仙台近辺で温泉というと、なんといっても秋保温泉が有名ですね。ですが仙台市内には、もう1つ奥座敷と呼ばれる作並温泉（さくなみおんせん）があるんです。場所は、市街の裾を洗う清流広瀬川の源流近く。賑やかな秋保温泉に比べて山間の隠れ里といった雰囲気で、静かな環境でゆっくりしたいという人におすすめです。ホテルや旅館も多いとは言えませんが、知る人ぞ知るスポットなので騒がしさはありません。今回は、そんな作並温泉のおすすめホテルを4選にまとめてお送りします。
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仙台の隠れた人気スポット作並温泉で、湯ったり楽しめるホテル4選！
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静かな渓谷の温泉街
作並温泉までは、仙台駅からバスで1時間10分ほどです。JR仙山線の作並駅まで行けば、たいていの宿で送迎サービスを行っています。
両側に山の迫る渓谷の作並温泉は「美女づくりの湯」とも呼ばれていて、緑に囲まれてお湯に浸かっているだけでも極上の癒しが得られるでしょう。周辺にはニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所や鳳鳴四十八滝などの見どころもあり、仙台観光の一環として泊まるのにはぴったりの温泉街です。
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ゆづくし Salon 一の坊
まるで周囲の山々と一体化しているかのような寛ぎが得られる「ゆづくし Salon 一の坊」。温泉は大浴場のほかに「立ち湯」や「鹿のぞきの寝湯」など趣の異なる種々の露天風呂によもぎの蒸し風呂も楽しめます。
「オールインクルーシブ」を謳っているのも特徴で、宿泊中の飲食やアクティビティなどの料金はチェックアウトまで支払い不要。滞在中は財布を気にすることなくのんびり過ごすことができます。
宮城の海の幸や山の幸をふんだんに使った約60種類のダイニングビュッフェも宿の自慢！目の前で調理してくれるので、味だけでなく見た目や料理人との会話も食欲をそそります。
作並温泉 湯の原ホテル
「湯の原ホテル」は、昔ながらの旅館の趣を大切にするレトロな宿。仙台箪笥や波ガラスのランプなど館内にさりげなく置かれた調度品が、和モダンな雰囲気を穏やかに演出してくれます。
岩手から切り出した大理石を組んだ石風呂は、約60年前の創業当時からのホテルの自慢！四季折々の山並みの景色が楽しめる展望露天風呂もおすすめです。
フレンチレストラン出身の料理長が腕を振るう宿のお食事も楽しみの1つ。宮城県産のお米に山形の和牛、地元の山菜に三陸の新鮮魚介と、美味しいものを美味しいうちにいただけるのが魅力です。「お料理のおいしいお宿」として知られているので、仙台グルメを心行くまで満喫したい人におすすめのホテルです。
La楽リゾートホテル グリーングリーン
レジャー感覚で気軽に温泉を楽しむなら、「La楽リゾートホテル グリーングリーン」はいかがでしょう。こちらは和室・洋室・和洋室と客室の種類も多く、カップルからお子様連れのファミリーまで幅広く利用できます。
「じゃぶ～ん」と名付けられた大浴場は明るく広々！まるで緑の公園に浴槽を持ってきたような開放感が魅力です。また「天空の湯」や「洞窟風呂」など、女性限定のお風呂があるのも特徴です。
夕食の和洋中豪華バイキングも人気で、お寿司や牛タンから石窯焼きのピッツァまで、世界各国の料理が一堂に会します。またマグロの解体ショーを365日実演するなど、見た目にも盛り上がる工夫もいっぱい！デザートにハーゲンダッツアイスも用意しているというから驚きです。
かけ流し温泉かたくりの宿
「かけ流し温泉かたくりの宿」は、リーズナブルに仙台の奥座敷に宿泊できる観光ホテルです。長期滞在向けの料金プランもあるので、仕事で来仙されるという方にもおすすめです。
名前のとおり源泉100%かけ流しが一番の自慢で、肌にやさしい「美人づくりの湯」をいつでも好きなだけ堪能できます。全27室のこぢんまりとした宿で、素泊まりも可。持ち込みもOKなので、友達同士でワイワイ楽しむのにも打ってつけです。
鉄道なら山形へもすぐ！
作並は宮城と山形の県境に近い山間の温泉街。作並駅からJR仙山線で2駅乗れば、もう山形県です。仙山線沿いには松尾芭蕉の『おくのほそ道』で有名な山寺こと立石寺があり、山形駅まででも約40分。車の場合はやや遠回りになりますが、鉄道での旅なら作並温泉は仙台と山形、両方の県庁所在地へのアクセスに優れています。仙台観光の際は、旅程を考慮してぜひ作並温泉への宿泊も検討してみてください。
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