■名称:とっとり花回廊
■住所:鳥取県西伯郡南部町鶴田110
■営業時間:【4~11月】9:00~17:00【12~1月中旬】13:00~21:00【1月中旬~3月】9:00~16:30
■入園料:【4~11月】1,000円【12~3月】700円
■公式・関連サイトURL:http://www.tottorihanakairou.or.jp/
鳥取県には、日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」があります。雄大な大山を間近に望む絶好の景観と元の地形の起伏や雑木林を活かした広大な施設。花を見るだけでなく、花のある自然環境の中で季節の移り変わりを楽しむことができます。ユリの花をメインフラワーとして開花調整をし、1年中展示していますよ。とっとり花回廊の観光の見どころをご紹介します。
目次
日本最大級のフラワーパークを楽しもう!「とっとり花回廊」の観光情報
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1. アクセス情報
とっとり花回廊へのアクセスは、JR米子駅から直通で約25分の無料シャトルバスを利用すると便利です。無料シャトルバスの乗り場は、米子駅を出て左手のバスターミナルの一番手前の5番乗り場。他ルートで同じ乗り場のバスと縦列で停車していることもあるので、乗車の際はご注意を。
シャトルバスは、とっとり花回廊のラッピングバスまたはフロントガラスなどに臨時の表示のある路線バスの場合があります。定員が25名なので満席の場合は乗車できないこともありますが、4~6月の毎日と7~11月土日祝日の昼間は、30分間隔で25名乗りと57名乗りの2台が交互に運行しています。
米子駅までは、米子空港からは航空機到着の約10分後に乗車次第出発する連絡路線バスで約25分、JRでは大阪、広島からは新幹線・伯備線経由で約2時間40分、岡山からは伯備線経由で約2時間です。車で行く場合は溝口I.Cより約10分、米子I.Cからは約20分目安になります。
2. フラワードーム
フラワードームとは、とっとり花回廊の園内中央に位置する直径約50m・高さ約21mの巨大なガラス温室。国内最大級の規模を誇り、花回廊のシンボルドームです。
フラワードーム内の温度は冬でも15度以下にならないよう保たれており、ダイオウヤシやオオギバショウといった熱帯・亜熱帯の植物や珍しい観葉植物が生い茂っていますよ。また、500株以上の洋ランも咲き誇りドーム内の彩りは華やか。冬のフラワーイルミネーションも素晴らしい見ごたえです。
ドーム内の一角にはソフトクリーム売店があり、とっとり花回廊でしか味わえない鳥取県産湯梨浜町の二十世紀梨の果汁をたっぷりと使ったソフトクリームを販売しています。他にも生クリーム入りの牛乳ソフトクリーム、期間限定のソフトクリームがあります。暖かいドームの中、南国の花々に囲まれて食べるソフトクリームは格別です。
また、押し花を使い20分ほどでキーホルダーやマグネット、コースターを作ることができる花工房ブーケもおすすめ。オリジナルの作品作りにチャレンジすれば、良い体験ができますし、お土産にも最適です。
3. ジャングルドーム(南館)
ジャングルドーム(南館)は熱帯・亜熱帯の植物が生い茂るタマゴ型のガラス温室で、入るとまず気づくのが甘いランの香りです。室内の1階と2階は緩やかなスロープで結ばれているので、植物の様子を立体的に観賞することできます。探検家気分でジャングルを散策しましょう。
夏場の夜に花を咲かせ朝には散ってしまう、夜にしか見ることができない幻の花、サガリバナや冬場からゴールデンウィーク頃にかけて咲くヒスイカズラも見どころです。
4. 展望回廊
展望回廊は、とっとり花回廊の名前の由来になった周囲1kmの屋根付きの回廊です。雨の日でも傘をささずに園内を回ることができる全天候型で、子どもからお年寄りまで無理なく園内を散策することができるので便利。
園内を様々な角度から望むことができ、景色が刻々と変化するなど飽きさせない演出がされていますよ。ウォーキング気分で楽しめます。
5. 水上花壇
水上花壇には、メダカやコイが優雅に泳ぐ直径40mの池の上に季節の花々が格子状に植えられています。水の上に咲いているかのようなファンタジックな光景は、とてもロマンチック。
池の上は歩くこともできるので花々と魚を一緒に楽しむことができ、子どもたちにも大人気のコーナーです。
6. ヨーロピアンガーデン
ヨーロピアンガーデンは、花と噴水がアートな世界を創り出している洋風のガーデン。ユリの形をした中央の噴水に、左右対称で幾何学模様の花壇を配したヨーロッパ風の庭園になっています。庭園内は常に丁寧に整備され、春のチューリップ、初夏のサルビア、夏のジニア、秋のキバナコスモスなどカラフルな花が咲き乱れます。季節により、様々な表情を見られるのが魅力。
また、約140種品種、約500株のバラを楽しむこともでき、イングリッシュローズの芳しい香りを直に感じることができます。ガーデン北側には「つるバラの森」もあり、つる性のバラを立体的に見せてくれますよ。
中央に建つフラワードームとのコントラストも見事で写真が映えるポイントです。庭園奥のステージでは、コンサートなどのイベントを不定期に開催中しているので行く前にチェックしておきましょう。
◎観賞にはフラワートレインやフラワーカートがおすすめ!
とっとり花回廊は敷地がとても広いので、フラワートレインやフラワーカートを利用するのがおすすめ。効率的に園内をまわることができるので便利です。
フラワートレインは入り口ゲートのある西館前の広場を発着し、案内放送付きで主なポイントを紹介しながら園内を1周15分かけてゆっくりとまわります。童話の世界へとナビゲートしてくれるフラワートレインは、歩いて散策するのとはまた違った楽しみがありますよ。(大人300円/小中学生150円)
フラワーカートも西館前の広場からの発着ですが、フラワートレインでは通行が難しい場所へ行くことができ、車いすも利用可能。見どころではちょっと散策の時間を入れてくれ、じっくりと1時間かけてとっとり花回廊を満喫できます。(大人1000円/小中学生500円)
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