名称:青函フェリー
青森フェリーターミナル:017-782-3671 ※24時間対応
函館フェリーターミナル:0138-42-5561 ※24時間対応
公式・関連サイトURL:http://www.seikan-ferry.co.jp/
青函フェリー「はやぶさ」に乗って青森や函館を巡ってみませんか?フェリーの予約方法や乗り方、アクセス方法などを徹底解説!函館観光情報も一緒にご案内しちゃいます。
北海道新幹線が開通した今、その料金のお得さから津軽海峡を結ぶフェリーが令和になった今、再注目されています。そこで今回、お得なフェリーを使って津軽海峡の旅に行ってきました!前半は青函フェリーの「はやぶさ」で函館へ、後半は津軽海峡フェリーの「大函丸」を利用した旅の魅力をご紹介します。ぜひ併せて参考にしてくださいね。
▶函館から大間へ!津軽海峡フェリー・ノスタルジック航路で行く下北半島の旅
目次
お得な青函フェリー「はやぶさ」を徹底紹介!青森から津軽海峡を渡って函館へ
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1. 青函ツインシティを結ぶ青函フェリーとは
「青函フェリー」とは、青森と函館を航路で結ぶ交通機関です。津軽海峡ではもう一つのフェリー会社である「津軽海峡フェリー」がありますが、青函フェリーはその値段の安さが魅力。所要時間は約4時間弱で、1日8往復を4隻のフェリーで航行します。
函館と青森は津軽海峡を挟みながらも、古くからの交流があります。その二つの都市は青函トンネルが開通した1周年記念の際に、ツインシティとして盟約を交わし令和元年になった今、30周年を迎えました。函館と青森は津軽海峡という海を挟んではいますが、青函トンネルやフェリーなどで気軽に行き来できるんですよ。
特に2014年に就航したばかりの「はやぶさ」には注目が集まっています。青函フェリー初の個室である「ステートルーム」を完備し、ますます快適なフェリー旅ができるようになりました。
♦青函フェリーの予約と乗船方法
青函フェリーに乗船するには、事前に窓口または電話での予約、他にもskyticketでのウェブ予約があります。予約なしでも乗船可能ですが、満席になることも多いので、事前に予約するのがおすすめ。車を利用する場合は車の長さとナンバー、バイクは排気量とナンバーが予約時に必要です。
また、乗船時間によってフェリーの種類が決まっています。はやぶさに乗船するなら青森発は11:35と23:30、函館発は4:30と18:00です。詳しくは予約時に確認しましょう。
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当日フェリーターミナルに到着したら、予約の有無に関係無く乗船申込書に記入して窓口で手続きをします。記入例があるので、そちらを参考に。申込書を窓口に提出し、料金を支払ったら手続き完了です。支払いは現金かカード一括払いのみ。手続きは30分前までなので、繁忙期には早めにターミナルに向かうのがおすすめ。
♦青函フェリー青森ターミナルへのアクセス
今回、私は青森港から函館へと向かいました。実は青森港にある「青函フェリー」と「津軽海峡フェリー」は少し離れているので注意が必要です。
青森駅からフェリーターミナルに向かうなら、観光ルートバス「ねぶたん号」がおすすめです。青森駅東口にあるバスターミナルの7番乗り場から乗車でき、約12分で「津軽海峡フェリーターミナル」前に到着。しかし、ここは「青函フェリー」のターミナルではないのでご注意を!「津軽海峡フェリー」を利用するならターミナルがすぐそばにありますが、「青函フェリー」のターミナルはこの場所から5分ほど離れた場所にあります。
名称:ねぶたん号
公式・関連サイトURL:http://www.aomori-kanko-bus.co.jp/topics.html
出典: 青函フェリーターミナルから見える津軽海峡フェリーターミナル
ねぶたん号の便数はあまり多くなく、私は飛行機の遅延のために乗り遅れてしまいました。他にも、青森駅東口のバスターミナル6番から出る野木和団地線に乗り、新田という停留所を利用できます。しかしバス停から10分ほど歩くので、冬の厳しい時期などはおすすめできません。今回は青森駅からタクシーを利用して青函フェリーターミナルへ向かいましたが、かかった金額は約1300円ほどだったので、ぜひご参考に。
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名称:青函フェリー 青森フェリーターミナル
住所:青森県青森市沖館2丁目11-1
公式・関連サイトURL:https://www.seikan-ferry.co.jp/
2. 青函フェリー最大の船「はやぶさ」を詳しくご紹介!
私が乗船したのは、2014年に就航した大型フェリー「はやぶさ」です。はやぶさには青函フェリー初の個室「ステートルーム」が完備され、ちょっと豪華な船旅を味わいたい人にはおすすめ。300人もの旅客を輸送でき、設備も充実しています。
はやぶさの乗船口は車両と同じ入り口です。危ないので、係員の指示にしっかりと従いましょう。キャンピングカーが多く見られたのは、雄大な北海道の大地を目指して旅をするからでしょうか?函館へ向かうトラックが多いのも特徴です。
秘密基地への入り口の様で、なんだかワクワクしますね!
