コナン君に会いに行こう！青山剛昌ふるさと館はマンガ・アニメ観光の聖地

「青山剛昌（あおやまごうしょう）ふるさと館」は、『名探偵コナン』の作者、青山剛昌氏のふるさと鳥取県東伯郡北栄町にあるマンガ・アニメミュージアムです。青山剛昌ふるさと館をさらに楽しむために、事前にチェックしておきたいグッズなどのおすすめ情報、さらにはバースデー特典などのお得な情報についてまとめました。また移動手段やアクセス情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1. エントランスからキャラクターがお出迎え！

エントランスに向かうと、出迎えてくれるのが『名探偵コナン』の漫画やアニメでお馴染み、コナン君や怪盗キッドなどのキャラクター。茶色いレンガのデザインの入り口は、まるで『名探偵コナン』の世界に招き入れようとしているようで、ファンにはたまりません。

まずは、ドアの前でコナン君たちと写真撮影して、少年探偵団に仲間入りした気分を味わうのもよいでしょう。ドアのキーホール装飾など、細かいところまでコナンネタが仕込まれているので、謎解きする気分でぜひ探してみてください。

ドアを抜けたあとの玄関を入ってすぐのエントランスマットや、青山剛昌ふるさと館オリジナルキャラクターも、ここでしか見られない必見アイテムです。また、館内には数カ所の鍵穴があり、穴をのぞき込むとクイズがあります。みんなで鍵穴を探して、クイズを楽しむのもよいでしょう。

2. 青山剛昌氏の「ルーツを探る」

続いての見どころは、コナン君達が青山氏の知られざる生い立ちについて紹介する「ルーツを探る」のコーナー。この展示コーナーでは、青山氏が鳥取県東伯郡北栄町で生まれてから漫画家になるまでの道筋を知ることができます。青山氏の中学時代の写真や小学校の卒業文集、さらには実写映像も展示されており、青山剛昌ふるさと館でしか知ることができない作者の素顔に迫れるでしょう。

そして、作者の素顔以外にも知っておきたい「ルーツ」がもう1つ。今では書店ではなかなか見ることができない、青山氏が過去に手掛けた作品が紹介されています。『名探偵コナン』を長年愛読している方も、読み始めたばかりの方も、過去の作品との意外な関係性に驚くこと間違いなし。じっくり時間をかけて、細かい部分まで観覧したいコーナーです。

3. 青山剛昌氏の「仕事部屋」

青山氏の仕事部屋を再現したスペースには、作業デスクや椅子、筆立てが置かれ、まるで本当に青山氏がさっきまで作業をしていたかのような雰囲気が漂っています。作業デスクの上に無造作に置かれた原稿には何が描いてあるのか、ぜひ確かめてみてください。

また、漫画を創作するにあたっての過程や秘話などを青山氏へのインタビューと共に紹介するコーナーもあります。『名探偵コナン』がどのように作られているのか、その一端を垣間見ることもできますよ。仕事部屋とインタビューから推理して、『名探偵コナン』ができるまでのトリックを解き明かすことができるかもしれません。

4. あなたのお気に入りのシーンは？「原画ギャラリー」

原画ギャラリーでは、『劇場版名探偵コナン』のために制作された複製原画が展示されています。過去20作以上制作された劇場版の中から、原画のシーンがどの作品の一場面に使われていたか、映画の記憶をたどって推理してみてはいかがでしょうか。

また、現在「青山剛昌名探偵コナン特別原画展　2019-2020」が開催されており、2019年4月から2020年3月31日までの間、時期ごとに第1期から第6期にかけてそれぞれ異なる直筆原画が掲載されています。

時期によって、限定クリスマスカードや年賀状が展示されていたり、扉絵ラフ画が展示されていたりと、展示が異なります。お気に入りのキャラクターや見たい原画がどの時期に展示されているか、公式サイトやTwitterで事前に確認しておきましょう。普段なら絶対に見ることができない直筆原画を見ることができる絶好のチャンスです。青山剛昌ふるさと館にお越しの際にはこちらもお見逃しなく。

（特別原画展の情報は2019年12現在の情報です。公開スケジュールの詳細など、最新の情報は公式HP等にてご確認ください。）

5. グランドフィナーレ

『青山剛昌ふるさと館』、最後のお楽しみは、大迫力のプロジェクションマッピングです。工藤新一が江戸川コナンとなり物語の幕が開ける場面を、最先端技術が駆使された映像で手に汗握りながら観ることができます。映画館顔負けの圧倒的演出に、コナンワールドに引き込まれること間違いなし。

そして、3Dキャラクタービジョンのコーナーでは、3Dのコナンや怪盗キッド達と一緒に写真を撮ることができます。数人が撮影できるスペースがあるので、コナン君や怪盗キッドを囲んで、コナン君の「真実はいつも1つ！」の決めポーズで写真撮影するのもいいですね。茶色いキャスケットを被って、少年探偵団風に決めるのもよいかもしれません。思いっきり『名探偵コナン』の世界に溶け込みましょう。なお、この3Dを出現させるには入場券が必要となるので、お手元に入場券のご用意を。

グランドフィナーレの後には、ショップでお土産を買うのをお忘れなく。期間限定グッズや、ここでしか買えないレアなグッズがたくさんあります。

6. JR由良駅までの「コナン通り」を歩こう！

青山剛昌ふるさと館を出たら歩きたいのがJR由良駅までの「コナン通り」。青山剛昌ふるさと館を出て、大通りからJR由良駅までの大通りには、12体のコナン君のブロンズ像があります。「こんなところに！」という場所にもあるので、探偵になったつもりで、協力しながら探してみましょう。1体目の「道の駅大栄」にあるブロンズ像は、青山剛昌ふるさと館を出て、駅とは反対側の方向、お台場公園やキャンプ場の近くにあるので、最初に忘れずに寄っておきたいところです。

また、コナン通りには、『名探偵コナン』の漫画、第1巻から第28巻までのコミックの表紙が使われた「コナン記念プレート」もあります。表紙のコナン君と同じポーズで記念撮影したいですね。

ご紹介したように、「コナン通り」には、30基を超えるモニュメントがあります。すべて探し出して撮影するにはそれなりの時間がかかるので、当日は半日ほど使うつもりで早めに行動したほうがよいでしょう。

◎誕生日なら無料入館＆バースデー缶バッジがもらえる！

誕生日当日に来館した方は、展示エリアの入館料が無料になり、さらにバースデー缶バッジがもらえます。缶バッジは、誕生日前後1日に来館した方にもプレゼントされます。

誕生日当日、または前後1日に来館を予定されている方は、出発の前に誕生日が記載されている公的書類（運転免許証、健康保険証など）を持参し、入館の際に受付の方に提示して、素敵な缶バッジをゲットしましょう。なお、入館料無料は「来館当日が誕生日」の方に限定されていますので、お間違えのないようご確認ください。

コナン君に会いに行こう！青山剛昌ふるさと館はマンガ・アニメ観光の聖地