韓国・安東(アンドン)のおすすめホテル|世界遺産・河回村の観光に

画像出典:pictures Jettcom (CC BY 3.0)

韓国・安東(アンドン)のおすすめホテル|世界遺産・河回村の観光に

安東市は、儒教文化や仏教文化が大切に保存されている慶尚北道にあり、美しい洛東江流域に沿って発展してきました。世界遺産「河回村(ハフェマウル)」に代表されるように、昔ながらの伝統や文化を大切に守ってきた町として、今では観光客が世界中から訪れます。そんな安東市での宿泊は韓屋ステイが特におすすめ。比較的安い価格で宿泊でき、韓国の伝統的な生活様式を肌で感じる事ができますよ。今回は、韓国の歴史や伝統的な文化に触れる旅行に最適な安東市の市街地周辺を中心に、おすすめの韓屋やホテルを紹介しましょう。

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韓国・安東(アンドン)のおすすめホテル|世界遺産・河回村の観光に

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安東市は歴史のある韓屋がたくさん

慶尚北道の中部にあり、道庁が置かれた地方行政の中心地として交通網が発達しています。高速バスではソウルから約3時間、釜山から約2時間半の距離。市内には比較的ホテルが少なく、韓屋スタイルの宿が多いのが特徴です。韓屋は韓国の昔ながらの風情が感じられ、異国情緒も味わえておすすめ。両班の家屋を宿泊施設にした古宅や情緒あふれる古民家、安東ダム建設の際に移設しリゾート施設となった韓屋など、様々な種類があります。今回は、安東市内にある韓屋を含めた宿泊施設を10軒厳選しました。

オクヨン パビリオン

オクヨン パビリオン

1586年に建てられた精舎を活かした、至福のひと時を過ごせるBアンドBスタイルの宿です。静けさと松林の香り漂う庭園からは、悠々と流れる洛東江越しに美しい絵画のような世界遺産「河回村」を眺められます。李氏朝鮮の第14代国王に仕えた宰相「柳成龍」が学問探究と弟子養成のために建てたもので、文禄・慶長の役を回顧した「懲毖録(国宝)」を書いた場所でもあります。歴史的な建物ですが所々改修され、バスルームは最新式でアメニティもしっかりと備えつけられているので、安心して宿泊出来ますよ。

Moji Guest House

Moji Guest House

世界遺産「河回村」がすぐそばにあり、歴史的、文化的な価値を感じながら宿泊する事のできるゲストハウス。韓国の伝統的な韓屋スタイルの古民家で、おばあちゃんの家に泊まりに行ったような懐かしさや温かさが感じられ、安らいだ気持ちで過ごせます。ホテルのような快適さはありませんが、多少の不便さを補って余りある心地よさ。河回村は見どころが多く、伝統的な風景が昔のまま残っているので、映画やドラマのロケ地としても有名です。滞在中に河回村まで足を延ばせば、朝鮮王朝時代にタイムスリップした気分が味わえますよ。

ヤン ソ ダン

ヤン ソ ダン

豊山里素山村にあり、韓国の氏族の一つ「安東金氏」の本家を改装した宿泊施設。500年近く代々守り続けられてきた建物は、素朴さと純粋さを養うという家門の気質がいたる所にあふれています。両班の邸宅としては決して豪華で大きな韓屋ではありませんが、必要とする物は備えられています。部屋に置かれた調度品は、クラシカルで深い趣。手入れが行き届いた中庭からは、のどかな農村風景が見渡せ懐かしさを覚えます。素山村はあまり知られた場所ではないため観光客は少なく、静かにゆっくりと見て回る事ができますよ。

チュクホン トラディショナル ハウス

チュクホン トラディショナル ハウス

上空から見るとロの字型をした慶尚北道地域の代表的な韓屋。2017年に改装され、古宅の趣はそのままに新しく生まれ変わった宿です。都市部から離れた静かな環境にあり、新しく綺麗な部屋で韓屋の品格や風情を感じながらくつろぐ事ができます。客室は、書斎部屋やギャラリー部屋など趣の異なる部屋が5部屋。古宅での朝食はコンチネンタルブレックファーストを用意しています。世界遺産「鳳停寺」や他の名所にも近く、観光にも便利な宿です。