さすが2014年に就航したばかりの「はやぶさ」。フェリーの中とは思えないほどのキレイさに驚きました。
客室は1階と2階があり、バリアフリーにも対応。はやぶさの特徴であるステートルームは1階に2部屋です。また、飲み物はもちろん、カップラーメンやお菓子などの自動販売機があります。
外が見えるテーブル席です。私はここでのんびり海を眺めながらすごしました。
テーブル席の後ろはリクライニングチェアが並びます。
こちらは優先席です。
横になれるカーペットエリアは1階に2部屋と女性専用エリア、2階には1部屋あります。この日はあまり混んでいませんでしたが、横になれるエリアは人気なので繁忙期はすぐに埋まってしまうでしょう。
船の中央あたりにはモニターで航路をチェックできたり、青森や函館の観光情報などが置いてあるインフォメーションエリアがあります。コンセントもいくつかあり、携帯やパソコンなどの充電に便利。ちなみに無料Wi-Fiもありましたが、使わずとも携帯の電波も途切れることはほとんどありませんでした。
♦はやぶさから見る航行中の景色
青森と函館を結ぶ津軽海峡では5月から6月にかけて、多くのイルカを見ることができます。残念ながら私が乗船した時は、季節外れの強風からかイルカ達の姿を見ることは叶いませんでした。
津軽海峡の海は荒く、深い青の色をしています。鳥が飛ぶ海には様々な船舶が行き交い、津軽半島や下北半島を越えるとすぐに北海道が見えてきたりと、津軽海峡の景色は賑やかで楽しいもの。しかし、とにかく凄まじい強風!後で話しを伺ったところ、やはりこの時期では珍しいほどの風だとか。フェリー「はやぶさ」にはデッキがあるものの長居はできず、早々に退散せざるを得ませんでした・・・。
そうして「はやぶさ」との約4時間の船旅も終盤を迎え、函館へ到着です。函館の港へ到着後、まずは車両が優先で下船し、徒歩での乗客は一番最後。船内で10分から15分ぐらい待機したら北海道の大地へと到着!少し名残惜しいですが、はやぶさとのお別れでもあります。
3. 青函フェリー函館ターミナル
青函フェリー函館ターミナルはこぢんまりとしていますが、綺麗なターミナルです。
名称:青函フェリー函館ターミナル
住所:北海道函館市浅野町5-11 函館港FT(青函フェリー)
公式・関連サイトURL:https://www.seikan-ferry.co.jp/schedule/
函館ターミナルから乗船する場合も手続き方法は変わりません。待合室には飲み物やカップラーメンの自動販売機、広々としたベンチ席などがあります。
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♦青函フェリー函館ターミナルのアクセス方法
青函フェリー函館ターミナルからは、「北海道観光バス」が函館駅や湯の川温泉方面へのバスを運行しています。函館ターミナルへ到着するフェリーの内、3便・5便・7便・9便がこちらのバスへ接続。バス乗り場はターミナルの入口近くの南側、降車場所はターミナルの東側にあります。函館駅まで約10分、終点の上湯川町までは約25分です。
名称:北海道観光バス
公式・関連サイトURL:http://www.hokkaidoubus-newstar.jp/rosen02
接続が無い便や、乗り遅れてしまった場合は最寄りのバス停「北浜町」を利用しましょう。函館ターミナルからバス停までは徒歩10分ほどです。
青函フェリー函館ターミナルを背に東へ進むと国道227号に突き当たります。そのまま信号を渡り、左へ曲がって2分ほど歩くけばバス停に到着。この「北浜町」停留所からは函館駅や五稜郭、トラピスチヌ修道院、湯の川駅方面へのアクセスが可能です。
名称:函館バス
公式・関連サイトURL:http://www.hakobus.co.jp/
4. 限られた時間で函館を観光に出発!
私は明日の朝にまた移動をしなければいけなかったので、限られた時間で函館の見どころを観光してきました。青函フェリーを利用して函館観光を予定している方はぜひご参考に!
