■事前予約・支払いが必要なもの
・座席指定
・受託手荷物
・機内食
・旅行保険
・サーフボードの受託
・スポーツ用品の受託
など
■当日支払うもの
・手荷物の超過料金
・ミネラルウォーターなどのドリンク類
・スナック菓子
・ブランケットなどのアメニティ
など
セブパシフィック航空で南国リゾートへ!4時間半の空旅は思った以上に快適
フィリピンを代表するリゾート地・セブ。日本発の直行便で最短4時間30分でアクセスできることから、人気の旅行先にもなっています。さらに「セブパシフィック航空」というフィリピンのLCC(格安航空会社)も運航していることから、気軽に旅行できることも魅力的です。今回はセブパシフィック航空について紹介します。LCCで行くセブ旅行もおすすめですよ!
目次
セブパシフィック航空で南国リゾートへ!4時間半の空旅は思った以上に快適
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1. セブパシフィック航空とは?
「セブパシフィック航空」は1996年に就航を始めた、フィリピンのマニラとセブに拠点を構えるLCC(格安航空会社)です。フィリピン最大の航空会社でもあります。
黄色を基調としていて、南国らしい爽やかな印象です。
就航先はフィリピン国内をはじめ、東南アジアや中東、オセアニア方面にもルートを結んでいます。日本では成田・中部・関西・福岡の4空港を就航。成田空港はセブ行きの直行便も就航しています。直行便は毎日運航していますが、本数は1日1本です。
2. ゼブパシフィック航空はこんな人におすすめ!
セブパシフィック航空はLCCなので、旅費を抑えたい方にはおすすめです。手荷物も少なく、機内は睡眠を中心に過ごしたい方も最適でしょう。また、フィリピン料理が味わえる機内食や、笑顔が素敵なフィリピン人のCAなど、フィリピンの雰囲気を飛行機から楽しみたい方にもおすすめできますよ。
3. 有料コンテンツなものとは?
セブパシフィック航空はLCCなため、有料コンテンツのものが多いです。それではどのようなものが有料コンテンツに含まれているのでしょうか。
有料コンテンツは事前予約が必要なものと、当日支払うものの2パターンあります。事前に支払いが必要な場合は、航空券の購入時もしくはWEBチェックインのタイミングで行います。また、セブパシフィック航空は飲食の持ち込みが可能です。ブランケットも持参すれば費用もかからないでしょう。
4. チェックインは2パターンある!
チェックインは当日に空港のカウンターで行うか、事前にWEB(オンライン)で行うかの2パターンとなります。空港カウンターに並ぶのが面倒だと思う方はWEBチェックインがおすすめです。
また、有料コンテンツの機内食や座席指定、受託手荷物などを追加する方はWEBチェックインが必須となります。WEBチェックインの手続きは英語表記ですが、簡単にできますよ。終わったらQRコードが記載された印刷用紙を用意しておきましょう。
【WEBチェックインの注意点】
・WEBチェックインが可能な時間は、出発日の7日前から出発時間の4時間前まで
・機内食の予約は出発時間の24時間前まで
・予約確定後のオプションの変更・キャンセルは原則不可
5. チェックインから搭乗までの流れ
それでは搭乗の流れを紹介します。まず最初に行うのは搭乗手続きです。今回は”空港カウンターでのチェックイン”を行いました。写真は朝の7時頃の風景です。この日は待つことなくスムーズに手続きが済みました。
空港カウンターでは”パスポート”と”旅程表”を提示します。受託手荷物があればここで預けてください。そのあと航空券が発券されるので、受け取ったらチェックインは終了です。
WEBチェックインが済んでいる方はWEBチェックイン専用のレーンがあるので、そこに並びましょう。列が空いている時は通常のレーンでも対応可能な場合もあります。
◆ 荷物の制限(1人の場合)
機内に持ち込み可能な手荷物の個数は、キャリーバッグ級の大~中サイズのバッグが1個、座席の下に置ける小さいバッグが1個の計2個となります。重さの制限は7kgまでです。
On Jan 15, we are implementing a new check-in baggage policy! Screenshot this post for future reference, everyJuan! Have a fun and safe flight!
