名称:走り湯
住所:静岡県熱海市伊豆山604-10
公式・関連サイトURL:https://www.ataminews.gr.jp/spot/133/
走り湯は「日本三大古泉」の一つに数えられる歴史ある源泉で、洞窟の奥から源泉が湧き出すというダイナミックな光景を見られる自然体感スポットでもあります。周辺には足湯施設や源泉かけ流しの温泉もあり、由緒ある温泉に実際に浸かることができるのも魅力。この記事では、「走り湯」の見どころや観光情報について詳しくご紹介していきます。
目次
【熱海】日本三大古泉の一つ「走り湯」で地球の恵みを体感しよう!
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1.「走り湯」とは?
「走り湯」は、全国でもとても珍しい横穴式源泉。720年に役小角(えんのおづぬ)によって発見された由緒ある温泉で、愛媛県の道後温泉、兵庫県の有馬温泉ともに「日本三大古泉」として知られています。
岩肌から噴き出した源泉が勢いよく海へ流れ出る様子から、「走り湯」と呼ばれるようになったこの温泉。現在も洞窟の中では毎分170リットルもの湯が湧き出ており、洞窟内を歩いてその様子を見ることができます。
走り湯は出世運が上昇するパワースポットとして有名で、別名「出世の湯」とも呼ばれているのだとか。源頼朝が源氏復興を願って浴びた温泉であることから、何かを新たに始める時や再出発する時に必ず成就すると言われています。
2.サウナのような洞窟内を探索
洞窟内に一歩足を踏み入れると、蒸気がモクモクと立ち込め源泉が湧き出るゴボゴボという音が響き渡っています。まるでサウナのような熱気に包まれた洞窟内では、源泉が噴出する大迫力の光景を見ることができます。
地球の鼓動を直に感じているような気分を味わえるここは、まさにジオパーク。地底の世界をのぞき込んでいるかのような神秘体験をぜひこの機会に!
3.足湯も楽しめる!
走り湯の洞窟近くには、源泉を引き込んだ無料の足湯施設があります。高台にある足湯は絶景スポットとしても知られており、熱海湾の美景を眺めながらのんびり足湯に浸かることができます。
ただし、源泉は約70度ととても熱いので浸かる際は水道水で温度調節をするなど充分に注意しましょう。源泉が引かれているのは毎日9:00~16:00。観光で歩き疲れた足を休めるのにも最適です。
4.「走り湯」のかけ流しを堪能するなら「中田屋」へ
走り湯の源泉かけ流しを体験するなら、創業200年の老舗ホテル「中田屋」がおすすめです。相模湾を一望できる露天風呂や大浴場のほか、貸切露店風呂や岩盤浴サロンも備えておりありとあらゆる形で走り湯の源泉を満喫できます。
さらにホテル内には無料の「走り湯資料館」が併設されており、走り湯の歴史や100年以上前に撮影された写真などを展示。走り湯の源泉だけでなく、絶景や歴史までもを堪能できます。全客室がオーシャンビューなのもポイントです。
名称:うみのホテル中田屋
住所:静岡県熱海市伊豆山599
公式・関連サイトURL:https://www.nakadaya.net/
5.「走り湯神社」の参拝もぜひ
走り湯のすぐ近くにある「走り湯神社」は、走り湯の源泉を守護する神社です。古くから走り湯は「湧き出す湯が病気を癒し、長寿の効能がある」として、人々から信仰されてきました。
その走り湯を守る「走り湯神社」は、健康にご利益があるとされています。また、源頼朝が走り湯を浴びて見事に源氏再興を成し遂げたことから、大願成就のご利益もあるといわれるパワースポットなのです。
6.アクセス&駐車場
【バス】
・JR東海道本線/伊東線「熱海駅」5番乗り場から「伊豆山・湯河原駅行き(A51/52系統)」で約5分。バス停「逢初橋」で下車し、そこから徒歩で10分程です。
【車】
・国道135号線から「熱海ビーチライン」に入り、伊豆山出口を出たらすぐです。駐車場はありませんのでご注意ください。
◎子供や年配の方は要注意
走り湯の洞窟内には約70℃の源泉が流れる溝があるのですが、手すりなどが一切設置されていません。また、洞窟内は蒸気で視界が白くかすんだり、足元が濡れて滑りやすくなっています。小さな子供や年配の方と一緒に訪れる際は充分に注意しましょう。
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