【山梨・都留】子供から大人まで楽しめる県立リニア見学センター

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【山梨・都留】子供から大人まで楽しめる県立リニア見学センター

県立リニア見学センター(都留市)は、山梨リニア実験線の走行試験の開始に合わせて開館した県立の博物館型見学施設です。山梨リニア実験線での走行試験の様子を見学したり、超電導リニアやリニア中央新幹線の概要を模型や各種の展示物等が見られます。「リニアモーターカー」とは聞いたことがあっても、なかなか馴染みがないものではないでしょうか。県立リニア見学センター(都留市)に行けばその理解も楽しく深められます。

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【山梨・都留】子供から大人まで楽しめる県立リニア見学センター

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リニアモーターカーの歴史

出典: Itoshin / PIXTA(ピクスタ)

山梨県立リニア見学センターでは、1階にある「どきどきリニア館」で50年にわたるリニア開発の歴史を知ることができます。歴代リニア車両の模型とともに年表で表示されていて、大きなコーナーとなっているので大勢人がいても楽に見られます。子どもにも理解しやすいようわかりやすく歴史の解説があるので、電車好きな子どもならすぐに興味を持つでしょう。

模型があるから目でしっかり理解でき、イラストや写真とは違ってその場にあるのも理解しやすい理由の1つとなっています。リニアモーターカーは次世代のもの、最新のものというイメージを持っている人も多いですが、実は50年もの歴史が積み上げられてできたものなのですね。

五感を使って楽しむ体験コーナー

県立リニア見学センターの2階には、五感を使って楽しめる体験コーナーがあります。

リニアモーターカーと言えば磁力浮上、磁力走行ですが、これを体感できるミニエリアが人気です。こちらはリニアモーターカーに乗り込めるので遊園地感覚が味わえます。また、超電導リニアの技術や超電導の特性を体験装置や超電導コースターでわかりやすく紹介しています。少し変わったものでは、自分の顔を画面内のキャラに取り込み、映像内で動きながら遊べる展示も設置されています。

実際にその目でリニアモーターカーのすごさを知りたい場合にぴったりなのが、超電導リニアの走行試験の様子を五感で味わうことができるスペースです。走行試験の様子を間近で見られるのは嬉しい体験になるでしょう。

圧巻の大型ジオラマは必見

電車と言えばジオラマも有名でマニアの間では自作する人もいますが、この見学センターではリニア中央新幹線開通後の山梨を舞台にした大型ジオラマが圧巻です。自分で作ろうと思ったら何年かかるかわからないほどの大きさで、展示物としてはかなり大掛かりなものです。

ただ眺めるだけでなく、毎時10分、30分、50分より12分の上映があるので見逃せません。部屋は薄暗くなっており、光がジオラマを照らします。日、英、中、韓の字幕が流れるモニターも設置されているのでたくさんの人が楽しめます。道路や木々の様子も観察してみましょう。

ワークショップも要チェック

ワークショップも開催されており、日程によって様々なメニューが用意されています。人気なのが木工新幹線で、木のパーツを使って自分なりの新幹線を作ります。完成形は積み木を使ったような温かみのあるデザインになります。

また、女の子にも人気なのがアイロンビーズで作る電車です。色は自由に使えるので、電車に限らず自分の好きなものを作成できます。

リニアモーターカーの見学センターだから電車関連ばかりというわけではなく、ワークショップは季節によってLEDのクリスマスツリーを作れたりもします。リニアも関連しつつ、他のものへ結び付けてワークショップメニューを考えてくれています。

大人も充分満足できるので、子どもと一緒に楽しめます。電車好きなら飽きずにずっと居られる場所です。

オリジナルグッズを手に入れよう

県立リニア見学センターでは、ここでしか買えないというレアアイテムを販売してします。

人気商品には「プラレール超電導リニアL0系」があり、販売を再開しました。超電導リニアL0系が鉄道おもちゃの定番「プラレール」になったものです。

お土産として購入するならば、ショップで一番人気という「見学センターオリジナルクッキー」がおすすめ。リニア見学センターオリジナルのイラスト入りクッキーで、小分け包装となっているので家族や勤め先へのお土産にも最適です。

変わり種で言えば、「L0系 ロングバームクーヘン」が見た目にもびっくりで楽しめるでしょう。これは3両編成のL0系リニアの中に、長いバームクーヘンが入っています。食べ終わった後も飾って楽しめる箱入りです。

アクセス

【電車で行く場合】
県立リニア見学センターまで電車で行く場合は、JR中央線「大月」駅下車、駅前バス停よりリニア見学センター行路線バスで15分です。

【車で行く場合】
東京・甲府方面からであれば中央自動車道大月ICで降り、国道20号大月橋東詰交差点を右折、国道139号を都留、富士吉田方面へ進み、見学センター入口看板に従って道の駅「つる」入口(旧名:大原橋東)の交差点を右折します。大月ICから見学センターまで約6.5km(約15分)。

富士吉田・河口湖方面からの場合は中央自動車道都留インターチェンジを降りた交差点を左折し、寿町交差点を左折。赤坂交差点を斜め左方向に曲がり、国道139号を大月方面へ進み、見学センター入口看板に従って道の駅「つる」入口(旧名:大原橋東)の交差点を左折します。都留インターチェンジから見学センターまで約6km(約15分)です。

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