能登半島の海と奇岩の絶景コラボ!巌門で有名な能登金剛の観光ポイント

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能登半島の海と奇岩の絶景コラボ!巌門で有名な能登金剛の観光ポイント

石川県の志賀町にある能登金剛は、能登半島西部を代表する絶景スポット。雄大な海岸線と自然が作り出した奇岩群は神秘的でとても迫力があります。この素晴らしい景観を一目見ようと、日本全国からたくさんの観光客が訪れます。金沢や能登半島へ観光に来る際は、ぜひ能登金剛にも足を運んでみてはいかがでしょうか?都会では味わえない、自然の景観に心が癒されるはずです。今回は能登金剛の絶景を知らないという人のために、見どころや楽しみ方、おすすめの人気撮影スポットも紹介します。


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能登半島の海と奇岩の絶景コラボ!巌門で有名な能登金剛の観光ポイント

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能登金剛とは?29kmに渡る絶壁奇岩群

能登金剛は石川県能登地方羽咋郡志賀町の海岸に位置する、能登半島国定公園の景観のひとつを指します。海岸線は福浦港から関野鼻まで約29km広がり、あたり一帯にはさまざまな形の敷石や断崖、洞窟などがあります。

自然によって生み出された奇岩が連なる海岸線は、朝鮮半島の「金剛海岸」を思わせることから、「能登金剛」と名付けられています。険しい断崖絶壁と迫力満点の奇岩が並ぶその景色はまさに絶景。写真映えすることはもちろん、時間や時期によって見え方が変わり、感動すること間違いないでしょう。

能登金剛が全国に知れ渡ることとなったのは、1959年刊行松本清張の『ゼロの焦点』の舞台となったのがきっかけです。映画の舞台にもなった場所ということで、撮影スポットとしても有名となりました。手つかずのままの自然が楽しめる能登金剛。青い海と力強い断崖が生み出すダイナミックかつ美しい景色を堪能してみてはいかがでしょうか。

能登金剛の観桜ポイント1:巌門(がんもん)

巌門は能登金剛で1番の見どころといえる人気の洞門です。自然の浸食によってできた幅6m、高さ15m、奥行60mという大きな穴を、岩の下から通り抜けることができます。

洞門の上には老松が生い茂げっており、神秘的な雰囲気が漂います。日本海の荒波によって削られたことでできた洞門であると知りながら、その中をくぐるとその年月について考えさせられるでしょう。巌門を外側から撮った写真も映えますし、洞門を抜けた先の青い海はかなりの絶景です。

たくさんの年月をかけてできた歴史を感じた後のその景色は、言葉にできない美しさで感動すること間違いなしです。ここから更に素晴らしい景色が続いていきます。

能登金剛の観桜ポイント2:遊覧船から見る能登金剛

能登金剛の遊覧船

出典: 44kawa / PIXTA(ピクスタ)

能登金剛の景色は地上から見てももちろんきれいですが、遊覧船に乗ってより近くで見ることもできます。下をみれば青い海が広がり、周りには奇岩がたくさんありその景色に心を打たれるでしょう。巌門は必ず見に行く名物ですが、遊覧船は大きいので途中までしか入れません。しかし、巌門の素晴らしさは十分に体験できるでしょう。

その後見えてくる鷹の巣岩は高さ27mもあり、そのどしんとした見た目は素晴らしいものです。そして、源義経が碁を楽しんだといわれる碁盤島と、すぐ隣にある虎の岩の間を通り抜けます。碁盤島と虎の岩はとても近いので、間を通る際は迫力満点なので是非写真を撮ってみることをおすすめします。50mも続く断崖の景色は、遊覧船で観ると圧倒的な迫力です。透けた青い海を覗きながら、風を感じて遊覧船に乗ってみてください。

能登金剛の観桜ポイント3:ヤセの断崖

昔、周辺の土地がやせていたことや、断崖に立つと身がやせる思いをするということから名づけられた「ヤセの断崖」。このヤセの断崖は、松本清張の推理小説『ゼロの焦点』の舞台となった場所のため、能登金剛の中でも人気のスポットとなっています。

その崖は35mもの高さがあり、そこから見渡す日本海は素晴らしいの一言につきます。ヤセの断崖に荒波が打ち寄せる様子は、サスペンスドラマを思い浮かべるためファンにとっては胸が高鳴ることでしょう。駐車場から300mの距離にあるため、歩くのが厳しい方は車で訪れることもできます。絶景を気軽に見に行くことができるので、是非足を運んでみてください。

能登金剛の観桜ポイント4:義経の舟隠し

1185年、源義経が兄の源頼朝の追手から逃れるために船を隠したとされる「義経の舟隠し」もまた人気スポット。開口約5m、奥行き100mという細い入り江ですが、源義経は崖と崖の間の細長い入り江に48隻もの船を隠すことができたと伝えられています。

ヤセの断崖から遊歩道を歩いた先にあり、見下ろすと迫力があり少し怖いほどです。ここに源義経が隠れていたのかと、歴史を深く感じることができるでしょう。そして、その場所は絶景スポットとしても人気であり、青い海や日が暮れるときの素晴らしい景色を堪能することもできます。是非その絶景と歴史を楽しみに行ってみてください。

能登金剛近くのユニークな絶景スポット「増穂浦の世界一長いベンチ」

出典: Yoshitaka / PIXTA(ピクスタ)

増穂浦海岸には、世界一長いベンチといわれる全長460.9mもの巨大なベンチがあります。ベンチ付近は「サンセットヒルイン増穂」と呼ばれる夕日の名所のため、多くの人にその絶景を見てほしいという地元民の思いから、ボランティアの手によって1987年にこのベンチが作られました。能登金剛で青い海を堪能した後には、世界一長いベンチで日本海に沈む夕日を見てはいかがでしょうか。心洗われる1日となるに違いないでしょう。

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