ケベックシティの魅力を凝縮した「プチ・シャンプラン通り」を徹底ガイド!

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ケベックシティの魅力を凝縮した「プチ・シャンプラン通り」を徹底ガイド!

北米最古の繁華街として知られる「プチ・シャンプラン通り」は、カナダ東部のケベック州にあるケベック・シティ歴史地区に位置します。「プチ・フランス」と呼ばれるケベック・シティの中でも、特にフランス植民地時代の面影を色濃く残すこの歴史地区は、世界中の観光客に大人気。石畳が広がる通りには開拓当初の建物が並び、おしゃれなカフェやアンティークショップなど50以上もの店舗が軒を連ねています。また、周辺にはケベック・シティ発祥の地である「ロワイヤル広場」や、戦勝を記念して建てられた「勝利のノートルダム教会」など観光名所が目白押し。今回は、ケベック・シティの人気スポット「プチ・シャンプラン通り」の見どころや観光情報について詳しくご紹介していきます。

目次

ケベックシティの魅力を凝縮した「プチ・シャンプラン通り」を徹底ガイド!

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1.プチ・シャンプラン通りの歴史

出典: ale72

1603年にフランスの探検家サミュエル・ド・シャンプランがセント・ローレンス川流域に入植し、毛皮取引のための街「ケベック・シティ」を建設しました。交易の拠点であったセント・ローレンス川岸の街は大いに発展し、瞬く間に人口が増加。職人や商人が商店街を形成し、北米最古の繁華街といわれる「プチ・シャンプラン通り」が誕生しました。もちろん通りの名前の由来は、サミュエル・ド・シャンプランですよ。

ケベック・シティの旧市街に位置するプチ・シャンプラン通りは、歴史を感じさせるヨーロッパ調の街並みも見どころの一つとなっています。どこを切り取ってもフォトジェニックで、散策するだけでもきっと楽しめるでしょう。プチ・シャンプラン通りには、伝統料理を味わえるレストランやカフェ、アンティークショップ、土産物店、アートギャラリーなどが並び訪れる観光客を魅了し続けています。

2.プチ・シャンプランへのアクセス方法

出典: shankar s./Flickr

プチ・シャンプラン通りは、ケベックシティのシンボルでもある「フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック」がそびえる丘の麓に位置します。丘の上からは、名物の「首降り階段」を下るかフニクレール(ケーブルカー)でアクセスするのがおすすめ。ケーブルカーはテラス・デュフランから乗車できます。

◆バス

市バスの1番または11番に乗車し、バス停「プチ・シャンプラン(Petit-Champlain)」で降りればすぐです。「フルビアール駅(Gare fluviale)」からも徒歩3分ほどでアクセスできます。

3.メインのプチ・シャンプラン通りを含む4つの通り

出典: daveynin/Flickr

プチ・シャンプラン地区は、プチ・シャンプラン通りを含む4つの通りで形成されてます。プチ・シャンプラン通りの東側を走る「シャンプラン通り(Boulevard Champlain)」と北側の「スー・ル・フォール通り(Rus Sous le Fort)」、そしてカラフルな傘のオブジェが可愛らしい「キュル・ド・サック通り(Rue du Cul-de-Sac)」です。

どの通りにもおしゃれなカフェやアンティークショップが並び見どころ満載ですが、おすすめは、キュル・ド・サック通りにある「メゾン・シュヴァリエ」。こちらは、ジャン・バティストが18世紀半ばに建てた邸宅を再建したもので、かつては内部見学できるよう一般公開されていました。残念ながら博物館は2016年から閉鎖されてしまっていますが、外観だけでも見る価値があるのでぜひ。

4.おすすめのお土産

小さなブティックや雑貨店が軒を連ねるプチ・シャンプラン通りには、木彫りの工芸品や毛皮といったカナダならではのお土産から、日常生活で使用できる可愛らしいアイテムまで幅広く揃っています。その中で、ぜひチェックしておきたい3店舗をご紹介しましょう。

カラフルでアーティスティックなキッチン用品が並ぶ「ポット・アン・シエル」は、1985年のオープン以来、世界中の女性を魅了し続けています。真っ赤なお鍋にギンガムチェック柄のカトラリー、果物の形をした鍋敷きなどどれも遊び心満載!見ているだけでも心が躍ります。

ハンドメイドのアクセサリーをお探しの方は、「ブティック・アート・デニス・ニコラス」へどうぞ。
人気彫刻師デニス・ニコラスが一つずつ手彫りしたという動物の置物や、オニキスやアメジストで作られたアクセサリーを手に入れることができますよ。

子供へのお土産なら「タバギー・キャセ・クー」がおすすめ。色とりどりのジェリービーンズとキャンディが所狭しと並べられた店内は、まさに本物のお菓子の家のよう。世界中から集めたミニカーのコレクションは、マニア大興奮のラインナップとなっています。

5.おすすめグルメ

子豚の看板が目印の「ル・コション・ディング」は、ケベックの伝統料理を味わえるレストランです。
ブール・バード・シャンプラン通りとプチ・シャンプラン通りの両方に入り口があり、アクセスしやすいのがポイント。お子様メニューが用意されていることもあり、家族連れに特に高い支持を得ています。
朝食ならエッグベネディクトとチーズパイ、夕食ならステーキがおすすめです。

その向かいに位置する「ル・ラパン・ソテー」では、ケベック名物のうさぎ料理を堪能できます。日本では食べる習慣がないうさぎ料理ですが、狩猟が盛んなケベックではうさぎ肉が大人気。お肉はクセや臭みもなく、日本人でも美味しく頂けます。せっかくなので、うさぎ肉と鴨肉を同時に楽しめるシェアプレート「カスレッツ・アワー・ウェイ」を味わってみましょう。

◎冬のイルミネーションは必見!

出典: Lopolo/Shutterstock

プチ・シャンプラン通りは、なんと言ってもクリスマスシーズンがおすすめ。冬は通り全体にライトアップが施され幻想的な雰囲気に包まれます。お店のデコレーションも様々で、中には大きなクリスマスツリーが並ぶところもあるのだとか。そこに真っ白な雪が降り積もれば、気分はまるでおとぎ話のヒロイン。特に夜は美しくデートにもぴったりです。冬のプチ・シャンプラン通りへぜひ!

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