名称:滑津大滝
住所:宮城県刈田郡七ヶ宿町滝ノ上
公式・関連サイトURL:https://town.shichikashuku.miyagi.jp/sightseeing/view/nametsu.html
七ヶ宿町は宮城の穴場観光地!その見どころを6選にまとめて徹底解説します
宮城県に「七ヶ宿(しちかしゅく)」という自然豊かな街道の町があります。七ヶ宿ダムという有名なダムの名前を耳にしたことがあるという人もいることでしょう。水との関わりが深く「水の郷」と言われ、、湖など自然風景の四季折々の変化も美しい七ヶ宿。かつては宿場町として栄えた場所で、江戸時代からの歴史を感じさせる素晴らしい史跡や名所を訪れることもできます。そんな魅力たっぷりの七ヶ宿に旅してみませんか?
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七ヶ宿町は宮城の穴場観光地!その見どころを6選にまとめて徹底解説します
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素朴な山の味わいを訪ねて「七ヶ宿そば街道」
美味しい山と川の幸が豊富な七ヶ宿に誕生したおすすめスポットが「七ヶ宿そば街道」です。お蕎麦好きなら聞くだけでワクワクする名前ですね。
もともと、地元の名産として古文書にも記録が残っている七ヶ宿。古くから伝わる美味しいお蕎麦ですが、さらに丹精込めて独自の味作りを行っている名店ぞろいなので、じっくりと味わって堪能できますよ。全部で5店の蕎麦店を結ぶように七ヶ宿街道が走っています。地元の人はもちろん観光客にも大人気で、5店全部ハシゴしましたという話も珍しくないのです。
お蕎麦の美味しさはもちろん、茅葺屋根の歴史的建造物のお店や、古民家風でゆっくりくつろげるお店があったりと店構えもバラエティに富んでいます。ゆっくり楽しみながら訪れたいスポットです。
雄大な二階滝!「滑津大滝」
続いてご紹介するおすすめする場所は、見応えのある「滑津大滝(なめつおおたき)」。高さ10m幅30mあまりの、水量が豊富でダイナミックな滝は、「二階滝」と呼ばれる独特の形状をしていて見る人を圧倒します。初めて見る方は、散策道からでも水しぶきと水音に驚くことでしょう。夏に訪れれば涼しさ抜群、マイナスイオンたっぷりのリフレッシュスポットでもあります。川の水が少ない時は、なんと天然プールとして楽しむ人もいるとか。
知る人ぞ知る隠れスポットなので、都会の喧騒を離れて大自然をゆったり体感できると思います。道の駅から近いのもアクセスしやすく嬉しいポイントです。
多くの大名行列が利用した「安藤家本陣」
出典: Tanwa Kankang/shutterstock
江戸時代の参覲交代と言えば、大名行列が有名ですね。果てしなく長い道のりの途中途中で御一行が宿泊したのが宿場町の宿。ここ安藤家本陣は、七ヶ宿の中心的な宿跡になります。
切妻破風に萱葺きのずっしりした佇まいは当時の様子を感じられる貴重な建物です。大名が家来に謁見した上段の間や、寝所を守るための殿居の間などがそのまま形を残しています。内部は非公開のため、比較的短時間で見られるスポットなので、お子さん連れのファミリーにもおすすめできる歴史的スポットです。また滑津大滝からも近いので併せてコースを考えるといいですね。
名称:安藤家本陣
住所:〒989-0549 宮城県刈田郡七ヶ宿町滑津10
公式・関連サイトURL:https://town.shichikashuku.miyagi.jp/sightseeing/view/andouke.html
東北一長い「やまびこ吊り橋」
見どころ盛りだくさんの七ヶ宿ですが、東北一の長さを誇る吊り橋もあるのです。その名も「やまびこ吊り橋」 こちらもぜひ訪れてみたいスポットですね。
120mもの長さの吊り橋は見るだけでも圧巻ですが、高さ20mもある橋の中央は外せない絶景ポイントです。周辺の木々や真下を流れる透き通った川の水、周辺の山々はもちろんですが、ここから見る不忘山の眺めは雄大で素晴らしく、心に残る風景として脳裏に刻まれることでしょう。ただし、風が吹くと揺れを感じるのでスリルがあります。高所恐怖症の方は注意してくださいね。
年によって差はありますが、10月の終わりくらいから木々が色づき始め、紅葉シーズンになるとさらに美しい景色が楽しめます。鮮やかな色に染まった山々と吊り橋のコントラストが素晴らしく、撮影スポットとしても人気で、紅葉時期に合わせて訪れる方も多いです。
名称:やまびこ吊り橋
住所:宮城県刈田郡 七ヶ宿町上ノ平
公式・関連サイトURL:https://town.shichikashuku.miyagi.jp/sightseeing/view/yamabiko.html
玉ノ木原水芭蕉群生地
出典: High Mountain/shutterstock
七ヶ宿といえば、水芭蕉の群生地も有名。水芭蕉は、山間の湿地帯に育つ植物で、20〜30cmほどの白い花が特長です。七ヶ宿の玉ノ木原には実に10万株もの水芭蕉が群生しており、国内でも有数のスポットとなっています。
毎年の気温変化などにより時期は前後しますが、おおよそ4月半ばから5月にかけて、白くて可愛らしい花が辺り一面に咲き誇ります。新緑の美しい木々に囲まれて、澄み切った水辺に凛としてまっすぐ立つように咲く様子はついつい時間を忘れて見入ってしまうことでしょう。
普段からお花が好きな人もそうでない人も、なかなか見ることのない水芭蕉の景色を満喫しながら、心地よい環境の中で散策するのは素敵な旅の思い出になることでしょう。
名称:玉ノ木原水芭蕉群生地
住所:宮城県刈田郡七ヶ宿町蟹川
公式・関連サイトURL:https://town.shichikashuku.miyagi.jp/sightseeing/view/mizubashou.html
森と静寂の湖「長老湖」
出典: Teerasak Chinnasot/shutterstock
最後にご紹介する七ヶ宿のおすすめは、とっておきの穴場スポットです。蔵王連峰の不忘山の麓にある「長老湖」は、紅葉の名所でもあります。ブナやナラ、カエデなどが紅葉シーズンになると鮮やかに色づき、湖とあいまって素晴らしい景色を見せてくれます。
海外の観光客にも人気が出てきていますが、まだあまり知られていないのでのんびりと旅の時間を過ごせるはずです。やまびこ吊り橋とも近いので、併せて計画を組むといいでしょう。オンシーズンには貸しボートや売店も営業しています。湖の周り約2kmの道のりを一周するコースは遊歩道になっているので、景色を楽しみながらゆっくり散策するのも楽しいです。
天気の良い日には水面に山々の姿が映り、神秘的な光景に感動すると思います。
名称:長老湖
住所:宮城県刈田郡七ヶ宿町長老
公式・関連サイトURL:https://town.shichikashuku.miyagi.jp/sightseeing/view/chourouko.html
◎宿泊は小原温泉が便利
七ヶ宿のおすすめスポットはいかがでしたでしょうか? 盛りだくさんで全部まわれるのか心配という方も、近くの「小原温泉」に泊まればスムーズに観光できると思います。白石川上流、深い渓谷の向かいにあり、800年もの長い歴史を持つ温泉で、奥羽の薬湯として古くから知られています。東北の豊かな自然に囲まれて、旅の疲れをしっかり癒して、エネルギーをチャージしてくださいね。
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