♦五稜郭
函館の人気観光スポットで3本の指に入る場所の一つ「五稜郭」。かつて箱館奉行所が置かれ、箱館戦争の舞台ともなった歴史ある場所です。展望タワーから望む五芒星は春になると満開の桜で彩られ、多くの観光客が集まる函館の観光スポット。また、五稜郭公園をのんびりと散策するのもおすすめですよ。
展望タワー内には五稜郭の歴史が学べる展示があり、歴史ファンでなくても興味深いものばかり。他にもカフェや食事処、函館土産が買えるショップなど様々な施設が充実しています。
青函フェリー函館ターミナルからは15系統のバスに乗り、「五稜郭公園入口」で下車するのがおすすめ。15系統のバスがちょうどいい時間に無い場合は、「五稜郭」と表示のあるバスであればアクセスできます。その場合は「五稜郭」で下車し、10分ほど歩くと五稜郭公園に到着できますよ。
名称:五稜郭
住所:北海道函館市五稜郭町43-9
公式・関連サイトURL:https://www.goryokaku-tower.co.jp/
♦函館山
函館山も五稜郭と同じく、函館で指折りの観光スポット。今回はトワイライトタイムという、日没直後から夜景が輝き出すまでの約30分間を狙って向かいました。
トワイライトタイムまたはマジックアワーと呼ばれるこの時間帯は人気があり、とくに繁忙期は展望台が人で溢れかえります。私が訪れたのはゴールデンウイークが終わった直後の平日でしたが、それでも30分以上前から多くの人が既に場所をキープしている状態。さらに時間が近づくにつれ、どんどん人が増えていきます。
日が沈み、ゆっくりと函館の町に灯りが付く様子はまさに絶景!多くの人々を魅了するのも納得の光景です。おすすめは、展望台から少し下りた場所にある「漁火公園」です。展望台は多くの人でごった返していますが、漁火公園は比較的空いていて、ゆっくりと函館の夜景が楽しめます。さらに、夜景の中を行くロープウェイも見られますよ。私も途中から漁火公園に移動して、のんびりと函館の夜景を楽しみました。
函館山へのアクセス方法はいくつかあります。五稜郭から向かいロープウェイを利用する場合、函館市電「五稜郭公園前駅」に乗り「十字街駅」へ。十字街駅から10分ほど歩くと函館ロープウェイの「山麓駅」に到着します。案内表示があり、ほぼ1本道なので迷うことはないですが、とにもかくにもの急こう配!運動不足のなまった体にはかなりツライ道でした・・・。
利用できる時間は限られますが、函館駅前から函館山山頂または山麓駅まで行ける路線バスもあります。主に午後7時以降の運行で、函館駅の4番乗り場、1系統がこちらのバス。函館の夜景目的でもあまり歩きたくない時は便利ですが、冬季の登山道閉鎖期間には運休になるのでご注意を。
名称:函館山ロープウェイ
公式・関連サイトURL:https://334.co.jp/
5. まだまだある!函館の魅力的な観光スポット
私は訪れることができなかったのですが、フェリーターミナルや五稜郭、函館山周辺からアクセスしやすいおすすめ函館スポットを簡単に紹介します。
♦金森赤レンガ倉庫
明治に建てられた倉庫は、今ではおしゃれなショッピングモールとして函館観光の人気スポットになっています。この金森赤レンガ倉庫ではショッピングやグルメを楽しめるだけではなく、ベイクルーズやチャペルなども充実。街並みもおしゃれなので、函館散歩にもおすすめのベイエリアです。
☆金森赤レンガ倉庫へのアクセス方法☆
青函フェリー函館ターミナルから→いずれかのバスでまずは函館駅へ。函館駅で函館市電に乗り、十字街駅で下車。十字街駅から徒歩5分ほど。※所要時間約30分から1時間
函館山から→ロープウェイの山麓駅から徒歩で約12分。
五稜郭から→函館市電の五稜郭公園前駅に乗り、十字街駅で下車。十字街駅から徒歩5分ほど。※所要時間約40分
名称:金森赤レンガ倉庫
住所:北海道函館市末広町14番12号
公式・関連サイトURL:https://hakodate-kanemori.com/
♦八幡坂
誰でも一度は何かで見たことのある風景ではないでしょうか?この有名な観光スポットはここ函館にあり、「八幡坂」といいます。函館には坂が多く、この八幡坂だけではなく様々な個性的な坂が他にもあるんですよ。十字街駅からロープウェイの山麓駅までの道は「南部坂」で、その3つ隣(北西側)が「八幡坂」です。坂道から望む風景は函館らしく、冬にはライトアップもされます。八幡坂を上って突き当りを左に曲がると「函館ハリストス正教会」や「カトリック元町教会」などの函館スポットが点在しているので、こちらも要チェックです!
☆八幡坂へのアクセス方法☆
函館市電「末広町駅」を降り、海を背にして目の前にあるのが「日和坂」。日和坂の一つ左(南東側)が「八幡坂」。
「十字街駅」からアクセスする場合、下車して西(海を右手)に進み、5つ目を左に曲がれば「八幡坂」。
名称:八幡坂
公式・関連サイトURL:https://www.hakobura.jp/db/db-view/cat224/
◎最後に
青森から函館までの主な移動手段は「新幹線」と「フェリー」の2つ。時間を重視するなら新幹線、値段を重視するならフェリーといった選び方ができます。車での移動の場合、青函トンネルは新幹線しか通っていないので、フェリーでの移動しかできません。津軽海峡を渡るにはその時の状況によって、最善の手段を選ぶのが良いでしょう。
▶青函フェリーをWEB予約するならお得なskyticket!
今回、私は函館へ向かうのに青函フェリーを利用しましたが、その魅力は値段の安さだけではありません。注目の新造船「はやぶさ」の充実した設備はもちろん、津軽海峡を海の上からのんびり眺めるのはとても贅沢な時間に感じられました。令和という新しい時代になった今、あえての船旅はいかがでしょうか?
後編では「津軽海峡フェリー」を利用して下北半島を巡って来たので、そちらもぜひ読んでくださいね!
▶津軽海峡フェリー旅の後編はこちらから
※記載内容は2019年5月現在の情報です。
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