名称:高千穂神社
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井字神殿1037
公式・関連サイトURL:https://www.town-takachiho.jp/top/kanko_bunka/kanko_supotto/812.html
木々に囲まれ荘厳とした雰囲気に包まれている高千穂神社。九州、宮崎県の北端に位置する高千穂は神話の里で有名です。日本に伝存する最古の日本の歴史書『日本書紀』にも書かれている1900年の歴史を持つ由緒ある神社です。パワースポットとしても知られ、全国各地から多くの人々が訪れます。観光客向けのイベントである高千穂神楽も行われており、毎晩神々の世界を体感することができます。今回は、日本神話と密接な関りを持つ高千穂神社の見どころをご紹介します!
1.高千穂神社の歴史とご利益
高千穂は天孫降臨の地として有名ですが、高千穂神社が建築された際の出展がないという謎を残しつつも長きにわたり人々に愛されてきました。ニニギノミコトが天照大神に命じられ地上の乱れを鎮めるために天から降りてきた、という幻想的な伝説もあります。自然に囲まれ神秘的な雰囲気で身も心もリフレッシュできるパワースポットです。
「縁結び」「夫婦円満」「子孫繁栄」「諸願成就」のご利益があると言われ、特にカップルに人気がある場所ですが幅広い年層の方々が祈願しに訪れます。
国の重要文化財である本殿の回廊に木彫りの脇障子があります。日本書紀にも登場し、高千穂神社の祭神であるミケイリノミコトが霜害で里を荒らす鬼の鬼八を退治した時の様子を体現しています。高千穂神社に来たならぜひ見ていただきたいもののひとつです!
2.夫婦杉
社殿の左に目を向けると、2本の巨大杉があります。樹齢800年という長い歴史を持った巨大杉は、ただ大きいだけでなく、なんと根元が繋がっているのです。そこから、《どんなことがあっても離れない》夫婦杉として知れ渡り、ここで夫婦円満、家内安全を祈願していく方が多いそうです。夫婦、またはカップルで手をつなぎ、時計回りに杉の周りを3回周るとご利益があるとのこと。ぜひ試してみてください!もちろん、お一人様でもご利益はあるそうです。
3.鎮石
本殿の裏に回ると「鎮石(しずめいし)」と呼ばれる石があり、触れて祈ると、悩みや世の乱れを鎮めてくれるご利益があると伝えられています。テレビで紹介されたこともあり、この鎮石を目的に高千穂神社に足を運ぶ方もいるというほど絶大なパワーを秘めた石なのだそうです。「最近どうしてもうまくいかないことがある」という方や「このまま安定した幸せが続いてほしい」という方は一度触ってみてはいかがでしょう。鎮石がパワーを与えてくれるかもしれません!
4.開運アイテム
高千穂神社は「縁結び」「夫婦円満」「子孫繁栄」「諸願成就」のご利益があるので、お守りの種類も豊富に取り揃えてあります。日本書紀に登場する、天手力男命(アマノタジカラオノミコト)が天の岩屋に隠れた天照大神を戸を開いて連れだしたことから、己の様々な力を引き出す"力守り"という高千穂神社の歴史にまつわるお守りが手に入ります。その他にも鈴の音で厄除する鈴お守りや高千穂神社ならではの夫婦杉が刺繍されたお守りも人気だそうです。
5.高千穂神楽
神を祀るための伝統芸能の神楽。毎晩20時から1時間、高千穂神社境内の神楽殿で公演されています。平日にもかかわらず多くの観光客で賑わいます。演目は「手力雄(たじからお)の舞」「鈿女(うずめ)の舞」「戸取(ととり)の舞」「御神体(ごしんたい)の舞」が公演され、神聖な世界を堪能できます。
当日19時からの受付のみで事前予約はできないのでお気をつけください!
夜を徹して舞う、期間限定「夜神楽」
毎晩公演される「高千穂神楽」とは別に、毎年11月中旬~翌年2月上旬まで「高千穂の夜神楽」が公演されます。町内の20の集落がそれぞれの例祭日に全三十三番を夕方から翌日の昼まで舞い続けるのです。内容は日本の神話の中の神様が全て出演するとのこと。この時期に行かれる方は是非「夜神楽」を堪能してみてはいかがでしょうか。
6.アクセス方法
宮崎空港、宮崎駅からは約3時間で到着します。延岡駅を経由すると行きやすくなります。
・宮崎空港駅から延岡駅までJR宮崎空港線 特急「ソニック・にちりん」で約1時間20分
・宮崎駅から延岡駅までJR日豊本線 特急「ソニック・にちりん」で約1時間20分
・延岡駅前バスセンターから約60分
・宮交バスセンター(高千穂バスセンター)で下車し、徒歩で約15分
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