名称:作並温泉
住所:仙台市青葉区作並
公式・関連サイトURL:http://www.sakunami-spa.com/index.html
仙台のもう1つの奥座敷!観光の疲れを静かに癒すなら作並温泉がおすすめ!
仙台の中心地から車で約40分、山形県との県境にある作並温泉(さくなみおんせん)は、江戸時代から仙台の奥座敷として人々に親しまれてきました。広瀬川上流の静かな渓谷の作並温泉は、周囲を豊かな自然に囲まれ、のんびりとリラックスできる温泉郷です。温泉街から少し足を延ばして散策をすれば、美しい渓流や山々の自然を満喫できますよ。今回は、そんな作並温泉の魅力をご紹介します。
目次
仙台のもう1つの奥座敷!観光の疲れを静かに癒すなら作並温泉がおすすめ!
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1. 温泉の特徴
作並温泉は養老5年(721)に行基が開湯し、文治元年(1189)に源頼朝が立ち寄ったと伝えられています。記録上は江戸時代に湯治場として整備され、一時は秋保温泉をしのぐほどの来湯客がいました。
作並のお湯は50~60度とやや熱く、無色透明の単純泉です。温泉街は仙台の市街地から車で約30~40分とアクセスしやすく、古くからの風情ある老舗温泉宿が残る一方、日帰りでも気軽に温泉を楽しめることが人気の要因の1つといえます。
また、仙台の中心地からさほど離れていない立地にもかかわらず自然も豊か。温泉街へとつながる作並街道沿いの「鳳鳴四十八滝(ほうめいしじゅうはちたき)」は、まだあまり観光地化されていない秘境感のある滝として親しまれています。
名称:鳳鳴四十八滝
住所:仙台市青葉区作並棒目木
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2IEK0Rz
2. 開湯以来の老舗「岩松旅館」
作並温泉は、もともと周辺の地元の人たちだけで利用するような小さな出湯でした。寛政8年(1796)、岩松喜惣治が仙台藩の許可を得て開いた湯治場が、今も続く「鷹泉閣岩松旅館」の前身です。
正岡子規や土井晩翠ら名だたる文化人にも愛された風情ある大型旅館で、とくに古い面影を残す4つの天然岩風呂が人気!館内のギャラリーには、藩から与えられた開湯許可書や「鷹の湯」の命名書、昭和初期の写真など、旅館にまつわる歴史的な資料が展示されています。
名称:鷹泉閣岩松旅館
住所:仙台市青葉区作並元木16
公式・関連サイトURL:http://www.iwamatu-ryokan.com/
3. 日帰り入浴なら「都の湯」
「作並温泉入口」のバス停から徒歩3分ほどのところにある「都の湯」は、気軽に作並のお湯が楽しめる日帰り入浴施設です。事前に予約すればJR作並駅から送迎もしてもらえます。都の湯は100%かけ流しの天然温泉で、入館当日なら何度でも入浴することができます。
大浴場のほかにも、天然石の岩盤浴やカラオケルーム、女性に嬉しいパウダールームなども完備!また日帰り入浴だけでなく、宿泊することもできるんですよ。リーズナブルに作並温泉でひと晩過ごしたいという人にもおすすめです。
名称:作並温泉 都の湯
住所:仙台市青葉区作並元木2-36
公式・関連サイトURL:http://miyakonoyu.com/
4. 隠れた縁結びのパワースポット!「湯神神社」
実は作並温泉は、隠れた「恋人の聖地」として密かな人気を集めています。先ほどご紹介した岩松旅館が代々祀っている湯神神社は、縁結びや子宝、無病息災のご利益があるとされ、地元の人はもちろん観光客も多く訪れます。
この湯神神社、プロポーズにもピッタリの場所として、宮城県で初めての「恋人の聖地」に認定されました。「湯神が守る恋」とは、なんともロマンティックですね!近年は、「恋のお湯かけ地蔵」も建立され、「恋のお湯かけ小瓶」のお湯をかけると恋が成就するとか。作並温泉を訪ねる際はぜひ試してみてください。
名称:湯神神社
住所:仙台市青葉区作並元木
公式・関連サイトURL:https://ssl.iwamatu-ryokan.com/sightseeing/index.html
5. 伝統の作並こけしを作り続ける「平賀こけし店」
東北のお土産として根強いファンの多い「こけし」。宮城の伝統こけしは、「作並」「鳴子」「遠刈田」「弥治郎」「肘折」の5つの系統にわかれています。それぞれに独自の形や表情があり、作並のこけしは古風で素朴な印象なのが特徴です。
作並温泉郷にある「平賀こけし店」では、無料で作並こけしの制作を見学することができますよ。また、予約をすれば絵付け体験もできるので、作並観光の記念に自分で顔を描いたこけしをお土産にするのも良いですね。絵付け体験は、1体につき1時間ほどかかります。
名称:平賀こけし店
住所:仙台市青葉区作並元木13
公式・関連サイトURL:http://www.h-kokeshi.net/
6. 新緑と紅葉がおすすめ!「奥新川渓谷」
自然あふれる作並で散策におすすめなのが、「奥新川渓谷」です。夏でもひんやりと涼しく、避暑地としても最適!吊り橋やロープを渡した山道など、やや本格的なトレッキングが楽しめます。
約6kmの道のりの渓谷は、とくに新緑と紅葉の季節が美しく、爽やかな渓谷のマイナスイオンに癒されます。作並周辺の他の場所と同じくあまり観光地化されていない渓谷なので、ありのままの自然が感じられるスポットです。
名称:奥新川渓谷
住所:仙台市青葉区新川岳山1
公式・関連サイトURL:https://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/view/65/
◎ まとめ
秋保温泉と並ぶ仙台の奥座敷、作並温泉の見どころをご紹介しました。上記のほかにも、作並周辺には「ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所」や、通称「ゴリラ山」と呼ばれる鎌倉山など見どころが満載です。2019年現在で、作並温泉郷には温泉宿が5軒あります。いずれもそれぞれに趣向を凝らした素敵なお宿なので、仙台を観光される際にはぜひ作並温泉にも足を延ばして、温泉に癒されてください。
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