名称:高千穂峡
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井
公式/関連サイトURL:http://takachiho-kanko.info/sightseeing/takachihokyou.php
神秘の渓谷・高千穂峡|死ぬまでに一度は旅したい絶景とパワースポット
高千穂神社や天岩戸神社など、魅力的な神社とパワースポットが点在するエリアとして近年人気の宮崎県高千穂町。その中でも写真家が愛する場所として知られるのが高千穂峡です。美しい自然を満喫できる高千穂峡を楽しむには、遊歩道ウォーキングやボートがおすすめ。阿蘇の噴火が創りあげた自然の絶景を間近に見ることができます。今回は高千穂峡の観光に役立つ情報(アクセス・名所・楽しみ方 etc.)をまとめて紹介します。
目次
神秘の渓谷・高千穂峡|死ぬまでに一度は旅したい絶景とパワースポット
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高千穂町は宮崎県の北西端・熊本阿蘇地域の方にある
高千穂峡がある高千穂町は、熊本県阿蘇地域の東側にあります。阿蘇山の麓に広がる高森町のとなりです。もし高千穂を訪れるなら、宮崎観光というよりは阿蘇旅行のプランに組み込む方がおすすめです。
高千穂峡へ行くには?アクセス方法を紹介
たかちほ号(バス)でアクセス
熊本駅から高千穂峡まで特急バス「たかちほ号」が運行しています。ネットで予約できるほか、熊本高速バス予約センターや宮崎交通高速バス予約センターに電話で問い合わせることで予約可能です。問い合わせ先は以下の通りです。
熊本高速バス予約センター:096-354-4845 ※平土日祝/8:00~19:00)
九州高速バス予約センター:0120-489-939(携帯:092-734-2727) ※ 平土日祝/8:00~19:00
宮崎交通高速バス予約センター:0985-32-1000 ※平土日祝/8:00~18:00
車(自家用車・レンタカー)でアクセス
▼ 宮崎空港から
国道10号から東九州自動車道(宮崎区間)に入ります。延岡市の北方町蔵田まで行ったら、国道218号に下りて高千穂方面に向かいます。所要時間は約2時間です。
▼ 熊本空港から
県道28号と国道325号を通って高千穂に向かいます。所要時間は約1時間30分です。
※写真はイメージです
高千穂峡近くの駐車場は?(※2019年12月現在)
・第1御塩井駐車場
ボート乗り場の受付付近にある駐車場です。料金は500円です。
・第2あららぎ駐車場
あららぎ乃茶屋付近にあります。料金は300円です
・第3大橋駐車場
少し離れた場所にある駐車場ありますが無料で利用できます。
・第4押方駐車場
繁忙期に開設される臨時駐車場の一つで無料で利用できます。
高千穂峡の見どころは渓谷を彩る奇岩や滝!
1. 鬼八の力石(きはちのちからいし)
高千穂峡には様々な神話が残っていますが、鬼八の力石も神話になぞられた名所の一つです。高千穂郷一帯を荒らしていた荒神・鬼八が高千穂神社の御祭神でもある、ミケイリノミコトに向かって投げたと伝わる鬼八の力石。高さ約3m、重さ約200tとも言われる巨大な石で力自慢をしたと伝えられています。
2. 仙人の屏風岩(せんにんのびょうぶいわ)
阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流が年月をかけて侵食したことで作り出された柱状節理。屏風のように見えることからその名が付けられ、高さ50~100mもある迫力満点の景色を見ることができます。
3. 槍飛(やりとび)
高千穂峡【宮崎県】
— 日本の観光名所bot (@japanese_meisyo) July 18, 2017
高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した溶岩流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷。 付近には日本の滝100選にも選ばれた真名井の滝、槍飛橋などがある。 pic.twitter.com/0bKvPRF52M
高千穂峡の中で川幅が最も狭い槍飛は、1591年に三田井城を攻められたことで城を脱出した家来たちが槍の柄をついて渡ったことからその名が付けられました。現在は槍飛橋が架けられて間近で渓谷を見ることができます。
4. 真名井の滝
出典: TANAKA Juuyoh (田中十洋) (CC BY 2.0)
真名井の滝は『日本の滝100選』にも指定されている落差約17mの滝。心から癒されるような景色でリフレッシュできます。
真名井の滝は、アメノムラクモノミコトが天孫降臨の際に水がなかった地に水種を移動し、そこから湧き出た「天真名井( あまのまない )」が滝の水源だと言われています。遊歩道から滝を眺めることができ、バリアフリー滝見台もあるので車椅子の方でも安心です。
高千穂峡を最大限に楽しむならボート