— Cebu Pacific Air (@CebuPacificAir) January 10, 2019
For more info, read https://t.co/xitYSczDFX pic.twitter.com/8UzMgUxHfw
受託手荷物は1個につき”32kg”までお預け可能です。個数制限もあり、最大4個までとなっています。ベビーカーや歩行杖については無料で預けることができます。なお、チェックイン時に荷物の重さの制限を超えてしまうと、超過料金が発生。値段も割高になってしまうため要注意です。
また、サーフボードやゴルフクラブ、スキューバダイビング器具やマウンテンバイクなど、特別サイズのスポーツ用品は別途料金が発生します。航空券購入時もしくはWEBチェックインのタイミングで確認しておきましょう。
■機内に持ち込み可能な個数とサイズ・重さ
・大~中サイズ(縦56cm,横36cm,奥行15cm)1個かつ7kgまで
・小サイズ(縦35cm,横20cm,奥行20cm)1個まで
→合計2個まで
■受託手荷物の個数と重さ
・1個につき32kgを超える荷物は受託不可
・「2個まで計20kg受託可能」「3個まで計32kg受託可能」「4個まで計40kg受託可能」の3オプションから事前に1つ選択
・ベビーカーや歩行杖は無料で受託可能(歩行杖は機内の持ち込みも可能)
■特別サイズのスポーツ用品
・別途料金がかかる
今回搭乗したのは「5J 5063」便です。ルートは成田~セブの直行便。出発時間は8時55分で、搭乗ゲートは「81」でした。ゲートの多さに驚きです。集合時間は出発時間の45分前なため、8時10分でした。
チェックインが済んだら、保安検査→出国手続きとなります。また、海外用Wi-Fiを空港内の受取所でレンタルする方は、出国ゲートに行く前に行きましょう。出国ゲートを過ぎると受取りができないため、注意が必要になります。
出国ゲートを通過すると、免税店が立ち並ぶエリアに入ります。このエリアも広いです。案内板に従って搭乗ゲートを目指します。
搭乗ゲートまで少し距離があるため、動く歩道を使って移動します。また、近くにはカフェもあるので、集合時間までに時間に余裕があれば休憩するのもいいでしょう。
搭乗ゲートです。いよいよ機内へ搭乗します。
航空券を係員の方に提示して、飛行機との連絡通路へ向かいます。
まもなく機内とご対面です。
機内の入り口です。CAの笑顔が素敵でした!
6. 機内の様子
機内は至ってシンプルです。
最後列の座席からも最前列の座席が見えました。
座席は3列シート。紺色と深緑色のシートはそこまで硬くないため、座りやすかったです。
◆ シート周辺の設備
前座席の後方部にはテーブルもあります。シートピッチは広くはないですが、狭いと感じることはありませんでした。大柄な方や高身長の方は少々きついと感じるかもしれません。心配な方はもう少しゆとりのある最前座席を選ぶことをおすすめします。
USBコンセントもあります。スマホの充電ができました。
上を見上げると、照明・CAの呼びだしボタンがありました。
窓のサイズは小ささを感じませんでした。
◆ ネットに入っているもの
続いて、テーブルの下のネットに入っているものを紹介します。
エチケット袋です。
雑誌「BALI」。英語表記です。
機内販売のメニュー表。ドリンク類はアルコールやジュースなどがあり、もちろんミネラルウォーターも有料です。
パンやコーヒー、カップラーメンやセブパシフィック航空に関するグッズなども販売しています。
機内食のメニューです。フィリピン料理やアジアンフードが食べられます。
緊急避難時のマニュアルです。離陸前にCAの方が実演を行っていました。
◆ お手洗い
続いてお手洗いです。お手洗いは後方部に位置し、2台あります。後部座席に座っていると便利です。
時期的なことかもしれませんが、温水が出ました。
ペーパーは補充用も含め、しっかり完備されていました。
おむつ替え台も完備されています。
◆機内サービスはあるの?
映画などの機内サービスはありません。そのため機内で映画を楽しみたい方は、パソコンなどで見たい作品を事前にダウンロードしておくことをおすすめします。
また、海外旅行でお馴染みの「入国カード」は、機内で記入することをおすすめします。空港で記入する手間が省けるかつ、機内で過ごす時間を有効活用することができますよ。
7. セブに到着!
約5時間の空旅もあっと言う間。セブに到着しました。現地の時間は13時30分。時差は1時間で、日本が1時間進んでいます。セブマクタン空港は搭乗口から道なりに進むだけで、楽に入国ゲートに到着できます。
階段はなく、一本道になっているので簡単ですよ。奥に見えるのが入国ゲートです。セブマクタン空港の2018年にリニューアルしたため、建物内はとても清潔感があります。
入国審査を通過したら、エスカレーターを下ります。入国審査では英語で質問されることなく、顔と指の指紋認証が行われました。
受託手荷物もここで受け取ります。エスカレーター降りてすぐのところにあるのでわかりやすいです。
荷物を受け取り、税関を通過すると玄関に到着します。いよいよセブ旅行のスタートです。出口にはたくさんのお迎えの方が来ていました。
◎さいごに:思った以上に快適な空旅だった!
セブパシフィック航空に乗って思ったことは、想像以上に快適な空旅だったことです。「LCCは機内サービスが少なくて席も狭いから、ストレスにならないかちょっと心配...」と思っている方も少なくはないでしょう。しかし、そんな心配はいりません!
安さも魅力的ではありますが、機内はストレスを感じることなく、あっと言う間の4時間半でした。長距離バスや新幹線に乗っている感覚に近かったです。フィリピン・セブに旅行するならぜひ、セブパシフィック航空を利用してくださいね。