安東グルメ リゾート

安東グルメ リゾート

天然林に囲まれた広い敷地の中にある、韓国初の韓屋を集めたリゾートです。安東ダムを建設する際、ダムに沈む運命にあった古宅を移設し、当時の雰囲気のまま現代的な宿泊施設として生まれ変わりました。伝統美が感じられる全12室7軒の韓屋は室温調節がされ、近代的なバスルームとトイレを造り、誰でも快適に過ごせますよ。館内ではレストランで郷土料理を食べたり、韓服やコチュジャン漬けなどの伝統体験ができたりと、楽しみが沢山。伝統の古宅に現代的な機能を隠した革新的なホテルです。

アンドン ライチェル ホテル

アンドン ライチェル ホテル

季節ごとに色を変える木立に囲まれた、豪華な設備を兼ね備えたホテルです。ラグジュアリーでありながらフレンドリーな接客は、スタッフの心遣いが感じられる居心地の良さ。客室は広々とした空間でのんびりと過ごせ、バスルームには浴槽が完備しているのでゆっくりと疲れを癒せます。2階のレストランでは森の中にいるような穏やかな空間の中、食事やコーヒーを楽しみましょう。ホテルからは霧に覆われる安東湖の神秘的な景色が見られることもあり、息を呑むほど美しく感銘を受けますよ。

パイレート シップ ペンション

パイレート シップ ペンション

朱色の海賊船を模した外観が一際目を引くゲストハウスです。館内は海賊をテーマにした様々なアイテムが飾り付けられ、にぎやかな楽しい気分で滞在する事ができます。客室ごとに趣の異なる飾り付けがされていて、お洒落な寝室から可愛い寝室まで様々。客室には簡易キッチンが備え付けられているので、近くのマートで韓国ならではの食材を買って料理も楽しめます。ピクニックエリアではバーベキューグリルが用意されているので、旅行の良い思い出が作りにもおすすめです。

チアム コテク

チアム コテク

19世紀後半、李氏朝鮮第26代国王高宗の時代に建てられた高官の古宅で、韓屋体験が出来る宿泊施設です。市街地に近いアクセスの良い場所にありますが、街の喧騒から何kmも離れた場所にあるような静寂に包まれて、ゆったりした空気が流れる環境にあります。門をくぐると広々とした芝生が広がり、木々に囲まれた重厚感のある韓屋に出迎えられ、古宅の風情をダイレクトに体感。伝統的な韓紙が貼られたオンドル部屋で、虫の鳴き声や風の音、木々のさざめきに耳を傾けていると、いつの間にかリラックスしているような宿です。

ノンガン ジョンテク

ノンガン ジョンテク

洛東江の上流、陶山面佳松里の清流沿いにある伝統的な韓屋スタイルの宿。山村と江村の情緒をいっぺんに味わえる情緒ある村にあり、文人「ノンアム・イ・ヒョンボ」が育った宗宅です。客室はかつて文人が暮らした雰囲気のままに、沈思黙考するのに最適な部屋。哲学者や君子になった気分で思索にふけるのもたまにはいいもの。静かに時を過ごし、心と体を癒す事が出来ます。朝食は当主の妻が手作りする安東地域の特色ある料理が楽しめるので、旅行気分をよりいっそう盛り上げてくれますよ。

アンドン CM パーク ホテル

アンドン CM パーク ホテル

2018年に開業した、レストランや娯楽施設などが入った複合型の品格ある新築ホテルです。館内は、ロビーに敷かれた大理石や装飾、アメニティにいたるまで上質な素材にこだわった高級感ある雰囲気。モダンですっきりとした客室は、我が家のようにリラックスして快適に過ごす事ができますよ。朝食はビュッフェ形式で、韓国料理を中心として多彩なメニューが用意され、身体をすっきりと目覚めさせてくれます。国内最大の地方自治体である慶尚北道の新庁舎に近く、観光やビジネスで便利に利用できるホテルです。

伝統的な文化や歴史に触れて情緒を満喫できる宿が充実

安東市は河回村に代表されるように、昔ながらの韓国を垣間見ることができる地域です。重要文化財の数が韓国で最も多いこともうなずけます。今に受け継がれているのは、単に家など目に見えるものだけではありません。人々が大切に守ってきた心の在り方がいたる所で感じられ、韓国をより深く知る事ができますよ。今回は、安東市で韓国の伝統や歴史を知り、韓国旅行を満喫するのにおすすめの宿を紹介しました。安東市を訪れる際は、ぜひ参考にして下さいね。

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