高千穂峡をより間近で眺めたいならボートでの散策がおすすめ。真名井の滝も間近で見ることができ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。予約は高千穂町観光協会でできます。艇数に限りがあるので、事前予約がおすすめです。
通常営業時間:8:30~17:00(最終受付16:30)
利用料金:基本料金は1艇3,000円 ※延長は10分300円
乗船料金:大人(小学生以上)は1,000円/未就学児(0~6歳)は500円
乗船人数:1隻定員3名(未就学児がいる場合には最大4名まで可能)
予約:https://eipro.jp/takachiho/terms/view/toppage
※掲載の情報は2019年12月現在のものです
夏に家族で訪れたら、お昼は流しそうめん
高千穂峡は流しそうめん発祥の地としても有名。渓谷内にある「千穂の家」では、元祖流しそうめんが食べられます。昔ながらの竹を使用した流しそうめんと円卓で回す流しそうめんもあり、1年を通して流しそうめんを堪能できますよ。
流しそうめんで使われる水は、すぐ近くを流れている玉垂れの滝の清水。流しそうめんのほかにも、ヤマメの塩焼きが付いたヤマメ定食やそばぜんざい、くるみの味噌ダレで作る高千穂峡名物の渓谷だんごもあり、お腹を満たしてくれます。高千穂峡に足を運んだ際には訪れてみてください。
名称:千穂の家 元祖流しそうめん
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
公式/関連サイトURL:https://takachiho-kanko.info/gourmet/detail.php?log=1338518653&cate=&nav=2
高千穂峡の周辺でおすすめの観光スポット
1. 天安河原
天岩戸神社西本宮から徒歩約10分の場所にある天安河原。アマテラスオオミカミが岩戸に隠れた際に八百万(やおよろず)の神々が集まって会議が開かれたとの言い伝えがあります。石を積みながら願いを言うと叶うと言われ、洞窟内にはたくさんの小石が積み上げられています。パワースポットとして人気です。
名称:天安河原
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸
公式/関連サイトURL:https://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1337317286
2. 高千穂あまてらす鉄道
高千穂鉄道の高千穂駅跡から高千穂あまてらす鉄道が運行するグランド・スーパーカートで高千穂鉄橋まで往復してきます。
— ばふぁろうず (@itemae_spirits) February 28, 2020
12:20発の第5便に乗車します。往復約30分の行程です。平日も運行しているのがありがたいです。#高千穂鉄道#高千穂あまてらす鉄道#高千穂駅#廃線#廃駅 pic.twitter.com/jiPD9pfVWS
旧高千穂鉄道の線路を使用してスーパーカートで絶景を楽しみながら高千穂橋梁を渡ることが可能。全長352.5m、水面からの高さ約105mとなり、圧巻の景色を堪能できます。毎月第3木曜の休園日と悪天候時以外は運航しているので、景色を楽しむためにも訪れてみましょう。
名称:高千穂あまてらす鉄道
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1425-1
公式/関連サイトURL:http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1339290506
3. 道の駅高千穂
今日の昼飯は道の駅高千穂でチキン南蛮定食とチキン南蛮バーガー pic.twitter.com/9NzUZ9dCzy
— 不幸@MT-07とれ~ちゃ~ (@unluckynakamura) May 3, 2016
高千穂の中心にある道の駅。神都高千穂大橋や高千穂峡が一望できる場所に位置し、景色を眺めながら休憩できます。高千穂物産館には高千穂名物の加工品や新鮮な野菜が販売されお土産におすすめ。レストランンも併設され、宮崎県名物のチキン南蛮やチキン南蛮カレーなどを堪能できます。
名称:道の駅高千穂
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1296-5
公式/関連サイトURL:https://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1337913944
紅葉やライトアップも美しい
自然の魅力満載の高千穂峡をより楽しむためにも、おすすめの情報を紹介します。幻想的な高千穂峡を堪能したい場合には、ライトアップが開催されている期間中に足を運んでみましょう。期間はイベントによって違うので、高千穂峡観光協会の公式ホームページで確認してください。また、紅葉の時期には色とりどりの美しい紅葉と渓谷を眺められます。毎年11月上旬頃から色付き始め、滝見台から眺める景色は圧巻です。
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