智城の他の復元建物

出典: Cybister / PIXTA(ピクスタ)

米倉

八角形鼓楼を少し山側に歩くと、「米倉」と呼ばれる建物があります。
建物の跡に荷重がかかっても耐えられる構造と、辺り一帯から炭化した米が見つかったことから、その名の通り食料としての米を蓄える施設として復元されました。
この建物は、長さが7.2メートルで幅が9.6メートル。湿気を防ぐための高床式で、ネズミに食い荒らされることを防ぐためのネズミ返しという仕掛けが施されています。日本史の教科書で学んだ古代の人々の知恵を是非、実物を見て感じてください。

板倉

また鞠智城跡には米倉を上に登っていった所に、武器や武具等を保管するための倉庫がありました。「板倉」と呼ばれていた倉庫で、高床式の掘立柱建物跡の一棟が復元されました。その板倉は、建物の内側にまで柱が配置された構造です。高床式であっても武器や武具の重さに耐えられるよう、頑丈に造られていたと言えるでしょう。
復元された建物は、長さ6.9メートルで幅が12.0メートルあります。屋根は茅葺(かやぶき)で、壁は側柱に掘った溝に板を落とし込むという手法によって構成されており、現代では見かけることのない古代ならではの技法が施されています。

兵舎

さらに、鞠智城跡には「兵舎」と呼ばれる比較的大きな建物がありました。唐・新羅の連合軍が侵攻してきていないかを確認するための八角形鼓楼で警備を行ってきた人達が、防人(さきもり)と呼ばれる人々です。防人の歌が掲載される万葉集では関東地方の言葉が使われていたとされており、遠く離れた場所から九州の海岸警備に来た防人が、集団生活を送っていた場所がこの兵舎でした。
復元された兵舎は、長さが26.6メートルで幅が7.8メートルあり、板葺きの屋根、土壁、土間づくり、突き上げ式の窓といった構造となっています。

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