日本で5つの国宝天守のひとつ!犬山城の観光の見どころを徹底解説します

画像出典:kazukiatuko / PIXTA(ピクスタ)

日本で5つの国宝天守のひとつ!犬山城の観光の見どころを徹底解説します

犬山城は愛知県犬山市にあります。日本に現存する天守は12。その中でも創建当時の姿を残す5つの天守は国宝に指定されています。犬山城はその中で最も古い歴史を持っています。日本の天守の最長老ということだけでも犬山城は見る価値があるのですが、城の作りや城下町など天守を中心にさまざまな魅力で溢れています。今回はそんな犬山城の観光スポットを紹介します。

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日本で5つの国宝天守のひとつ!犬山城の観光の見どころを徹底解説します

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犬山城の歴史

出典: Odyssey

現存する最古の天守を持つ犬山城の歴史は古く、築城は1537年(天文6年)までさかのぼります。築城者は織田信長の叔父である織田信康。木曽川沿いにあり、中山道と木曽街道にアクセスがよいことから交通の要所として重要な拠点となりました。

1547年に信康が戦死した後、城主は息子の信清となりますが、織田信長に反抗したため攻め入られてしまい、信長の家臣である池田恒興(いけだつねおき)が城主となります。本能寺の変で信長が倒れたあとは一時、豊臣秀吉も入城していたことも。その後も目まぐるしく城主が変わりますが江戸時代に尾張徳川家の家臣である成瀬正成が城主となった後は、幕末まで成瀬家が代々城主を務めることになりました。

成瀬家の代々城主に大切にされていた犬山城でしたが、1871年(明治4年)の廃藩置県により愛知県の所有となり、天守以外の建物が取り壊されてしまいます。

また犬山城に転機が訪れたのが1891(明治24年)のこと。濃尾大地震により天守半壊の危機に陥ります。そこで愛知県は、修繕を条件に旧藩主だった成瀬家へ城を無償譲渡したのです。成瀬家と犬山町民は義援金を募って無事に修復しました。こうして犬山城は全国でも稀に見る個人所有の城となりました。

1952年(昭和27年)に国宝に指定され、2004年(平成16年)には成瀬家の個人所有から成瀬家を中心に設立した「財団法人犬山城白帝文庫」の所有となり、今でも城の維持・保存に務めています。

国宝の天守

出典: Yamaguchi Yoshiaki

犬山城の天守は望楼型の三重構造、地下2階、地上4階の建物です。地下の穴倉には、天守を支える石垣や太い梁を見ることができるのでぜひチェックしましょう。

1階には4つの部屋の部屋があり、その周りを板張り鎧を着た武者が走り回れる広めの幅が取られた「武者走」と言われる廊下がぐるりと囲んでいます。2階にも同じく武者走があります。中心には武具棚が備えられています。

南北に成瀬氏が増築したとされる唐破風のある3階を抜けると、外周をぐるりとまわれる望楼が現れます。望楼とは櫓の一種。昔は敵の襲来を確認するために使われていたかもしれませんが、今では絶景ビューとして多くの観光客を楽しませる人気スポットとなっています。また、こちらも成瀬氏によって回廊が増築されており、高欄(こうらん)と廻縁(まわりえん)があります。

天守の撮影スポット

出典: Toby Oxborrow

犬山城の天守を魅力的に撮影できるスポットはいくつかあります。まずは木曽川の対岸からの木曽川と犬山城のコラボレーション。山の頂きに建つ犬山城の美しさにため息が出そうです。

犬山駅からお城に向かう途中、少しより道をすると「ツインブリッジ」という橋があります。この橋の上から撮影すると城、木曽川、山の素敵なコラボ写真が撮れますよ!青空バックで写真を撮りたい人は犬山城第1駐車場の北側の遊歩道がベスト。何も遮るものがないので、山の頂きに建つ美しい犬山城を空と共に撮影できます。

風景の一部でなくドーンと犬山城を大きく撮影したい場合は本丸内での撮影がベスト。桜の季節ならば桜と共に天守を撮影できてより華やかさが増します。

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